SFジャイアンツ

 MLBは今年60試合ぐらいしかなかったのであんまり見てなかったが、ジャイアンツはなんか割といいとこまで行ってたらしいので来年の楽しみなところを色々書いていく。

 来年以降に向けての一番明るいニュースはやはりジョーイ・バートの台頭に尽きる。長年正捕手と球団の顔を務めたバスター・ポージーに代わる次世代のスターとして期待されるバートだが、メジャー一年目の今年は攻守に課題を残した。総合力という面では控えのチャドウィック・トロンプにもまだ劣るが、今後の期待は球団・ファン共にバートにかけているはず。

 マイク・ヤストレムスキーの奮闘もそこそこの希望ではある。今年は.297 10本というスタッツを残し、OPS.968はメジャー二年目ながらキャリアハイの数字。長年課題だった打線の核が見つかったことは喜ばしい。ただ、来季30歳を迎えるヤストレムスキーが今後どこまでこの打撃力を維持できるかは不透明なので、チームを立て直す中でおそらくトレードの駒になるだろう。

 投手に目を向けると、ローガン・ウェブ、タイラー・アンダーソンなどのプロスペクトが何試合か投げている。ただ圧倒的な数字が見られる訳ではないので、今後は1Aやルーキーリーグの投手たちに期待がかかる。というかジャイアンツの上位プロスペクトの殆どは十歳代なので、彼らがMLBで主力になるのも早くて6〜7年後ぐらいだと思われる。トレードでもっと取れたらいいね。

 今のチーム事情を加味すると、これから数年、ジャイアンツは忍耐の年になると思われる。だが、多分MLBも全体的にコロナやらなんやらで忍耐の年が続くのだろう。双方の雪解けの後、咲いた草花の上にはジャイアンツ王朝が再び築かれているはずである。

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 最近岡くんからLINEが来たので嬉しい。

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