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プログラミングガイド「ビルド設定リファレンス」(Y部)

Build settings reference」の私家版和訳です。

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1. その他のYaccフラグ (YACCFLAGS)

yaccに渡す追加フラグのスペース区切りリスト。スペースを含む可能性のあるパス名など、スペースや特殊文字を含む引数は必ずバックスラッシュでエスケープしてください。XcodeがyaccフラグのUIを提供していない場合は、この設定を使用します。

2. 生成されたファイルステム (YACC_GENERATED_FILE_STEM)

yaccで生成されたファイルに使用するファイルステム。ファイル名はこの設定の値に基づいて「<stem>.tab.c」と「<stem>.tab.h」と名付けられます。標準(y)オプションは、同じターゲット内の全てのyaccソースファイルが同じ出力ファイルを生成するようにし、複数のyaccソースファイルを含むターゲットには推奨されません。

3. デバグディレクティブを生成する (YACC_GENERATE_DEBUGGING_DIRECTIVES)

このオプションを有効にすると、yaccが生成するプリプロセッサのディレクティブが変更され、デバグ文がコンパイルされたコードに組み込まれるようになります。

4. #lineディレクティブを挿入する (YACC_INSERT_LINE_DIRECTIVES)

このオプションを有効にすると、yaccは生成されたコードに#lineディレクティブを挿入します。この#lineディレクティブにより、Cコンパイラは生成されたコードのエラーをユーザーのオリジナルコードに関連付けることができます。このオプションを無効にすると、ソースファイルでユーザーが指定した#lineディレクティブはそのまま保持されます。

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