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CAICA(2315)2週間で株価4倍!!!IRに大報と材料連発!まだ上がるのか!?

ブロックチェーン×フィンテック事業へシフトを進めるCAICA。2月21日のBTCレバレッジトラッカーのリリースIRから急騰を続け、なんと2週間で株価が19円から88円と短期間で4.6倍の値を付けました。急騰の理由をまとめてみましたので、ご一読いただけますと幸いです。

この記事は前回の記事を読んだ方へ向けて執筆したため、CAICAの現状を深く把握したい方は前回の記事から読んでください。初めてnoteを執筆しましたが多くの方に読んでいただきました。誠にありがとうございます。

株価急騰の材料が満載!

現在、株価の変動に大きく影響がありそうな思惑は3つです。

1. BTCレバレッジトラッカー売上による大幅上方修正期待
2. 仮想通貨CAICAコインがリリース
3. インベスコ大量保有報告 VS ドイツの空売り

それでは1つずつ紐解いていきましょう。ホルダーのみなさん!わくわくするでしょう???WWW

1. BTCレバレッジトラッカーによる大幅上方修正期待

前回決算で発表されていた黒字化予想は今回の急騰ですでに織り込んでいます。しかしその収益がBTCレバレッジトラッカーの影響でどこまで増えるかが非常に気になるところです。株価は未来の業績を織り込んで動くため、この急騰の本質はBTCレバレッジトラッカーへの期待値が本命です。ということで、2月15日にリリースされたBTCレバレッジトラッカーの売上初動を確認してみましょう。

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BTCレバレッジトラッカーの売上動向は、SBI証券のeワラントランキング本日の売れ筋トップ20で常時1位をキープしています。BTC証券化によって利益から引かれる税率が圧倒的に安くなるため、仮想通貨国内取引所から乗り換えるトレーダー、ビットコインの急騰に乗りたいと考える新規参入者が増え、ランキング上位をリリース後から独占する展開となっています。

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次はBTCレバレッジトラッカーの粗利についてです。手数料は0円のため商品売買スプレッドが粗利となりますが、ビットコインプラス5倍トラッカーの場合、スプレッドが5.06%となって…

....ん!!!???粗利高過ぎないか?

目を疑いますよね。通常の仮想通貨国内取引所で売買を行うとスプレッドは1%〜です。BTCレバレッジトラッカーは超高粗利設定となっています。

国内初の証券化商品のため競合が不在となっており独占状態です。そのためかなり強気の粗利設定となります。それでもトレーダーからしてみれば高い税金を払うより断然お得ですね。

20年3月期決算赤字6.8億のボロ株銘柄が、黒字をいくら叩き出すのか前回記事のマーケットサイズから計算してみて下さい。目から鱗な金額!が出てきます。私もやってみたのですが、嘘くさい金額になってしまったのでここでの掲載は控えます。超絶。

次のイベントは3月12日決算です。そのタイミングでの上方修正なのか、その前に上方修正IRが出てしまうのか。ホルダーにしてみれば売るに売れない状況が続きます。

2. 仮想通貨CAICAコインがリリース

2月19日ザラ場引け間際にリリースされたIRをご覧ください。

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経営陣も株価を意識しているのか、ざら場の引け間際にIRを出してきました。リリース後に株価は急騰しています。内容は暗号資産「CAICAコイン」のリリースについてです。

正直なところCAICAコインは間近の売上にすぐに繋がりません。ただ、本邦初の仮想通貨となっており様々な思惑が隠れています。セーシェル共和国は仮想通貨送金拠点として「世界一」となっており、世界に認められるために暗号資産交換所FINEXBOXへ上場したことは評価できます。

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FINEXBOXへ上場している仮想通貨は、世界の仮想通貨投資家から注目度が高くなります。上場後すぐにCAICAコインの出来高が急増し価格が40%近く上昇しているのもそういった事由からだと考えます。

仮想通貨はマーケットが非常に大きい世界の金融商品です。その上で、ゲームセクターのように競合アプリが何百万もあるマーケットで争うよりは大分マシで、仮想通貨は600種類程度でまだまだ競合が少なく、経営陣のアイデア1つで大きなマーケットを取っていける可能性があります。後々に会社を大きく伸ばす商品に急成長するかもしれません。しかし現在は使い道や今後の成長性の観点からいえば、業績に反映されるには時間がかかりそうです。

