【遊戯王MD】今から始めるマスターデュエルseason3【天威相剣】
前置き
マスターデュエルもサービスインから2周年を迎えました。膨大なカードプールが増えたりなんだりで新規には敷居が高いゲームになりつつあったんですが、ここにきて復帰勢や新規向けのテコ入れが入りました。
その関係で初心者が最初に握るべきデッキにも変化があり、今までのストラク3つ構築より圧倒的に強いテーマが手に入るようになりました。
復帰・新規向けキャンペーン
次の手順でコード入力することで、今回紹介するストラクがもらえます。
入力するコードはこちら。
1d560b5e
ご友人がいる方はそちらの招待を受けた方がいいです。
ゲームを始めてからやること
チュートリアルと最初のデッキ選択
ゲームをインストールしてチュートリアルを進めると、3つの初期デッキを選択できます。これらのデッキは単体では話にならないような紙束…なのですが、今回の相剣ストラクが実装されたことで話が変わりました。
新規は迷わず【シンクロ・オブ・ユニティ】を選んで下さい。他のデッキも進めれば手に入るので心配する必要はないです。
シンクロオブユニティにはカード資産が少ない序盤で助かるカードや、相剣ストラクで使えるシンクロモンスター《ギガンテック・ファイター》が手に入る為、パワーの底上げになります。
また、上記とは別に【始まりのデッキ】も入手しているため、こいつからもパーツ取りをします。
ソロモードを進める
ソロモードの攻略を進めることで、以下の資産を手に入れることができます。
特設パックを購入する
この時点でジェムがチュートリアルの分と合わせて3400あるはずです。
このジェムでパックを剥くのも良いですが、もっとお得にパックを集めるためにショップの特設に進み、お得に資産を集めていきます。
ここからは将来組みたいテーマがある場合はそれに関わるカードを残すなど、少ない資産のやりくりが必要になります。
具体的にどんなカードを残した方が良いかはさまざまな強い人たちのリストでも探してもらった方が正確な情報となりますので、ここでの紹介は割愛します。
一応「残した方が良いカード」の基準をリストアップしておきます。
さて、特設パックはさまざまな種類のものがありますが序盤で引くものは決まっています。
執筆時点で優先的に購入する必要があるものは以下になります。
これらの4枚のカードと40パック分の資産がこれで手に入りました。
デッキを作る
準備編
デッキを作り始めます。まずはメニュー画面からdeckを選択し、デッキ一覧画面を開きます。
そしたら
プラスマーク、ストラクチャーデッキからコピー、ソード・オブ・ソウルの順に選び、画面の指示に従ってデッキをコピーします。
そうするとデッキ一覧画面に【ソード・オブ・ソウル】が追加されるため、これの編集を行います。
編集画面を開くと、左側に現在のデッキの中身、右側にデッキ外のカードのリストが表示されます。
赤丸のアイコンをタップする事で未所持のカードも検索できるようになるため、その左の「テキスト検索」と書かれた欄に任意のカード名を入れて検索し、デッキにカードを移していきます。
不要なカードを減らす
遊戯王におけるメインデッキは40枚以上、60枚以下の制限があります。
このままではカードを追加した際に溢れて邪魔になるため、まずは以下の通りになるように枚数を減らします。
デッキ外にカードを動かす場合は、そのカードをデッキ外にフリックする事で削除できます。
カードを加える
先ほどの検索窓に以下のカード名を入力し、必要なカードを追加してください。
これらを加える事で、デッキの雛形が完成しますが、まだ使用することはできません。画面内で暗転しているカードは未所持のもののため、これらを作らなければいけませんが、素材が足りません。
素材は不要な3枚のカードから同レアリティの1枚を作れる形式となっているため、不要なカードを解体する必要があります。
必要なコストは
N 150 R 300 SR 90 UR 30
カード換算で
N 15枚 R30枚 SR 9枚 UR 3枚
を解体しなければなりません。
カードを解体する
カードの解体を行います。
解体できるカードはパックを剥いた時に手に入るカードに限定されており、ストラクに入っているものや配布されたカード、レガシーパックやデュエル報酬で貰えるカードを割ることはできません。
今回は特設で手に入れた40パック分の資産があるため、これらを解体する事になります。
画像の通りにアイコンを選択していくと解体画面に進む事ができます。
デッキを作るのと同じ要領で不要なカードを右の移していきます。
全ての不要なカードを選び終えたら分解→分解を押し、CPに変換します。
この時点でパックの引き運が足りなかった場合、CPが足りなくなっているかもしれません。
その場合は足りない枠を適当なカードで埋め、改めて資産を増やしてから作って補っていきましょう。
