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日本シリーズ直前⚾️嫌われモノ覚悟のプロ野球革命

リーグ優勝した熱狂的球団ファンが声高に叫ぶプロ野球のクライマックスシリーズ不要論に、スポーツライターの広尾晃さんが東洋経済オンラインへの寄稿で一石を投じた、米国メジャーのポストシーズンに倣う日本プロ野球の革命プランに私は深く賛同します。

日本列島を3分割して西地区を「ソフトバンク、広島、阪神、オリックス」、中地区を「中日、DeNA、巨人、ヤクルト」、東地区を「ロッテ、西武、楽天、日本ハム」と仮定して、2023年の公式戦結果を当てはめると地区優勝チームは西地区がオリックス、中地区がDeNA、東地区がロッテとなり、ワイルドカードで阪神、広島が加わって日本一を争うというポストシーズンが成立します。

もちろんリーグを越えた収益分配など仕組みの調整は必要ですが、私は特定チームの熱狂的ファンではなく、野球界の最底辺を支える河川敷プレイヤーの視点として、そこへ社会人都市対抗野球の「補強制度」を導入し、さらにサッカー天皇杯のオープン性の要素を加えたら、本当の下剋上が生まれるメチャクチャ白熱したポストシーズンになると真剣に考えています。

プロ野球のオールドファンやリーグ優勝を果たしたチームの熱狂的ファンから瞬殺されるのは承知の上ですが、今年サムライジャパンがWBC優勝でバカ騒ぎしたのは世界中で日本だけ。野球は米国内に於いて今日開幕したバスケやアメフトには全く敵わないマイナースポーツに変わりありません。

想像力に豊かさがないと日本のプロ野球は多忙な現代人にとって、観戦時間の見込みが立つラグビーやサッカーにファンを奪われてしまうのも時間の問題かも知れません。

戦力外通告やケガからの再生を目指す「野球の道」を閉ざされてしまった選手たちに再挑戦への道を与えて欲しいと心から願っています。

私は興行より純粋なスポーツが好きです。

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