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外反拇趾とロードバイク

外反拇趾による奇形の進行が原因でビンディングシューズの回転運動にクランクが干渉するようになって私は悩んでいました。新調したばかりの靴がたった30分足らずでパックリと切り裂けてしまうことほど悲しいことはありません。

原因は長年日課のジョグ後のケアを怠った自業自得

ロードバイクを構成するパーツは極限まで突き詰めた最小のクリアランスで設計されたものであり、これは仕方のないことで、すべて現実を受け容れて前向きに対処方法を考えなければなりません。

擦り切れる直前の様子

私が愛用するTIMEのビンディングペダルは王道のシマノSPD-SLとコンセプトが全く異なり、爪先が動く設計でクリートの左右を入れ替えることで角度調整が可能なのですが、その許容範囲には収まらないペダルの左右方向への微調整は出来ないため、千葉県船橋にあるバイクショップに定期点検を兼ねて相談しました。

プロショップの店員さんの知識は深く、その対処方法として私の足の形状に合わせて、ミリ単位の調整でビンディングペダルにスペーサーを装着してもらうことになりました。私にとって1mmのスペースは宇宙の広がりと同義です。

やはりロードバイクは移動が目的の乗り物ではなく、すごく狭義な世界のスポーツ機材なのだとあらためて思い知らされました。プロフェッショナルの仕事に感謝。引渡しの週末が今から楽しみです。

END

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