雑記(私的文化の日)

文化を浴びる。文化の日。文化浴泉で湯船・水風呂に漂いながら、心に浮かんだことをつらつらと書き連ねる。

テーマは、この2年間の大学生活の間に何に挑戦したいか。この間は、生活の自由度が高く、外部から強制される締切がないことが、今後の社会人人生との比較の際に圧倒的に際立っている特徴の一つ。

大きく3つのレイヤーからなる。基底部分には、自分の人格・性格、あるいは、人間性に関すること。中間部分には、自身の行動様式・習慣、あるいは、汎用的な課題解決・実行プロセスに関すること。そして、それらの上に、具体的なプロジェクト(又はアプリケーション)、本業に関する経済学の勉強や政策立案に関することが乗っかってくる。

1.基底部(人格面)について

人生の目的は、「幸せ」になることに尽きる。いかに楽しむか、と置き換えてもよいかもしれない。極めて主観的・感覚的なものであり、そして、他人や外部との比較・評価ではないということがポイント。
では、幸せな人生とは何か。幸せな人生を送るためには、
①好きな人に囲まれていること(あるいは、一人が好きであれば一人でも構わない。人間は、例えば、自給自足するなどの例外を除き、通常、社会との関係を完全に断って生活を成り立たせることが不可能であることから、その接点となる人々が自分にとって好ましい人であるという意味)、
②好きなことをすること(仕事・趣味・家族その他あらゆる人間関係の中で、自律的に自分の役割を定義し、自分のやりたいことに没頭できることが重要。やりたくないことを強制されない、あるいは、自分にとっての雑事に振り回されない。人の指示に従う方が好きな場合は、その指示下に入り、その範囲内の限定された自由を享受することも含まれる。)
という最低でも2つの条件を満たすことが必要だと思う。

その際、①・②を満たすに当たって極めて重要な要素が、自分自身がいかに「良い人」であるかということだと思う。他の言葉で言えば、感じの良い・当たりの良い人であり、また、信頼できる・誠実な人であり、あるいは、優しい・お付き合いしたい人であり、さらには、尊敬できる・素晴らしい人といったあたりだろうか。
(①・②と「良い人であること」との関係は、また別途)

様々な側面があるが、さしあたって、ここでは、「未来志向であること」、「優しいこと」、「愉快であること」の3つを挙げておきたい。

未来志向について。
即ち、結果志向であり、その前提としての原理原則志向とも言える。未来をより良くするために、現実(現在の自分・環境)を冷静に見つめて対処方針を企画・決断し、具体的な行動を起こしていくという生活態度。自分のできないこと・できることを見極めて、前者を受け入れ、後者を実行していく(ニーバーの祈り)。他人をたのみにせず、環境のせいにもせず、自分にできること「のみ」を、淡々・粛々と行動し「続ける」ということ。
思考・発言・行動の一貫性であり、不言実行や習慣・ルーティン、活動の継続性や感情の安定、他人との比較や嫉妬・妬みの回避などにもつながっていく。
このような態度を身につけるということは、それだけで、直接「幸せ」に近づくとも言える。

続きは、次回。

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