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きびす返さず 友春の場合 第5話

友春が空手道場に通う事になった。

あのホームセンターでの事件以後、

離婚前の剛志が朱里に暴力を振るった経緯や優衣にセクハラ紛いの事をしていた事を聞くにつけ、、、

これは自分が強く成らなくては、このふたりを守って行けないと、決心したからである。

友春は決してマッチョではないが、
細身で筋肉質、空手で鍛えるにはいい体格をしていた

朱里や優衣も友春のパワーアップメニューを献立したり、一緒にトレーニングしたりと、楽しむ一面も持ち合わせていた


実はその裏で、朱里と優衣はお互いに相談しながら色々調べていた事がある

それは珠子のこと、、、

珠子のDV被害について、調べていたのである、、、あのハンドサインから

剛志が拘束されている間に会って、様々な情報を得ていた

まず、現在の生活は、剛志の暴力の支配下にある事

そして、その暴力は最初の肉体関係からであった事、(強姦に近い)

その後も脅されたり、暴力に怯えながらの逢瀬を繰り返していた事

メールの文面なども剛志が気を悪くすると何をされるか分からないから、同調せざるを得なかった事

その裏付けとして、他の友人に剛志から逃れる為の相談などをしていた過去のメールを確認した

また身体には至る所にアザや傷跡、根性焼きの跡など見せられた、、、

過去の怪我や傷跡の写真などもあった

朱里は思った、、、これは不倫なのか⁉️

あまりにもスマートに不倫に対する示談交渉が進んでしまい、珠子には本音を晒す余裕など無かったのだろう

朱里「じゃあ、あなたは剛志に対する愛情なんて、カケラも無いって事⁉️」

珠子「可笑しな話しだけど、そんなものは微塵も無いわ、、、今、私が何故ここでこんな話しをしてるのかすら、リアリティがないのよ、、、私は友春の妻だった、、、なのに💦💦💦(泣)」

そう、珠子は友春の妻だった、会社の懇親会の帰り、送り狼になった剛志に殴られ、捩じ伏せられて関係を持たされ、画像や動画を撮られ、それを使ってバラすぞと脅され続けた関係、有無を言わさない暴力の成せる技である

朱里「それは、、、気の毒としか、、」

珠子「そう、もう気の毒な女なのよ、、、」

優衣「ダメっ‼️おばさん、諦めちゃダメっ‼️、アイツから逃れるのよ‼️あんな奴、放って、逃げちゃいなよ‼️」

珠子「そうしたいけど、追いかけられて、捕まって、ボコボコにされるだけ、、、もう懲り懲りだわ💦💦💦」

優衣「大丈夫だよ、友春さん、今、空手習ってて、もう直ぐ有段者になるんだから、、、守ってくれるよぉ」

珠子「そんな事言ったって、私は友春さんのところへなんか行けないわ、あの人が許さない、、、そう言う人なのよ、、あの人は、、、正義の人だから、、、」

朱里「そ、そうでもないのよ、、、w」

珠子「ええっ⁉️、」

朱里「だって、わたしと恋愛しながら、この子と結婚して、子供も作った人ですよ、、、確かに良い人だけど、上辺の正義だけに左右される様な人じゃないわ」

珠子「そ、そうだったんだぁ、、、」

朱里「だから私達の方で一度相談してみようと思うの、、、あなたの事だって、このまま誤解されたままなのは嫌でしょ❓その事もしっかり話して、相談しますから、少し時間をくださいね」

珠子「あ、ありがとう、、、ご、ございます、、、そんな、そんな風に思ってもらって、、、ありがとう、、、ありがとう、、、💦💦💦(大号泣)」

そんな話しでその日は終わった

そして後日、朱里、優衣から友春へ話しをする

朱里から珠子と会って話した事の詳細を友春に伝え、これからの対応を話し合いたいと申し出た

友春「ふ〜ん、要は不倫した珠子を助けたいと、、、」

朱里「わたし、あの男と生活してたんだから分かるのよ、暴力の支配ってどんなものか、、、だって、あの人ほとんど暴力に押さえつけられて不倫してたのよ、、、それって体は不倫でも中身は全く違う、、、ただの強姦、、、わたしはあの人は被害者だと思うの、、、違う❓」

