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【#1054】カメラをうまく使う

2023.08.23 カメラをうまく使う

この記事は、 アマチュアミュージシャンを
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本日の過去記事です!
【#781】オーナー面接・12日目


今日も忙しそうですねー
朝から二つスペースやってきました


朝から頭フル回転のオーナーです。

今日は夕方に書こうかなって思ってますのでまた後でにしますね
スペースは色々なお話をしているので
もしかしたらヒントになる話もあるかも。
聞いてみてください

今日これから打ち合わせあるので移動中です。
それでは後ほど。


お疲れ様でーす
粉砕している大江と一緒にあるミーティングをやってきましたが
意外と平気そうでしたよ

グリグリやっていじめておきました
普段大江にいじめられている人は今なら仕返しできます
グリグリやりたい人はチャンスです



どうも
最近忙しくて夕方オーナーです

リアルな話二、三日は連絡取れずらくて
それ以降は連絡は取れるみたいなので
ラインの連絡は気にせずガンガン投げてください。

直接現場や
リアルの打ち合わせは少し先になりそうです。
ご協力よろしくお願いします

さて
夕方に
夜に
なってしまいましたが本日のお話スタートしてみたいと思います。




最近はスペースも慣れてきて
1時間あっという間なんですけど
リボルのダディから
「隅から隅まで全部聞いてます」
と言われたので次からはもうちょっと真面目に喋ろうかと思ってますけど

ちょー怖い
アーティストの方も交えてお話みたいなのもアリだと思いますね。

あんまり具体的な部分の
込み入ったお話でアドバイスは出来ませんが
アーティスト活動をもっと進めたいとかアイデアもっと欲しいですとか
そういうのはいくらでも出来そうです。



今日のりゅうまくんとのスペースのお話はこれでした。
「カメラを跨ぐ」
ですね

配信ライブって
臨場感という点ではなかなか難しいところがあるんですよね。
これは半分クオリティの話になってくるんですが
もう半分は「技術」や「仕組み」の問題です。

この
「仕組み」
の部分を面白く作り上げると
アーティストが自由に発想して
面白いことができるようになります。

同様に
配信ライブという形式も
そろそろ仕組みにテコ入れをしないといけないなぁと感じています。

そのきっかけになったのが
オーナーの大好きな
「ムー」
のワンマンライブですね

ダンサー5人組のグループです。


これに関して幾つかアイデアを出して
みたいなことを曲はお話ししていたんですけど
やはり配信ライブだと
「映像がおとなしい」
ということが言えると思います。

これは
クオリティや技術の問題だと取られられがちですけど
そうではなくて
「仕組み」
の話です。

ルールとして
「ライブを配信する」
という仕組みであるから
1番後ろからの引きの俯瞰した映像がメインになってしまう。
これは「仕組み」が原因ですね

配信カメラの1番後ろからの映像。
観客の後ろ頭が入っている感じの。
ステージ全体が見えている映像。

これのことを
「引きの」映像といっているわけですが

この
「引きの映像」

なんか
「引きすぎてるなぁ」
と思いませんか?

なんか後ろからすぎるんじゃないの?

これは
人間の
「目」
の仕組みが原因です。


人間の目は
「焦点」
を中心に真ん中が解像度が高くなり
ドアップで映されます。

そこからだんだん周りは解像度が低くなりぼやけていって
もっと外側はボケてて何が写っているかわからない。

でも
見えている範囲なら動いてるものはわかるし
何か動いているなぁ、くらいは察知できます。

しかしですね
映像の場合は
「人間目でみているとボヤけているはずの部分」
も、しっかりと写してしまうわけですね。
だから
「広い部分がしっかり写っている」
という状態になってしまいます。

では
「もっと近寄ったらどうなの?」
ということになるわけですが
近寄ると今度は映像だと
「切れてしまう」
わけですね。

映らなくなってしまう。

映像だと
「映る映らない」
の2種類しかないわけですけど

人間の目だと
「映る」
「何となくボヤけて見えてる」
「目の端っこに何となくみてえる」
「映らない」
と、

こういう感じで
「グラデーション的に」
写っているわけです。

だから臨場感が違うし
目の場合は
「近く」感じるし
映像の場合は
「遠く」感じるわけですね。

同じ範囲が見えてたとしても
近い、遠い、と
かなり見え方が違うわけです。

だから
「生がいい」
という意見が生まれるわけですね。



では
「野球中継」
ではどうでしょうか?

オーナーは
配信ライブのことを
「野球中継」

現地の生ライブのことを
「野球をスタジアムに観に行く」
という風に例えたりしますが

この場合は
「めちゃくちゃ遠いのに現地は臨場感を感じられる」
わけですね。

これは
空気や音、実際にそこに行っているという「実感」が伴うからなわけですが

では
「中継」
はどうでしょうか?

野球の場合はいわゆる
「引きの映像」
で、
野球場全体を映しているわけじゃないですよね?

