週報(2019年第2週)

今週は、年明け早々あっという間の一週間でした。

 この時期は、年末までに次年度予算を仕上げてしまっている上に、比較的に外部対応なども少ないため、腰を据えて少し長い目で、仕事の方向性の検討することに時間が費やされます。

 今年も例年と同じように、ない頭を最大限絞って、普段よりも若干視点を引き上げて様々悩んでいたのですが、いかんせん考えるべき課題が多く、そして難しく、一週間経っても全く前に進んだ気がしません。新年早々、幸先が良くない。
 テーマは大きく二つあって、一つが構造改革に向けた地域の話合いの促進、そして、もう一つがこれからの地域金融機関のあり方とその監督の姿。前者については、目指す方向性は既に明らかで、現状とのギャップをいかに埋めていくかという方法論の話なので、まだマシなのだけれども、後者については、そもそもの進むべき方向性が全くわからないという。
 地域経済が縮む中にあって地域金融機関はいかにあるべきか。禅問答のような、答えなき問に答えをひねり出す。こうした厳しい問から逃げずに、頭を悩ませ続けるしかないと、気を引き締めています。

 反省点としては、組織のマネジメントの意識が低かったということ。今まで、個々人の力量に甘えて来てしまっていた部分があり、組織で業務を行うための基本的な役割分担・ルールづくりにおいて、不十分な点があったことは否めないと思います。それが、知らず知らずのうちに特定の人にとって負担を強いていたことに、改めて気づかせて貰えました。
 言われるまで気づかなくて(というよりうすうす気づいていたけれども、先手を打って改善してこないで)本当に申し訳ないです。そして、何よりも声に出して言ってもらえて、大変ありがたいことです。
 様々要因はあれど、自分自信の振り返りという意味では、「マネジメント」とりわけ、組織メンバーの気力・体力のメンテナンスに関して、自分自身の役割であるという責任感・オーナーシップが不足していたというのが一番の原因です。大いに反省します。
 声に出して伝えてくれるうちはまだましで、愛想を尽かして黙って組織を離れてしまったり、その人の自信や尊厳が大きく傷つけられてしまえば、それはもう取り返しがつかない。本人にとっても、組織にとっても大きな損失。
 責任を負う立場の人間として、肝に銘じておきます。

 来週も、引き続き、頭を悩ませて、自分をいじめて行きたいと思います。4月からは、自分自身を含め、メンバーが変わる可能性もあるので、なんとしても3月までに一定の方向性を示したいと思います。(自分への宿題)

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