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音と思い出

先日7:30という訳のわからない時間にback numberのアリーナ対バンツアーが解禁された。
ついでに昔のことやback numberとの思い出を思い出した。

back numberを知ったのは中学か高校生の頃だからもう10年も前、そんなに経ったのかと驚いた。(中学生が10年前なことにも驚き)

中学の頃は部活中心の生活で田舎なのでスマホも持っていなく、音楽を自分で聴く習慣もなかった。それまでは、車で両親が流すスキマスイッチやミスチル=音楽だと思っていた。

高校受験に合格したらスマホを買ってもらえた。
そこで当時流行っていた某音楽アプリで出会ったバンドの中にback numberもいた。
中学生の頃は「付き合ったら話さなくなる」「ジャージに貼る名札を交換する(中学での謎伝統)」が恋だと思ってたので、ちゃんと本来の意味での恋をしたことなんてなかった。そう言えば初恋も記憶にない。
そんなだったので、当時は歌詞に共感するというよりback numberに恋心を教えてもらったように思う。(そのせいで女々しい女ができあったのかもしれない)

back numberに出会ってからは高校生になり、それなりに恋をした。まっすぐな歌詞に励まされたり、共感して安心したり、幸せを願ったり、たくさんの感情を一緒に過ごした。

大学生、社会人になり好きなバンドが増え日常的に聴くことは減ってしまったけれど、恋の始まりと終わりにはなぜか必ず聴いてしまう。なぜかと言いながらきっと多くの人が共感してくれそうだ、みんなの恋に寄り添ってくれるバンドなんだろうな。

back numberを聴くタイミングがもう1個ある。実家に帰省した時に迎えにきてくれる両親の車の中、back numberの全cdを取り込んでいるので長い田舎道を走る間もずーっと流れている。
始まりは中学の卒業旅行でお母さんと2人で大阪に行った時、エスカレーターを登っていたらヒロインが流れていた。
急に「これだれ?!なんて曲?!」とお母さんが言うから覚えたてのわたしが教えてあげた。
そこからはcdを借りて車に取り込み、気がついたら昔のcdも全部買っていてどっぷりハマっていた。
新曲が出たらまた買って、ライブには運転手としてお父さんも連れてかれ、今や両親ともにone room会員(backnumberのファンクラブ)だ。
今ではツアーがあったらふたりで旅行がてらライブに行きまくっている。何度かわたしも連れて行ってもらった。

今回の対バン相手にMy Hair is Badもいる。同じく高校生の時から好きなバンドで、最近知った好きなバンドは多いが、今も高校生の時から同じ熱量で好きが続いている唯一のバンドかもしれない。(マイヘアとの思い出はまた書きたい)

天下のbacknumberと対バンするとなったらTwitter(元XだけどTwitterて呼ばせてください)でマイヘアファンは大歓喜、大盛り上がりの大騒ぎだった。
ただ今回はone room会員限定の先行だった為、年会費を払わなければ応募すらできないらしい。
一時はこの件に関するツイートしか流れてこないくらいだったが、その中でも今回の為にファンクラブ入るしかないか、と言う内容が予想以上に多かった。最近ではマイヘアの人気が高くなり、ライブに当たらないことが多い反動もあるのだろう。もちろん運営側も会員数が増えることは喜ばしいことと思うが、一番最初に思い浮かぶのは長年one room会員だった人たちが落選し、対バン相手目当ての新会員が当選する光景だ。
両親がone room会員なのもあるが、マイヘアファンの気持ちよりそうはなってほしくないなの気持ちが強い。こんなことを書きながらこの問題を解決する為の意見なんてものはないです。難しい。



明日が当落発表らしい
とにかくbacknumber好きな人たち、好きな公演に当たりますように---

祈っておきます。



思い出の話からなぜか祈っていた。
祈り終わりのnoteになったけど、これからもいいも悪いも意味もなくいろんな話を書きたい。


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