『自分の小さな「箱」から脱出する方法』レビュー
お金持ち脳インストール講座の講師の拝藤チサトさんに勧められたので読んでみました。
【あらすじ】
仕事が上手くいかんのは上司の能力の低さのせい、気が利かへんバカな同僚部下のせい、、など、
それって全て、
相手がこうして欲しいやろうなぁ、と思うことをしない(=自分への裏切り)、これが全ての始まり。
みたいに、人は、「相手のために〇〇をしなかった自分は正しい」ということを証明する言い訳をひたすら探す(=箱に入る)。
そうなると相手が自分のために何かをしてくれたらがっかりし、自分にとって嫌なことをすると、ほらね!と期待した通りになったことを喜ぶ。
まるで期待外れのことをするのを期待してる状態。
箱の外に出るには、自分への裏切りをやめること。それはつまり、相手も人間なんやなって思うこと。
【感想】
1回目はしっくりこなくて本を閉じた
初め読んだときは、箱に入ったら人がどうなるかはわかった、でもそんな簡単に箱から出られるか!くらいに思って、私には響かへんかったなぁと思ってました。
結局、箱からの出方がわからんやん、みたいな。
自分も箱から出られた
その後、毎日離婚を考えていた夫と、特に劇的な何かがあったわけではなく、
またこの人と笑っていこうと思えた事を浮かべながら、この本を読み返しました。
この本に書いてあるように、箱に入ってしまったら、相手を変えようとすることは勿論、自分で何かをしようとしてもダメ。
箱からの出方
相手のために何かをしてあげようという気持ちに、自然になるときが箱から出られる時。
文章だけ読んでも私はわからへんけど
私はあいにく、本を読んで、箱から出る方法がわかった訳じゃない。
ただ、夫とまたやって行こうと思えたのは、
夫は今まで私に嫌がらせをしてきてたわけじゃなく、ただただ気が利かへんかったんや。
壊滅的に気遣い力がなかっただけなんや(悪口ちゃうねん、ほんまやねん)。
むしろずっと優しくしてくれてたよな。
私が求めてた方向とベクトルが違う優しさやっただけやな。
その優しさの方向を変えて欲しいと伝えへんかった私も悪かったんやな、
と急に気づいたこと。
これに気づいたら、確かに、夫が何かをしてないときに、ほら!また!もぉぉぉ〜と怒りが湧かへんくなった。
この本を読んで、あなたの心の変化はこういうことやったんやで、と解説された感じ。
人をモノとして見てたわけじゃない。
でも、人として見てなかったんかもしれへん。
ということに気づけた一冊でした。
あー、短くまとめるって難しい!
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