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備忘録日誌(6)\抗がん剤の効果あり・癌が小さくなっている/

3月9日 入院
3月10日 抗がん剤治療2クール目
3月11日 退院

入院中、1クール目のあとの腫瘍マーカーが急上昇している事を知る。
全部で6クールを予定して始めた治療だけれど、3クールを終えて一旦、治療効果を評価する事に。1クールだけでは評価するには早すぎる段階であるけれど、実際に爆上がりしている数値を目にし、治療に取り組む気持ちが後ろ向きに。看護師長さんと沢山話し、沢山泣いた。

3月17日 治療から1週間後の診察。

1週間自宅で過ごしたが、徐々に副作用が強くなり、治まる気配が感じられない。段々、食事も入浴も出来なくなる。体力・気力共に限界すれすれ状態でタクシーに乗り込み通院。症状を主治医に訴え入院。一旦帰宅し、入院準備をして病棟へ。

3月23日 退院

食欲が出て、入浴する気力が戻った。

3月31日 造影剤CT、腹部を検査。

腫瘍マーカー検査は保険の制限があり頻繁には実施できない為、2クール目の効果を評価する為、CTによる腹部検査を受けた。副作用があまりにも辛く、抗がん剤治療が効いていないのであればもうやめたいと言う、わたしの訴えを受けて実施された、異例のタイミングでの検査でした。

想像していたよりも、抗がん剤が大変よく効いており、画像を観てシロウト目にもハッキリわかるレベルで癌が小さくなっている。「今回の治療はよく効くと思います。」という主治医の最初の見立てが合っていたのだ。残り4クールを乗り切れば、2年間は元気で居られる可能性が高い。副作用に耐えられるようであれば治療の継続を勧めると主治医。わたしの意志も、主治医と一致しました。こんなに効果を発揮してくれている以上、頑張るしかないではないか。わたしの身体は頑張ってる。生きたがってるんだから。