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【#1050】「クオリティ」よりも「キッカケ」

2023.08.17 「クオリティ」よりも「キッカケ」

この記事は、 アマチュアミュージシャンを
プロに育てるオンラインサロン
【HARK Startup Boost 】(https://twitter.com/info_harksb/status/1428688646043930636?s=21)にて
書かれた内容です。

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おはようございますー

昨日は仕事をダラダラしながらお酒を飲んでいたら
あれよあれよと集まってきてこんな感じでした
ムーのみなさんと
ウチのスタッフとけんしくんとお話もできたので
いろいろ勉強になりましたね

普段あまり喋らない人たちなのでこう言う機会もいいなと思います。

ずっとダラダラ飲みながら仕事してたので昨日はサロン記事サボってました

今日は千葉くんが迎えに来てくれるはずなんですけど
まだ何の連絡もないのでとりあえず記事を進めていこうかなと思います。




どうも
せりかにつーちゃんと呼ばれるたびに
「つーちゃん言うな」

毎回丁寧に突っ込むオーナーです。

オーナーと呼べ。笑
つーちゃん言うな。笑



スタートアップブーストとしては
りゅうまくんが正社員になりましたので

催し物であるエンチャンテッドも社内のコンテンツとなりましたし
ダンス系のアプローチも今までは
りゅうまくんの単体案件であったわけですが
これからはスタートアップブーストの内部案件となります。

主催側の立場になると言うことですね


源泉もそうですし
支払いや税金の体制も変わりますし
そういう運営的な面もそうですけど

今後は
「ダンスのアーティスト」
のスタートアップブースト
こういう新しい部分にも手を出していくことになります。

まあ
スタートアップブーストは
ある程度理論が出来上がっているものですので
それを応用してどこまでそのまま使えるのかをまずは確かめて

その後
ダンサー方向に修正していくと言う感じに動いていくと思いますが

肌感覚としては
おそらくほとんどやることは変わらないだろうなと。


スタートアップブースト理論は思った以上に正確で再現性があり

なおかつ
「アマチュア」
というジャンルではほとんどの人が陥っている同じような事象に答えを出す
一つの選択肢になり得ます。

これはアマチュアミュージシャンでも
アマチュアダンサーでも
同じことですよね


「業界のルール」
みたいなものによって微妙に違いますが

それ自体も
スタートアップブーストは
「新規獲得」
をメインに考えていますので

ダンサーの業界ルールみたいなものは全く知らない人がターゲットです。

あまり関係なく
スタートアップブースト理論が使えると思いますね

アマチュアミュージシャンでも
アマチュアダンサーでも
「クオリティの話」
は全く通用しないところが共通しています。

これ
昨日はせりかに説明したので
せりかに理解できるようにかなり優しく説明したのが
結構わかりやすかったので
皆さんにも共有しますね




「ダンサーが仕事をとる時」


今までのものとは違って新しい仕事をもらうとか
新しいファンを獲得してチケットを買ってもらうとか

こう言う場合に
やはり業界が何となくイマイチで
中途半端なプロとかイベンターが蔓延った業界だと

「コネ」
とか
「ネットワーク」
とか

こう言うものを介して
仕事を手に入れ、自分のことを広げていくことになります。



しかし
アマチュアダンサーは
「2回目の仕事をもらう努力」
ばかりをしています。

これ
ミュージシャンにも同じことが言えますね



ダンスの練習ばかりをしている。

本来なら
「ネットワークやコネ」
から仕事を手に入れるのでしたら

「ネットワークやコネの練習」
をするべきです。



しかしこの
「ネットワークやコネの練習のやり方わからない」
問題が発生して
皆さんは何をやっていいかわかりません。

だから
一生懸命ダンスの練習をしてしまう。


これ
「2回目に仕事をもらう人」
だとすると
「前回のダンス良かったから次もお願いね」
と、
こうなるわけですけど

「1回目の仕事をもらう人」
だと
そもそもダンスを見ていないわけですから
あなたに仕事を頼むことはないわけですね。


ここが
理解できていない。




皆さんは
「1回目の仕事をとる練習」
をしなければなりません。
アマチュアだから。


皆さんのことを知らない人は
まだまだたくさんいますし無限にいますし

あなたのダンスを好きになってくれる人とか
あなたの目標を一緒に応援してくれる人とか

こう言う人がまだまだたくさん隠れています。
この人たちを見つけ出さないといけません。



しかし

みなさんは
「1回目の仕事は運で」
って考えてますよね?

たまたま知り合いの紹介がきっかけになった。
とか。
たまたまダンサーの紹介で呼ばれた。
とか。

こういう
「運」


みなさんは1回目の仕事を手に入れているわけです。


うーん。
本当にそれでいいの?



