ニンジャスレイヤーTRPG：第2版自作アイテム群
はじめに
この記事は「ニンジャスレイヤーTRPG」第2版プラグイン環境用の自作アイテム群である。
NMは本ページのデータを自由にセッションへ導入することが出来るが、PLが本ページのデータを用いたPCをセッションに持ち込む際は、専用効果を使用してよいかＮMに確認を取ること。
注意：
本記事は他のFMプラグインとの組み合わせを一切考慮していない。
FMクロステストはそれぞれの製作者の想像を絶する事態を引き起こし、最悪の場合はバース爆発などの危険性を秘めている。
そのため、NM管理の下よく注意して取り扱うように。
武器
ショック・サスマタ 【万札:15】
暴徒鎮圧などに用いられる長柄武器。
電圧を上げれば、たとえ屈強なスモトリだろうと一撃で身動きを封じられる。
種別とスロット占有数：長柄近接テック武器、2スロット
所持ペナルティ：側転ダイス-1
装備時ペナルティ：側転難易度+1
ダメージや基本攻撃難易度：2ダメージ（1＋電磁1）、HARD、リーチ+1
装備時の獲得スタイル：
『●戦闘スタイル：拘束攻撃』：連続攻撃上限1。『拘束攻撃』となる（『脱出判定：HARD』）。
テック武器：テック武器は「エンハンス」系効果の対象とならない。
ジェットハルバード 【万札:25】
ロケット推進装置で速度と威力を増す長物武器。
種別とスロット占有数：長柄近接テック武器、2スロット
所持ペナルティ：側転ダイス-1
装備時ペナルティ：側転難易度+1
ダメージや基本攻撃難易度：2ダメージ（1＋無属性ダメージ1）、HARD、リーチ+1、ジェット噴射
『ジェット噴射』：手番「開始フェイズ」の開始時に使用を宣言できる。
直ちに『不覚状態』となり、この手番の移動フェイズ中は『通常移動』のみ可能となるが、『轢殺攻撃1』を得る。
さらに、ジェットハルバードによる『近接攻撃』は『痛打+1』をもたらす。
【ニューロン】7以上の場合、『不覚状態』は『崩れ状態』に軽減される。
シナリオ中1回限りの使用（リチャージ1）。
装備時の獲得スタイル：
『●戦闘スタイル：回転斬撃』：連続攻撃上限1。『痛打』『サツバツ！』発生なし。この特殊な単発の近接攻撃は【ワザマエ：HARD】で判定し、成功すると、隣接している敵全員に2ダメージ（1+無属性ダメージ1）を与える。この攻撃はカウンター不可。
テック武器：テック武器は「エンハンス」系効果の対象とならない。
ショットガン×2 【万札:20】
ショットガンを二丁拳銃めいて両手に構えてぶっ放す。
火力は凄まじいが、その荒業には並々ならぬカラテが必要となる。
種別とスロット占有数：銃器、小銃、散弾、1スロット+1スロット
カスタムスロット：3スロット
所持ペナルティ：連続側転ダイス-1
装備時ペナルティ：脚力-1、側転難易度+2
前提：カラテ8以上
ダメージや基本難易度：2ダメージ、HARD、連射2、マルチ可、時間差可、●ダブルターゲット、●ショットガン接射
『●射撃スタイル：ショットガン接射』：隣接している敵1体をターゲットに難易度+2で射撃できる。【6,6】成功時、敵に2マスの『弾き飛ばし』を与える。【6,6,6】成功時は『痛打+1』『回避：HARD』となり、敵に4マスの『弾き飛ばし』を与える
『●射撃スタイル：ダブルターゲット』：この射撃は最大2体までの敵をターゲットに選べる。
マキビシ【万札:10】
無数の金属製小型三角錐。
踏めば足の裏を切り裂かれ、まともに立つ事すらかなわなくなる非人道兵器。
種別とスロット占有数：マキビシ、1スロット
この装備は武器の切り替え宣言が必要なく、現在装備している武器に関係なく使用できる。
手番「移動フェイズ」終了時に瞬時行動として使用する。
使用者が「移動フェイズ」に通過したマス1個を中心とした3x3マスにマキビシ・トラップを設置する。
『通常移動』か『連続側転』でマキビシ・トラップマスを通過したキャラ(敵味方問わず)は、通過したマキビシ・トラップマス1個につき【体力】と【脚力】に対して1ダメージを受ける(『回避：HARD』)。
このダメージが発生した場合、そのマスからマキビシ・トラップを取り除く。
戦闘中1回限り。
巻き上げ機構付きフックロープ【万札:20】
ロープの先に鉤爪(フック)を備えたニンジャギア。
物や敵に巻き付けて引き寄せ、あるいは移動の助けとする。
種別とスロット占有数：フックロープ、1スロット
この装備は武器の切り替え宣言が必要なく、現在装備している武器に関係なく使用できる。
「移動フェイズ」か「手番攻撃フェイズ」の「その他の行動」を消費して使用する。
視線の通った10マス以内のオブジェクトかキャラ1体をターゲットとし(隣接不可)、【ワザマエ】NORMAL判定でフックロープを投擲する(『回避：NORMAL』)。
回避されなかった場合、ターゲットがオブジェクトなら、このキャラを可能な限り1直線に最短距離でターゲットの隣接マスに移動させる。