カードを作る
カードの分解が終わったらデッキ編集画面に戻り、以下の画像の順で操作を行います。
これでデッキが完成しました。
デッキ解説“ストラク天威相剣”
デッキレシピ
基本思考
相剣はモンスター+トークンでシンクロ召喚を行い、大型のシンクロモンスターを使って場を制圧するのが得意なデッキです。
但し展開には幻竜族が必須となっており、それぞれ以下の条件下で展開を行う事ができます。
この中で先行の1枚初動となり得るのは莫耶と龍淵で、泰阿は墓地に存在しない場合にトークンを生成できない為単体で初動にすることはできません。
ただしこちらは天威龍を噛ませることで初動となる他、2手目以降の行動を確保できる為デッキに必要なカードとなります。
基本展開1
《相剣師-莫邪》+幻竜族か相剣カード
赤霄の効果でモンスター効果無効
バロネスの効果でなんでも無効
基本展開2 召喚権不要
《天威龍-アシュナ》+天威モンスター
赤霄の効果でモンスター効果無効
承影の効果で除外トリガーに相手の場と墓地を1枚ずつ除外
召喚権残し
基本展開3
《相剣師-泰阿》+天威モンスター(例:ヴィシュダ)
赤霄の効果でモンスター効果無効
承影の効果で除外トリガーに相手の場と墓地を1枚ずつ除外
基本展開4
相剣モンスター3種
赤霄の効果でモンスター効果無効
バロネスの効果でなんでも無効
任意のLv7、8、9シンクロ
カードの使い方
展開に使っているカードは割愛。
モンスター
PSYフレーム・γ
灰流うらら
エフェクト・ヴェーラー
妖眼の相剣師
手札誘発。このデッキは環境でよく使われる《灰流うらら》、《ドロール&ロックバード》が非常にキツイため真っ先に止める必要があります。
のちのちカード資産が増えた場合は《墓穴の指名者》や《抹殺の指名者》で止めるのも可能ですが、序盤のうちは《PSYフレーム・γ》を当てるくらいしか方法がありません。
《PSYフレーム・γ》は場にモンスターが居ない場合のみ使用できる手札誘発のため、《龍相剣現》や《白の聖女エクレシア》に使われた誘発を弾くのが仕事になります。自分の番で弾いた場合はLv8シンクロに繋げることができます。
白の聖女エクレシア
自身をリリースする事で莫耶を特殊召喚します。
自身も後攻の場合は特殊召喚できるため、相手の妨害を貫通するために初動となります。
例えばエクレシアで莫耶を特殊召喚狙い、灰流うららとなっても手札の莫耶をそのあと召喚する事で灰流うららをかわす事ができます。
魔法
サンダーボルト
死者蘇生
三戦の才
天幻の龍輪
展開補助や後攻の捲りを行います。
相手が妨害を構えている場合はこれで1妨害を吐かせる事ができるため、貫通しやすくなります。
罠
リビングデッドの呼び声
墓地の泰阿や莫耶を起こしてシンクロ召喚に繋げることができます。
無限泡影
自分の場にカードが無ければ手札から使える罠。対象1体を効果無効にできますが、これは自身の番でも使えるため相手の展開の終わりの1体を停止させるための札になります。
相剣暗転
自分の場の幻竜族1体と相手の場のカード2枚を破壊します。
天威龍を墓地に落とすために出した《天威の拳僧》をコストにすると無駄が無いです。
エクストラ
ギガンテック・ファイター
相手に増殖するGを撃たれた、召喚できてバトルフェイズに入れた、相手の場に3000程度の攻撃力のモンスターが居る、効果を無効にされない。
以上の条件を満たした場合、このモンスターで自爆特攻を繰り返す事で相手のデッキを枯渇させる事で勝利できます。
フルール・ド・バロネス
龍淵からのシンクロ先。1度だけなんでも効果無効を使う事ができる他、スタンバイフェイズにEXデッキに戻す事で自身のレベル以下の墓地のモンスターを特殊召喚できます。
これで莫耶や泰阿を起こす事で後続として使えます。
相剣大公-承影
フルール・ド・バロネスと共にこのデッキのエース。
相剣暗転の効果にすることで墓地の除外を行い、自身の効果で墓地と場に1除外ずつ入れる事ができるため実質4除去を行う事ができます。
高火力のフィニッシャーを務めることもあります。
天威の龍仙女
天威の鬼神
相剣側が壊滅した場合などの補助戦力です。これらが場に出るのは、暇な時、壊滅した時、大事故が起きた時のいずれかです。
カスタム案と作るべき汎用札
天威の展開を使った場合、以降の展開に幻竜族縛りが付与されるため任意での妨害が難しい《相剣大公-承影》よりも《相剣大邪-七星龍淵》を出した方が強い展開になります。
またサイフレーム経由での展開を考慮した場合でも《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》を経由する事で七星龍淵のドロー効果に繋げたり、バロネスを先に建てておくなどの芸当もできるようになります。
《相剣大師-赤霄》の2枚目を用意しておくと立て直しも簡単になっておすすめです。
