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気がつけば、2個持ち


取材をするライターの仕事道具として欠かせないもの。それは、録音機器。

私は、取材するようになったときから、オリンパスのICリコーダー、ボイストレックをずっと愛用している。

最初の頃は、ICリコーダーとテレコ(カセットレコーダー)を併用していた。
インタビュー取材で、何よりも恐ろしいのが、録音されてなかったとか、録音が消えちゃったとかそんなこと。
万に一つのそれを避けるべく、当時から、2個持ちだったわけさ。

もちろん、リコーダーのが全然便利なんだけど、テレコはテレコで好きだったなあ。録音して、再生して巻き戻ししたり、早送りしたりって、昔ながらのラジカセ仕様。くるくるテープが回る音がノスタルジックで。

ただ、テレコは時代とともにだんだん使いにくくなり、気がつけばICリコーダーの2個もちをするようになった私。

取材のときは、必ず2個ともスイッチを入れる。そして、置く場所を変えるときが多い。
音の録り具合って、ほんと録ってみないとわからなくて、話す相手のすぐ近くに置いたら、相手がペンを動かす音とかをリコーダーが拾って、逆に聞き取りづらい、なんてこともあるから。

万一のための2個もちが、ときには、2個を駆使するようにもなっている。

だから、リコーダー2個体制は、もはや欠かせない。

ちなみに、リコーダー使って、2個とも音声がまったく録れなかった、という悲劇は今のとこないが、2つのうち、1つに音声が録れていなかった、というときはあった。
なので、やっぱり2個持ちが安全だと感じるこのごろ。

 ときどき、スイッチをホールドしておくのを忘れて移動中に録音スイッチを入れてしまうときがある。そういうときは、たいがい、駅で電車が発車するときの音とか、ざわざわした音がただただ入ってる。
いかん、きをつけよ。




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