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プログラミング教育って本当に必要?

本当に小学校に英語教育やプログラミング教育が必要なのか?
と聞くと、賛否両論いろいろな意見が出ると思います。

確かにただでさえ忙しい先生方にさらに英語とプログラミングが追加になるので、本当に必要ならまだしも半信半疑で教育するのでは先生方も子供達も辛い。

一応私は目的さえ間違えなければ賛成論者なのですが、どういうことかというと以前に書きましたが、英語教育が「会話ができるようになる」という目的なら、今頃私も英語ペラペラになっている(?)のかもしれませんが、現実は・・・。
これと同じようにプログラミングも、「プログラムが作れるように」という目的にしちゃうと、将来ほとんど役に立たないと思います。
実際のプログラミングを職業にするならまだしも、そんな人はごく一部だし、使うときに勉強すればいいだけです。

さらに英語は将来も基本的には同じ言語であり続けますが、プログラミング言語はどんどん新しいものが生み出され、また廃れていきます。
ですのでプログラミング言語教育は、まったく本質ではないと思います。

①プログラミング教育を通じて、目的→探索→方法(知識)のプロセスを経験し、効率化と強調性の重要性に気付く

②問題発見&解決プロセスが同じプロセスであることを学ぶ(小学校では難しいと思います)

③大人になって社会にでたら、基本的にいろいろな社会活動が同じプロセスであるので、慣れたプロセスに従って、何度も何度も反復して問題解決にあたる

④企業内では組織を動かす行動を反復実践する

という経路をたどる最初の一歩になれば、プログラミング教育は大成功なのではないでしょうか?

インターネットがこれだけ普及している時代に記憶力を試すテストは不要だし、これからの時代で問われるのは探求力、すなわち問題解決力だと思います。
例えば今年の大学受験で、マークシートではなく記述式の回答をするかしないかで採点の問題があって結構問題になってましたが、記述式の方が個人の創意工夫が現れるので、上記①の探求のプロセスでどの程度鍛えられているかが問われるようになると思いますし、そういう方向に進んで欲しいと思います。

(次回に続く)

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