近況(卵巣癌治療5クール目を終えて)
今日は外来で、血液検査と診察でした。
現在は手足のしびれが強く現れており、サインバルタという抗うつ薬を産婦人科にて、心療内科で処方される最低量より更に少ない量で処方してもらい数日服用しました。痺れの改善が期待できるそうですが、わたしには合わず、一日中眠くてメンタルにも悪影響があったので、服用を中止しました。
今日、あたらしく痺れの改善が期待できる漢方薬を処方してもらいましたので服用開始しています。牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)という漢方薬です。
ヘモグロビン値が下がりまくっていて、輸血か? という話になっていたのですが、本日の血液検査では僅かに回復していました。このまま回復の波に乗ることが出来れば輸血無しで行けるかも知れません。白血球の数値が下がり気味ですので、とにかく血液検査の結果次第で次回の治療に向けて色々相談しつつ……ですね。
腫瘍マーカーについては、再発前のわたしの正常値(8台)にまで下がりました。ダメ押しのあと1クールをがんばってからCT検査で確認して、今回の治療を終える予定です。そのあとの事は神のみぞ知るですが、悔いの少ない生き方を心掛ける必要はありそうです。平均よりは短めの人生を覚悟しつつ。
整腸剤をラックビー微粒Nというのに変更してからというもの、ほとんど下剤が必要なくお通じがあるようになりました。
錠剤が固くて大きくて飲みにくい(ミヤBM錠……噛んでも良いそうです)という理由で粉に変えてもらったのですが、ビフィズス菌がわたしのお腹にぴったんこカンカンだったようで、とてもラッキーです。
抗がん剤治療について色々考えることもありまして、途中で治療を蹴ろうかとも考えたのですが、昨夜主治医の情報をネット検索してみて、やっぱり今回の治療は最後までやり切ろうと決めました。
本当にたまたま偶然ですが、結構すごい人が主治医なのかも知れない。
ただし、次に再発したときには、もう抗がん剤治療はやらないと思います。
次は緩和ケアをしながら余生を楽しむ! という方針に切り替える予定でいます。
今回、治療の合間に主治医と話し合う時間を設けてもらい、以前から親しいナースが同席してくれました。
「何度変えても良い。何度でも話し合いを希望して良い。途中でやめて、また始めてもいい。それがちかこさんの生き方になるから」 と。
生き方は死に方で、死に方は生き方で。