ターゲットがキャラなら、上記に加えてターゲットを可能な限り1直線に最短距離でこのキャラの隣接マスに移動させてもよい。
また、ターゲットが敵ならば、次の手番開始時まで崩れ状態にしてもよい。
2ターン連続使用不可。リチャージ1。
カスタムパーツ・弾薬
ナックルダスター【万札:10】
手に装着し、握り込んで殴打することでその威力を上げる金属武器。
種別とスロット占有数：カスタム、1スロット
対象武器：素手
この手番中の素手による『近接攻撃』は「●戦闘スタイル：ナックルダスター打撃」を得る。
『●戦闘スタイル：ナックルダスター打撃』：
出目【6】を1個以上含んで成功した『近接攻撃』のダメージがすべて『痛打+1』となる。
ワザ/ヒサツ・ワザへの派生不可。
セスタスガン【万札:20】
オムラ・インダストリ社の試作武器。
文字通りセスタスめいて腕や拳に装着し、殴打とともに手首付近の銃口から密着射撃を叩き込んで敵を破砕する。
ただし、殴り方を誤れば自身の腕も吹き飛びかねない危険な武器。
種別とスロット占有数：カスタム、2スロット
対象武器：素手
この手番中の素手による『近接攻撃』は「●戦闘スタイル：セスタスガン射撃」を得る。
「●戦闘スタイル：セスタスガン射撃」：
この手番中の素手による『近接攻撃』は『基本ダメージ2』となる。
ただし、判定時の出目【1】が成功数以上だった場合、攻撃が命中したかどうかに関わらず、自身に『ダメージ軽減』を無視する『サツバツ！』出目5の『腕部破壊』を与える(『回避：NORMAL』)。
ワザ/ヒサツ・ワザへの派生不可。
2ターン連続使用不可。リチャージ1。
プレイ例：ファイアイーター(『●連続攻撃2』、近接攻撃ダイス7個)はスモトリヤクザ(【体力】4)に向けて徒歩で接近し、「●戦闘スタイル：セスタスガン射撃」で攻撃した。
判定の出目は「4,4,2,1」と「6,3.1」。
どちらも難易度はNORMALなので成功！ 2ダメージ×2回の合計4ダメージ！
「イヤーッ！」カブーン！「アバーッ！」 ナムアミダブツ！ スモトリヤクザ顔面破砕死！
しかし、後半の攻撃は成功数1、出目【1】1個のため、ファイアイーターは『回避：NORMAL』に成功しなければ『サツバツ！』出目5の『腕部破壊』を受けてしまう！
もし、『移動フェイズ』に連続側転を行って攻撃難易度+1になっていた場合、前半の攻撃は成功数0、出目【1】1個。
つまり、攻撃自体が失敗していた上に自身への『腕部破壊』がもう1回発生していただろう……
レーザークナイ【万札:10】
刀身が赤熱または有色発光し、レーザーブラスターめいた特徴的な軌跡を残す投擲武器。
原作では、AoM期、カタナ・オブ・リバプール社のネオンクナイ(ネオンプラズマクナイ)のジェネリック品として登場した。
AoSで登場させる場合は、オナタカミの試作兵器などにするといいだろう。
種別とスロット占有数：弾薬、1スロット、リチャージ2
対象武器：スリケン
『射撃スタイル』使用不可。
成功した全『射撃判定』に『無属性ダメージボーナス+1』をもたらす。
2ターン連続使用不可。
ハッキングプログラム入りフロッピー：○○【万札:10～】
腕利きのコードロジストが作成した、電子ウイルスやハッキングプログラムが封入されたフロッピーディスク。
○○には具体的なハッキングスキル名が入る。
種別とスロット占有数：電子弾薬、1スロット
対象銃器：なし（ハッキング判定時に使用する）
その他の行動を消費して使用することで、直ちに○○(ハッキングスキル名)を発動する（使い捨て）。
コストや判定は通常通りだが、使用者がそのスキルの習得前提を満たしていない場合、コストとして【精神力】1を追加で支払い、発動難易度は+1される。
使わなかった場合はシナリオ終了時にダイダロスなどに買い取らせよう。
防具・レリック
胴体防具
折りたたみ式カイト【万札:20】
折りたたみ式の強化カーボンフレームと黒い布で構成されており、背負って紐を引くと大型の背負い式凧(カイト)が展開される。
緊急事態に備えてビル屋上などに設置されていることもある。
他のいかなる効果とも累積しない『●移動：飛行移動(6マス)』の移動スタイルを得る。
このスタイルを使用した場合、『●全力移動』時の移動可能マス数が+3される。
レリック
シコミ【万札:10】
カタナを収める杖や袖の中からナイフや拳銃を飛び出させるギミックなど。 殺人武器をそれとわからぬよう隠蔽して携行可能にする。
シナリオ開始時、装備している武器の中から1つを選択して『サイバネ暗器』の効果を獲得する。
最後に
このプラグインは非営利かつ悪意のない使い方であるなら、自由に転載/改変をしても構わない。
また、予告なくデータ改訂などを行う可能性があることをご容赦いただきたいものである。
更新履歴
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