背中 第2話 別れ
瑞稀「あなたっ、いい、いいっ、
ウグゥっーーーっ、ううっ、、、」
パンパンパンパンパンパンパン
大輔「ああっ、いくぅ」
ドク、ドク、ドク、ドク、ドク
ドサッ
大輔「瑞稀、良かったよ💕
おやすみ、、、💤」
瑞稀「ありがとう、おやすみなさい」
大輔は美波との不倫関係を隠しながら
結婚生活を送っている
しかし、女性というのはそう言った事には敏感で、直ぐにバレてしまう
大輔の不倫も、もう既に瑞稀に勘づかれている
それは匂いである、、、
大輔の首筋に残る香水の残香、、、
そして洗濯の時に見つけた、
パンツの裏側に付着していた
カウパー氏腺液の痕跡
しかし、瑞稀は健気にも大輔が不倫から目覚めて心が家庭に戻って来る事を祈り
待っていた
そんな中、全く目覚めない大輔は美波との不倫関係を続ける中で非常事態に陥る
なんと、美波が妊娠したのである
美波「大輔さん、わたし、赤ちゃんが
出来たの、、、」
大輔「なんだって‼️、そ、そんな‼️
ピル飲んでるって言ってたじゃないか⁉️、、、妊娠なんて、、、
そんなわけ無いだろう⁉️」
美波「ピルも飲み忘れる事があるから
そう言う事もあるのよ」
大輔「飲み忘れって、、、そんな、、」
美波は大輔の胸に頬を寄せ
美波「ねぇ、産んでも良いでしょ、、
わたし産みたい、あなたの子供だから
産みたいの、、、」
大輔「だって、オレにはもう家庭があるんだよ、、、そんなこと、、、」
美波「今の奥さんと別れて、わたしと再婚して‼️、お願い‼️」
大輔「ふむ😕、、、そんな簡単に言うけど、離婚するならこの不倫の事は明らかにしなけりゃならんだろうし、そしたら慰謝料もかかる、養育費だっているんだ、そんな金、どこにあるんだよ」
美波「わたしが持ってるは‼️
わたし今までその為に貯金して準備して来たの、、、1000万くらいなら直ぐに出せるは」
大輔「って事は、全て計画的確信犯って言う事なのかい⁉️」
美波「だって、わたし、大輔さんの事が大好きなんだもん❤️、好きで好きでもうどうしようもなくて、、、💦💦💦」
大輔「分かった分かった、分かったから、泣くなよ、なぁ、
ちょっと落ち着いて、、、なっ」
大輔は美波にしてやられたのである
出会って、不倫関係になって、妊娠する
そして離婚させて、再婚まで、、、
美波は確信を持って計画を実行して来たのである。
そして大輔は腹を決める
何と離婚、再婚を選択したのである
その日家に帰った大輔は瑞稀に話しかける、、、ちょっと話がある、、、と
食後にリビングで面と向かって話を始める大輔
大輔「瑞稀、すまん、本当にすまん
離婚してくれ‼️、、、
オレ、浮気してしまってな、子供が出来ちまったんだ、、、慰謝料も養育費も出すから、、、ごめん、、、何とか離婚を受け入れてくれないか❓」
瑞稀「はぁ⁉️どう言うこと‼️
確かに暫く前から怪しい事が沢山あったから、どうにかなってるんだろうとは思ってたけど、、、もう最悪‼️、、、不倫して子供作って、、、今の家族を捨てようって言うの⁉️わたしと、あの子はどうなるのよ‼️」
大輔「だから、だから、、、すまん
もう、謝るしかないんだ、、、」
瑞稀「相手は誰よ‼️ここに連れて来なさいよ‼️その女はどうして謝罪に来ないのよ、、、他人の家庭壊しておいて、高みの見物ですか⁉️調子良すぎなのよ‼️
どうなってるのよ‼️」
大輔「分かった、分かったから、、、
今度、連れて来て謝らせるから、ちゃんとするからさ、、、なぁ、頼む🙏、許してくれーーーっ🙇♀️」
後日、和食屋の個室で美波からも謝罪をさせた
お互いにボロボロになった
特に瑞稀の憔悴は著しかった
そして、慰謝料300万✖️2、養育費400万で話をつけた
そして瑞稀は子供を連れて実家へ帰って行った
義両親からは酷く言われたが、言い訳もしようがない、、、謝り倒した
そして、それぞれの生活が始まる
大輔は家を出た
美波のところへ転がり込んだのである
瑞稀は実家で子育てをしている
一見、収まるところへ収まった
ように見えたのだが、、、
…つづく…
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