その他当たり前ですが、手札誘発を厚くしたり、場の状態に左右されずに誘発ケアができる《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》などの汎用札を導入することも検討した方がいいです。
以下に候補のカードをリストアップ。
この辺があれば困ることは少ないと思います。
《相剣大邪-七星龍淵》は招待を受けている場合、bronze4まで昇格することで自動的に貰えるようになっているため作る必要はありません。
当面の目標
先述の通りで《相剣大邪-七星龍淵》は招待を受けていれば入手可能です。それと同様に《深淵の相剣龍》も入手可能です。
その他、以下のカードを用意する事で当面のデッキの強化を行う事ができます。
入手手段は以下の通り。
作成 R90 SR30
《天威無双の拳》
《青眼の究極竜》
《白闘気白鯨》
《竜絶蘭》
ランク戦を10回経験する
《デコード・トーカー》
《ラスタライガー》
カスタムレシピ
最初の頃のSR・UR資産は汎用札に回したい為、配布以外のカードをできるだけ使わずに、できるだけ打点を伸ばす方向でカスタムを行いました。
妨害や貫通力自体は天威相剣自体の出力でも十分戦える能力はある為、ストラクや初期デッキだけでは足りない打点を伸ばすことで後攻で攻めきる為の調整となります。
追加カードの使い方
《深淵の相剣龍》
直接展開に絡むことはないですが、手札・墓地にこのカードがある時、カードの除外に反応して特殊召喚することができます。
簡単に出せる3000打点として使える他、手札に龍淵と共に持つことで盤面を固めることができる。
《天威無双の拳》
①自分の場に幻竜族が居る場合、相手の発動した効果1つを無効にする効果
②このカードが相手の効果で破壊された時にEXデッキの通常モンスターを特殊召喚する効果
上記2つの使い道があります。前者は莫耶の効果を無効にされた場合など、展開を失敗した際の保険となります。後者はこのデッキではEXデッキから《青眼の究極竜》を特殊召喚する事ができる他、《天威の龍鬼神》を特殊召喚することで返しにリンク4《ラスタライガー》に繋ぐこともできます。
《相剣大邪-七星龍淵》
《相剣大公-承影》よりもアドバンテージを稼ぐ能力に長けています。このカードが場にいる間に他のモンスターがシンクロ召喚されると1ドローでき、相手の特殊召喚で1回、魔法罠の使用で1回、それぞれ1200ダメージとそのカードの除外を行う事ができます。
効果を無効にすることはできない為、モンスターの除外は「召喚する時に発動する効果を持たず、起動する効果を持つモンスター」を狙い、魔法罠の除去は「永続魔法罠」「装備魔法」「フィールド魔法」を相手が使用した時に使う事になります。
これらのテクニックは今後のプレイングでも重要になるため、覚えておきましょう。
《白闘気白鯨》
莫耶で出す事ができるフィニッシャーです。効果さえ通ればゲームエンドまで持っていくことも可能です。
①シンクロ召喚された時に相手の場の攻撃表示モンスターを全て破壊する効果
②守備表示モンスターを攻撃した時余剰分の攻撃力分のダメージを与える効果
③相手に破壊された場合に墓地の水属性モンスターを除外し、自身をチューナー扱いで蘇生する効果
③の効果を活かすためには《増殖するG》などLv2のモンスターが必要で、これとシンクロ召喚する事で《フルール・ド・バロネス》などLv10シンクロに繋げる事が可能です。
《竜絶蘭》
このデッキではリンク召喚に成功した時、墓地の幻竜族×300のLPを回復する事ができます。勝ちに直結する効果ではないですが、先述の《ギガンテック・ファイター》による《増殖するG》へのカウンターで削れる枚数を増やす事ができるため、間接的に勝ち筋を増やす事ができる為採用となります。
《デコード・トーカー》
自分フィールドを対象にしたカードの効果を、リンク先の自分のモンスターをリリースする事で無効にすることができ、もう一つの効果としてリンク先のモンスター×500で打点を伸ばすことができ、最大打点は3800まで伸ばすことができるため打点要因として使うことも可能です。
《天威の龍仙女》の効果を経由することで簡単に場に出すことができ、あちらの制約による「天威以外のEXデッキから特殊召喚したモンスターの効果を発動できない」は「発動しない効果」を無効にするわけではない為、打点の底上げは行う事ができます。
《ラスタライガー》
①お互いの墓地のリンクモンスター1体の攻撃力分、自身の攻撃力を追加する効果②リンク先の自分のモンスターを任意の数除外する事で、その枚数だけ場のカードを対象にとらずに破壊する効果
の2つを持ちます。②の効果はリンクマーカー的に複数除去することはこのデッキでは難しいですが、1の効果で《天威の鬼神》を選ぶことで攻撃力5000まで伸ばすことが可能です。
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