サッカーのイベントデータとトラッキングデータを融合させた新たなデータ『Opta Vision』

Stats Performが『Opta Vision』をローンチ
次世代スポーツデータで、より深い分析が可能に

Stats Performは、サッカーの2022-23年シーズンに向けて、高度なサッカー指標を用いたライブデータフィード、『Opta Vision』を発表しました。

Opta Visionは、スポーツデータの新世代を象徴する新たなデータサービスです。Stats PerformのOptaイベントデータとトラッキングデータを組み合わせたデータセットを作成することにより、Opta Visionはプロチームに豊富な洞察を提供します。また、放送局や出版社にとっては、試合やチーム、選手のストーリーを生み出すための新たな情報源となります。

Opta Visionのトラッキングデータには、試合会場に設置されたカメラからのスタジアムフィードと、初の導入となる最先端のコンピュータビジョン技術を活用した映像キャプチャーデータが含まれています。

また、統合されたデータセットには、Stats Performの人工知能『Qwinn』が活用され、充実したデータを生成します。新しいデータポイントと指標には、試合中に変化するチームフォーメーションに関する洞察や、攻撃陣と守備陣の動きを考慮した数多くのデータポイントに基づく、様々なパス予測指標などがあります。

CPO（最高製品責任者）のナンシー・ヘンズリーは、「Optaの次世代データをお客様にご紹介できることを大変嬉しく思っています。イベントデータとトラッキングデータを統合し、当社のAI機能を活用して充実したインサイトを生成することで、チームのパフォーマンス分析部門や放送局の制作チームが、新しい傾向を把握したり、素晴らしいストーリーを伝えるための、力になるでしょう」と語りました。

Opta Visionデータフィードの初期リリースで提供されるデータポイントには、試合中の全てのパスに対するプレッシャーの強さを表す指標と、ラインブレイクパスを表す指標があります。この2つのデータは、いくつかの欧州トップリーグでライブで提供され、鍵となるプレーの情報量が増えるため、試合中に起こっていることを、より明確に把握することができます。 

「トラッキングデータの利用は増加していますが、その用途は、走行距離などに限定されています」と、Stats Performのシニア・プロジェクト・マネージャー、イェンズ・メルヴァングはトラッキングデータの可能性について言及しました。「当社のトラッキングデータと、サッカー界でも最高水準のイベントデータを融合することで、ピッチ上で起こっていることを完璧に近い形で再現する指標を提供することが可能になります」。

フィードに含まれる新しいデータの内訳と、Opta Visionに関する詳細については、statsperform.com/opta-vision をご覧ください。

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