3. インベスコブロックチェーン株式ファンド VS ドイツ空売り

Invesco Capital Management LLCのCAICA株式保有比率は5.79%→6.81%に増加した。報告義務発生日は2月15日。

先日の記事でも説明した通り、インベスコキャピタルマネジメントのCAICAへの投資はブロックチェーン株式ファンドによる純投資です。保有率が1.02%(約6百万株)増えています。

あれ?報告義務発生日が2月15日…安値75円〜高値88円の間近天井だけど!?(爆笑)

めちゃくちゃジャンピングキャッチしてくれてます。担当者はトレード下手なんでしょうか。これは言い換えればインベスコはまだまだ上を見ている可能性が高いということです。流石に騙しとは考えにくい買いポジションです。最終的に何%まで保有する計画なんでしょうか。

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空売りはドイツとCSの計8,474,500株 1.33%
【空売】2021/02/15 Credit Suisse AG 3,316,900株 0.520%
【空売】2021/02/10 JPモルガン証券 1,940,748株 0.300% 報告義務消失
【空売】2021/02/03 Deutsche Bank London 5,157,600株 0.810%

インベスコキャピタルの大量保有は43,232,916株 6.81%
【保有】2021/02/15 Invesco Capital Management LLC 6,456,511株 +1.02%
【保有】2021/01/29 Invesco Capital Management LLC 36,776,405株 5.79%
36百万株の平均単価19円、64百万株の平均単価81.5円

SBIとレオスが保有を2月9日に一部利確 -1.10%
【利確】2021/02/9 SBI証券 9,396,600株 保有割合1.79%→1.48%(-0.31%)
【利確】2021/02/9 レオス・キャピタルワークス 101,948,400株 保有割合16.84%→16.05%(-0.79%)

まずお祝い。モルガンは個人投資家の握力に完全に負けた形で撤退しました!!!大勝利!(拍手!)

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そして現在の需給動向はというと、流石!世界の空売り王クレディ・スイスですね。天井圏でガッツリ先日の恨みとばかりに空売りを仕掛けています。ムカつくね!個人は売り禁で売れないのにね!機関はずるいよね!

インベスコはそこで誰よりも高いスーパーウルトラジャンピングキャッチをした後、株価は47円まで急落…担当は息してたかな。そして底値を叩いて急反発し、CAICAコインのIRと共に週末64円の値をつけて大陽線で引けました。PTSは出来高伴う69.2円。

ドイツは大損こいてるけどいつ買い戻すのか。それとも両建てしているので全く買い戻さないのか。SBIとレオスが2月9日の上髭陰線でしっかり利確を入れてきているのも流石。その後の利確報告が間近天井までの間に無いので急いでいる様子は無し。いずれにせよ、ドイツの空売りが大きく残っている中で、アルティメットジャンピングキャッチをしたインベスコキャピタルの全力ナンピンと高値継続買いを期待したくなる需給動向となっています。

ちなみに2月19日同日、仮想通貨関連株のセレス(3696)もインベスコキャピタルの大量保有報告5%以上が出たため日本のブロックチェーン関連株式の買い占めを継続して進めていると推察しています。純投資の色はやはり濃厚ですね。

所感

大きな思惑と需給動向があるため今後の動きにも期待してしまいます。BTCレバレッジトラッカーはまだまだ世間の認知度も低く新聞やテレビなどのメディアで「ビットコイン急騰!税率が安く済む証券化商品がありまっせ。」みたいな報道で認知度が上がることを祈っています。お祈り投資法です。あああああああああ。

さて、今後の株価予想は今回も書きませんが、株価は天井88円から底値47円までたった3日で急落することもある非常にボラティリティの高い状態となっています。大相場ではこういったボラは必ずあることですがトレードにはくれぐれも注意して臨んでください。ジャンピングキャッチをすると「それインベスコ投資法?」とか言われちゃいますよ。相場では常に熱くならず冷静にいきましょう。

皆様のご健勝をお祈り申し上げます!

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