集大成の試合を終えて。

約3ヶ月ぶりの更新。


まず、5月に今の気持ちが一過性のものだったらイヤだというようなことを言ったけど、3ヶ月経っても彼氏への気持ちは変わらないしむしろ大きくなっている。

もうすぐ付き合って5ヶ月、半同棲状態でほぼ毎日一緒にいて、いろいろなことがあった。


とにかく日を重ねるごとに仲が良くなった。呼吸をするように会話をし、相手が何を言おうとしてるかまで予言できるようになった。言うことが似すぎてハモることもあった。

ケンカは一度もしたことはないけど、私が泣いたことは2回だけあった。私が好きすぎるがゆえに寂しさに勝てずワガママを言ってしまった。それなのに彼は、私を「泣かせたり悲しませたりしたくない」と言って謝ってきた。実際に死んでるのかと思うくらい遅かったLINEの返信もすごく早くなった。

あとは陸上が嫌になって死ぬほど泣いたこともあった。そんな時もやさしく話を聞いてくれた。感情を全部さらけ出せる場所があることで、私はどれだけ救われただろう。こんなにも人に支えてもらうことなんて今までなかった。



本題。

陸上が嫌でもうやめたかったけど、最後までやりきってほしいと背中を押されて私は覚悟を決めた。大会前に地元に帰って2週間、陸上のために生活した。

中学の恩師とマンツーマンで、走りを1から変えた。10数年間染み付いたクセはなかなか抜けなくて大変だったが、新しいフォームを身につけることができた。

あとは何より厳しい食事制限をして減量した。糖質を1日80g以下におさえ、空腹とも戦った。はじめは夜中にあまりの空腹で半泣き状態だったが、2週間も経てば胃袋が小さくなって余裕を持てた。

生理前とかぶったのもあって2週間でマイナス1.5キロくらいだったけど、ピチピチだった服が余裕を持って着れたり、見た目の効果はあったと思う。

それでも試合は全然ダメで、「これだけやってもダメか……」というのが正直なところ。

幸い来月もう1回試合があるから、次に向けてまた努力を続けようと思う。こうやって頑張れるのもあと少しかと思うと感慨深い。

小学生から走り続けて、あと1ヶ月で一区切り。陸上のことを考えなくてよくなる。足が速くても遅くてもどうでもよくなる。

今思えば青春の日々だったかな、と思うけど実際は高校からずっと辛かった。成長できたし得たものは多かったけど、やっぱりずっと苦しかった。

それらから全部解放されるのかと思うと、やっぱり何か変な気持ちがする。

あと1ヶ月、存分に陸上を楽しもう。辛いなりに、苦しいなりに、あがいていく。

私はスター選手になれなかった。中学の自分が精一杯だった。でも私は、自分がここまでこれたことを誇りに思う。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?