友春「確かになぁ、、、」

優衣「だから友春さんにあの人も一緒に守って欲しいの、、、私達と一緒に」

友春「ふむ、、、
それはじゃあ、珠子をここに住まわせるとか、、、そう言うことかい❓」

朱里「それもひとつのやり方だと思います、、、後は近くに部屋を借りるとか、、、」

優衣「わたしは取り敢えず此処にいさせてあげたいなぁ、、、だって可哀想じゃん、、、酷すぎるよ、今の今までが」

友春「確かに酷いなぁ、オレもそれに気づいてやれなかったからなぁ、、、責任は感じるよ、、、でも大丈夫かぁ❓
アイツはオレの元嫁だぞっ❓、、、」

優衣「それは大丈夫、、、それまでに準備しとくから、、、」

友春「準備ぃ⁉️」

友春は声を裏返らせていた

朱里と優衣は再び珠子に会って話しをする、、、

朱里「珠子さん、やっぱり友春さんは分かってくれたわ、、、今までの事、ぜーんぶ私から説明しておいたし、その上でオレも分かってやれなかった責任を感じてるって、、、言ったのよぉ」

珠子「ほ、本当なの⁉️、あの人が、、、友春さん、、、」

優衣「それでね、珠子さんにはウチに来てもらって守ろうと思うの、、、その為に色々準備をと思ってるんだけど、、、いいかなぁ❓言っちゃって」

珠子「準備ぃ❓」

朱里「ええ、準備です、、、
私達は親娘ですが、それぞれが友春さんと愛し合っています。
心も身体も、、、そこへあなたが入って来る、、、あなたはそれを見て見ぬフリをして過ごせますか❓、、、
それとも、やはり友春さんに愛されたいですか❓、、、」

珠子「そりゃ、私には友春さんに愛される資格なんてありませんから、、、」

優衣「そんな事なぁ〜い‼️
珠子さんは暴力に支配されてただけ、、、身体が反応しちゃうのは仕方ないのよ、、、人間だって動物何だから、、、」

珠子「ありがとう、嬉しい、そこまで擁護してもらって、、、💦」

優衣「それで、珠子さんが私達の仲間になるの、、、分かる❓」

珠子「仲間に❓」

朱里「そう、仲間、私と優衣には親娘だけど、女同士だけど肉体関係があります、、、だから友春さんの共有を許せるし、出来ているんです、、、」

珠子「わ、私もその仲間に、、、と言うことなのね、、、」

優衣「女同士って、、、無理かなぁ❓」

珠子「それは愛情というよりは仲間、、、なのね、、、共有する為の、、、うん、分かった、、、
やっでみるわ、、、」

そんな風に理解し合って3人の女が向かったラブホ🏩

優衣「じゃあみんなでシャワー🚿浴びよっかぁwww私が洗ったげるぅ」

珠子「わ、わたしは、、、傷跡があるから、、、恥ずかしいわ、、、」

朱里「珠子さんだけじゃないのよ、、、ほら、、、私にも、、、優衣にもある」

優衣「ほら、根性焼きの跡」

珠子「ホントね、優衣ちゃんまで、、、なんて事を、、、」

優衣「さぁ、シャワー行きましょ❣️
ほら、早くぅ」

珠子「うん💕」

3人で浴びるシャワー🚿

狭い浴室は3人も入るとごちゃごちゃだが、優衣が楽しく洗ってくれた

身体を拭きながらベッドへ向かう

優衣「捕まえたっ❣️」

珠子は優衣に後ろから抱きしめられた

朱里「まずは新入りさんから逝かせましょうか❓」

珠子「いゃ〜ん、何するのぉ〜⁉️」

優衣「大丈夫だよ、ゆっくり気持ちよ〜くなるんだからwww」

珠子をベッドに寝かせて朱里と優衣がゆっくり責めてゆく

あま〜い吐息と喘ぎが響き渡る部屋は薄暗い間接照明のみ

何度も何度も逝かされて、、、

珠子「今度は私がするわっ」

と、朱里に覆い被さってゆく珠子、
優衣もそれに反応してサポートする

朱里を何度か逝かせた後は優衣の番、

そうやって珠子は朱里と優衣親娘の仲間になっていったのである、、、剛志の暴力から逃れ、幸せになる為に、、、



・・・つづく・・・

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