理論的に考えてみると
「2回目の仕事はクオリティで判断されるから相当な練習と場数が必要」
と言うことになりますので

やはり皆さんは
「2回目の仕事」
よりも

「1回目の仕事」の方が
「めちゃくちゃたくさん必要」

と言うことになりますよね?


ここわかりますか?



皆さんが普段頑張っている
「音楽クオリティの練習」

「2回目にあなたに仕事を依頼する人が参考にする内容」
です。

では



1回目は何を参考にしてあなたを選ぶのでしょうか?



ここ。
ここを一切考えていないのが
アマチュアダンサーが仕事が増えない原因です。


そして
アマチュアミュージシャンが
ファンが増えない理由です。



皆さんは
「あなたのことを知ってもらう」
ことがまず必要。

これはそもそも
あなたのことを知らないと
あなたに仕事を頼むと言うことは出来ませんよね。
不可能です。

これをクリアするために、選択肢に入るために、
まずあなたは
「知られる」
と言うことが必要です。



そして次にみなさんは
「知っているよりもう一歩踏み込んだ情報を知ってもらっている」
と言う状態を作り出さなければなりません。


同じようなダンサーが並んでいて
それぞれどんなダンスを踊るのか知らない中であなたを選ぶには
「ダンス以外の理由」
が必要です。

ここで「理由」が必要になるわけですね。



もちろんここで
「ジャズダンスが得意です!」
みたいなアプローチをする人がいるんですけど、
そんなもんは全員言ってきますので、何の参考にもなりません。

あなたが相手に与えないといけない情報は例えばこんなものです


こう言うことを目標に頑張っている
とか。
目標を明確にして「頑張っている子なんだな」ということを知ってもらう

「経歴」をたくさん出す。

色々な現場に行った経験があるとか
どこどこスクールの先生と知り合いな一回頼んでみようかな?とか
あーあのイベントのダンサーの中にいたんだ、とか。

「実績」を出す。



単独の公演で「有料チケット100枚」売りました。

この「数値の実績」は強い。
選ばれる可能性が上がります。


意外と効果的なのは
「出身地」を前面に出すとか。

同じ地域からの出身だとそれだけで親近感が出たりしますからね



数値なら
「フォロワー数が多い」
みたいなのも効果的です。

InstagramやTwitterのフォロワー数はまだまだ有効です。




こう言うふうに並べてみると

「1回目にあなたを選ぶ時に有効な情報」
の中にはどうやら
「ダンスの上手さ」
というのは含まれていないようです。

他のものが大多数を占めています。



そうなんですよ
あなたのダンスは
「1回目の仕事が終わるまで」

まだ見られていないんですよね。

しかもですね
仕事なんか1回目で何でも上手くいくとかないですよね?

慣れないといけないし
いきなり完璧なんてことはないです。


だから
「1回目を何度も練習しないといけない」
と言うことになります。



つまり

「何度も選ばれてようやく慣れてきて
自分の実力が出せるようになってきた」

これくらいまでは実は
「ダンスのクオリティ」
はほとんど関係ないわけです。


しかし
「何度も選ばれる」
と言うことでわかるように

「1回目に選ばれる回数」
はたくさん必要ということになります。




つまりですね
皆さんがたくさんのきっかけを掴んで
色々なネットワークやつながりやコネを手に入れるまでには

「ダンスの上手さ」
ではなくて
「それ以外のもの」
が必要。

ということになります。



今日のポイントはここです。



皆さんに必要なのは

「クオリティ」ではなくて
「キッカケ」です。

この「キッカケ」のために
皆さんは普段から

「音楽の練習」
「ダンスの練習」
をしています。

しかし今日のお話から分かるようにこの
「1回目のキッカケ」
をたくさん手に入れるためには

「音楽の練習」「ダンスの練習」
をたくさんやることではなくて

「選ぶ人に音楽やダンス以外の情報を届けること」
が必要です。

こっちを先にしっかりやりましょう。


相手が仕事を依頼する人でもそうですし
相手がチケットを買ってくれるお客さんでもそうです。

やることは同じです。


皆さんは普段から
「SNSを駆使して毎日筋トレしろ」
と言われているわけですよね。

それは
「音楽やダンス以外の情報をたくさん届ける」
ことをしっかりやらないとそもそも
1回目のきっかけにはならないんだよ。


と、
こういうことですよね。



だから皆さんは毎日筋トレして認知して
新規獲得を目指しているわけです。

とにかくまず
知ってもらう。

これが何より大事

ミュージシャンでも
ダンサーでも
これが大事。



これおそらく
ミュージシャンやダンサー以外の
たくさんのアマチュアのジャンルにおいて
同じことが言えるのだと思います。



本日もですね
皆さんはこれを肝に銘じて
認知認知。

自分の情報をできるだけたくさんの人に届けるために
今日もしっかりとがんばりましょー!



いってらっしゃい!




本日の過去記事です!
【#775】アマチュアミュージシャンはなぜ「借入ができないのか?」


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