ラジオに「より」はまった2020年

2020年もあと7時間ほど。そんな今年は社会人になって、自由な時間は格段に減ったが、大学生の時よりもラジオを聞く時間が増えた。

なぜか?それは在宅期間が長かったからだ。テレビはいつどのチャンネルを付けても同じ内容で飽き飽きしたというか、必要以上に不安をあおられてる気がしてあまり見なかった。その時にもっといろいろなラジオを聴こうと思うようになった。

それまでもラジオは聞いていたが、オードリーのオールナイトニッポンやゆうがたパラダイス、レコメン、たまにCreepy Nutsのオールナイトニッポンを聞いていた程度だ。ただこの自粛期間にオールナイトニッポンの1部、TBSラジオで不毛な議論やバナナムーンも聞き始めた。さらにはジャマラジも始まった。ラジオを聞いている時だけは、マイナスな気持ちを忘れて笑うことができた。これまで聞いていたラジオ番組の幅が狭かったこともあって、世の中にはたくさんの素敵なラジオ番組があることを知れたのは今年の収穫かもしれない。

私は社会人になって、趣味を聞かれることを増えた。その時に私はラジオを聴くことが好きって答えている。まず珍しく思われる。我々の世代は、YouTubeを見ることが好きな世代って思われているからだろうか。上の世代でもラジオを聴くことになじみがない人はあまり食いつかれないが、たまにラジオが好きだった先輩や上司とは少し話がはずんだりする。

そしてその後必ず聞かれる。「なんでラジオが好きなの?」

意外にこの質問困る。正直聞いてて面白いからの一言につきるからだ。少し突っ込んで言ってみると、他愛もない、いい意味で下らない、学生時代にしたような話で笑えることが面白いと感じる。ただフィーリングなので人に伝えるのは難しい気がして、人にはここまで言ったことが無い。リアルではラジオについて人に熱弁をしたことがないので、ラジオリスナーの知り合いを作ることが2021年の目標だ。

今年はとにかくラジオに救われた1年だった。来年もへこむこともいっぱいあるだろう。その時はラジオを聞いて笑って過ごしていきたいと思う。また時間を許す限り、メールも送って聞いているラジオに対しての恩返しもしていきたい。