父方の祖父、母方の祖母

「母方の祖父」、「父方の祖母」
このような言い方は日常生活では堅く、会話の中では単に「おじいちゃん」、「おばあちゃん」と父と母のどちら側の祖父母かを特定せずに言っているだろう。
一緒くたに呼んでいるせいで、おじいちゃんの話を二回された場合、それが同一人物なのか別の人物なのかわからないまま話が進んでしまう。

俺が高校生のころ、よく一緒に電車通学していた友達と祖父母の話をするときに使っていた祖父母の呼称なのだが、画期的なものがある。
「メジャーのじいちゃん」「メジャーのばあちゃん」
「マイナーのじいちゃん」「マイナーのばあちゃん」

これを初めて話す友達に使うと「どういうこと??」って言われるが、どういう分け方なのかはなんとなくわかると思う。
メジャーのじいちゃんばあちゃんは家族に大きく影響を及ぼす方の祖父母。住んでいる場所も近い傾向にある。
マイナーなじいちゃんばあちゃんは住んでいるところが実家から比較的距離が遠く、家族への影響や会う頻度が少ない傾向にある。

たいてい、日本の家庭では女性が男性の家庭に嫁ぐという考えがあるので、メジャーが父方、マイナーが母方ということなりやすい。

もちろん、母方の祖父母の方が家が近く家族への影響度が高い場合、母方の祖父母をメジャーとしても構わない。

俺のじいちゃんばあちゃん事情に関して少し話すと、物心ついたころからマイナーなじいちゃんは亡くなっており数年前メジャーなばあちゃんが亡くなたため、現在存命なのは2/4、メジャーなじいちゃんとマイナーなばあちゃんの二人体制となった。
かなり高齢のためいつまで生きているかわからない。
できるうちに孝行をしたいものだ。

祖父母を特定しながら話すとき、その祖父母との距離感、会う頻度が自然とイメージされるため、かなり便利なのでみんなもぜひ使ってほしい。



使用例
使用例


マイナーな以上仕方ない



高校のころ一緒に通学していた友達

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