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本に挟まったお金

こんばんは。しびれる古本屋でございます。

最近ネガティブなnoteを書いているので、今日は古本屋らしい話を書いてみたいとおもいます。

実は先日、買取した本のあいだから畳まれた1000円札を見つけました。もちろん査定中だったり、これから買取金額をお支払いする場合など、本の所有者がはっきりしてる場合は見つけたお金をお返しするのですが、買取手続きが終わっており、誰の本だか分からなくなっている本に関しては、申し訳ないですがスタッフがいただいております。

そういえば、つい数年前にも文庫本を買いにきた高校生が、「本のあいだにお金が挟まってました」と正直に1000円札を持ってきてくれました。ただ、そのお金はカウンターにいた女性スタッフが「いただきます」と言ってもって帰られましたが…

また、過去に読んだ本やネットの情報で、「ブックオフで買った本の間からお金が出てきた」という話を聞いたことがあります。こういった本の間からお金が出てきた話はよく聞きますが、実際は大きめの古本屋であれば、年に数回あるのではないでしょうか?

で、ここからが本題です。実は、お金が挟まっていそうな本は、だいたい決まっているのです。

基本的に、おじいさんが読んでいる本です。若い人はお金を本に挟む習慣はありません。そして女性はお金を挟んでも忘れることはありません。なので、お金が挟まっているのは古本屋に置いてありそうなおじさんが好むような渋いタイトルの本の本だということになります。

そういうこともあり、古い本を買取したら僕は必ず1度は本を開くようにしています。ページをパラパラパラパラ…とやっていくと、お札が「ぴょこん!」と跳ねるんです。こういった意味でも、僕はお年寄りが大好きです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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