ピッチャーやバッターの顔まで
カメラでズームして
臨場感を出しているし
打ったら引きの絵になってボールを追いかけて
ベンチの監督の表情をズームしたり、
と、

映像でできることをたくさんしています。


つまりですね
「現地の臨場感を伝えるために」
この野球中継が頑張っていることは
「現地で見るものとは違うものをお届けする」
ということになります。



はい。
今日のポイントはここで


ここが
「抽象化」
の部分ですね


言い換えると
野球中継は
「野球が好きな人が現地で楽しんでいるものをそのままお届けするものではない」
ということになります。

ここ。

言い換えると
「配信ライブは生の現地ライブの良さと臨場感をそのままファンのスマホに届けるものじゃない」
ということになります。


はい。
再具体化しましたね

では具体的なアイデアを出していきましょう



今回りゅうまくんと話していた、
けんしくんと「画面に収まってるよね」と言っていた

この部分は
「生ライブの臨場感を届けたい」
のではなくて

「配信を見ている人にダンスの凄さを感じてほしい」
です。

つまり
見た人が
「ムーすごく良かったよ!」
と言ってもらうのは

「現地の人たちへのアプローチ」

「配信の人たちへのアプローチ」

二つ準備しなければならないよね。

と、
こういうことになります。


ダンスは手を振り上げ
大きく動き
5人の隊列があり
と、大きく動くので

それを全部取るとどうしても
「引きの映像」
になってしまうんです。

だから
映像に
「余白」
ができてしまうわけですね。

これが
「遠いよね」
の原因です。



もっと臨場感を持ってもらうために幾つかアイデアを出してみました。



1 .カメラを「跨ぐ」


はい
本題出てきましたね

この
「跨ぐ」
という映像って

現地では体験できないと思うんです。

カメラだからできるアプローチですよね。

ステージの「花道」の部分。
飛び出しているところですね。

ここに
下から上を向いたカメラを一つ置いておく。

この曲は
「このカメラ一本で他のカメラは使わないよ」
というルールを設定しておく。

ダンスの振り付けもこの
「下からのアングル」
を意識したものにしておいてもらう。

そうすることで
「カメラ」
に対してのアプローチの力が増えます。

そして振り付けの中に
メンバーが花道に飛び出る部分
を作ってもらうことで

「カメラを跨ぐ」
事ができるわけですね。

これ映像撮ってみてみないとわからないですけど
結構効果あるかも。

もちろん
ライブ全部がそれだと疲れちゃいますからね。
全曲中一曲。とかで十分かなと。




2 .ステージの背中にカメラを置いて撮影する


これはなかなかいいアイデアだと思うんですけど
「背中からの映像」
っていうのはアリだと思います。

しかも、照明は
客席側から
ステージ側に向かって
あかりが飛んでいますので

カメラには照明が
「目潰し的に」
「バックサス的に」
シルエットが映るような効果を出す事ができます。

ファンの顔がめちゃくちゃ写ったら困るので
ちょっと上目にアングルしておけば良いですね



3 .ダンサーがカメラ持っちゃう


TikTokで踊りながら映像が撮影できるこのスマホの時代ですので
振り付けの中で
せりかちゃんがカメラ持っちゃって
他の4人が集まってきて顔のアップ
みたいなアプローチはあると面白いと思います。



と、
こんな感じで
アイデアは沢山出てきますよね

これを一つずつ実際に試して
いい感じのものを導入して

配信ライブの
「演出の部分」
をいろいろできるようにすると
配信ライブの価値がもっと上がるかもしれませんし

現地じゃないと楽しめない勢を
ぶっ倒す事ができますね。


と、
こんな感じでお話ししていると
「オーナーって結局若い女が好きなんですね」
と言われますけど

好きなんですよ。


いや、
そういうことじゃなくて。

今お話ししたこういうアプローチって読んでいてわかると思うんですけど
「ミュージシャンもこの部分置き去りにしているよね」
という事です。

ここが本当の言いたいところ。


最近みなさん
「カメラマンに頼めばいいや」
とか
「ごろちゃんにお願いしておけばいいや」
とか

配信ライブに慣れてきて
改善とか新たなアプローチとか
やってないですよね?

それじゃダメですよ。
これから世の中は一気に
「配信ライブが普通の世の中」
になります。

この時にみなさんは
「全員配信ライブをやるけどあなたのライブはなんか違うね」
と言われるように準備をしておかなければなりません。

「カメラマンを入れる」
じゃなくて。

あなたが
「カメラをうまく使う」
という方向に考えないと。

今のうちですよ。
カメラを追加することはできるんですけど
「カメラマン」
を追加することはできません。

この
「毎月のマンスリーライブ」
をみているファンの人たちにさらに楽しんでもらうために
ここはいろいろと試してみたいですね。

そのためにも
ムーの人たちにはいろいろとチャレンジして
いろいろと新しいアプローチをしてもらおうかと思っています。

誰がすけべオーナーやねん


「アマチュアミュージシャン」
のこの先の展開のために考えているわけですよね。
さすがオーナー。

というわけで
改めて仲間のライブを見たり
ムーのライブを見たりして
いろいろと新しいチャレンジをしてみましょう。

頭を振り絞っておいてくださいね。


本日はおしまいです。



他にも
「ムー」って新曲出す時に歌い手とコラボしたらいいよね
とか
天井から真下に向いたカメラ設置するか
とか

いろいろとアイデア出してありますので
 
気になる方はスペース聞いてみてくださいね。


聞いた人が18人ってなってるので
多分半分はダディだと思います。




というわけで
今日もしっかりと
がんばりましょー!



いってらっしゃい!

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