決断

人生2度目の転職活動を終えました。10月1日から3社目に入社予定です。
現職は結果的に1年半での短期離職となってしまうのですが、切り替えて次に進める縁がある事に感謝して、前に進みます。

今回の流れや学んだ事を、今後の備忘録として残しておきます。

◆今回の転職活動期間:約1.5ヶ月

 ・7月初旬~中旬:職務経歴書・履歴書の修正
 ・7月下旬~8月中旬:転職サイト登録~企業へ応募~各種選考~内定
 [応募企業内訳]
 →21社:応募
  →うち1社:応募を完全無視される(某エンタメ企業。ムカつく)
  →うち10社:書類落ち or 書類選考辞退
  →うち3社:書類通過、1次辞退
  →うち2社:書類通過、1次通過、2次辞退
  →うち1社:書類通過、1次通過、最終(2次)落選
  →うち4社:書類通過、1次通過、最終通過、内定オファー
 [受けた適性検査]
 SPI(1社)
 TG-web(1社)
 会社独自テスト(1社)

◆7月初旬~中旬:職務経歴書・履歴書の修正

まず、前職や現職での経験から今後のキャリアプランにおいて重視するべきであろう事柄を1つ前の記事(「重視」)にまとめ、それらを元に現職の業務内容等を追加した職務経歴書・履歴書を作成。前職の業務のようなものを望む形で今回の転職活動に挑む事を決めたので、職務経歴書は前職の経歴をアピールする(例:職歴を古い順にする)ように修正を行った。

この期間において、大いに助けられたのが某サイト経由でスカウトを出してもらっていた企業A。企業Aは先行して選考プロセスが進み、最終的に内定を貰った企業。ただ正直なところ商材に興味がなさすぎて、入社する気は1ミリも無かった。今回の転職活動におけるスピード感を持った書類のブラッシュアップや面接の練習の場として、申し訳ないが有効活用させてもらった。

◆7月下旬~8月中旬:転職サイト登録~企業へ応募~各種選考~内定

前回の転職活動はエージェントに頼り切りで企業を決めていた。いわば、受け身の状態だったと回顧。今回は仕事における今後の軸をある程度時間をかけて詳細に定められたと考え、自力で企業を探し積極的に応募していく事をメインとし、サブ的にエージェント(2社)を活用した。割合としては7:3ぐらいだったと思う。結果として内定を受諾した企業はエージェント経由なので、このハイブリットスタイルで良かったと思う。

使用したエージェントは、1社が前回の転職活動で使用した所、もう1社が初めて使用した会社だった。前者は以前お世話になったエージェントにも相談をしてみたが、タイミングが悪くあまり反応が芳しく無く、今回は後者を中心に使用した。残念ながら、担当になったキャリアアドバイザーとの相性が良くなかった(応募を押し付けてきたし、Z世代の価値観丸出しで会話している印象)ので、企業単位で担当しているエージェントの方々だけにお世話になる事にした。なので、あまり1人1人に寄り添ってくれる印象はなく、あくまでブリッジ役という印象。前回と比較してみると、エージェントの守備範囲は本当に人や所属企業によって全然違うなと感じたし、関わる人によって、応募者の人生も変わってしまうな…と本気で感じた。

大体20社程応募したが、職務内容を徹底的に吟味して選ぶ事が出来た為、マッチング度が高かったからなのか、応募した殆どの企業から書類通過の連絡を頂いた。そこから選考に進む企業を7社まで絞らせてもらい、前述のウォーミングアップ用の1社を除いてスケジュール感が同じように進むようにプロセスを進めた。

1次選考で聞かれた事は、ほぼ全企業で共通だったように思える。以下6点。

・自己紹介
・当社の志望理由
・新卒時における就職の軸
・初回の転職理由
・今回の転職理由
・前職での業務内容の深堀り

だいたいこれらを答えていたら30分強が経過していて、その後は逆質問コーナー。なので、後半のスケジュールで選考してもらった企業ほどスラスラ言えた。ここで大事だったことは、希望/経験がある職種と今回応募をかけている職種の親和性が如何に高いかを自分・企業それぞれがお互いが知る/理解する事に尽きたと思う。

私が応募している企業の選考プロセスは大体1次→適性検査→最終の流れだったので、数社でSPI等の適性検査をパス(これが1番面倒くさい。なんで1社ごとに1回ずつ受けなきゃいけないのか)後、1次の時点で大きな違和感があった2社を辞退し、5社で最終選考を受けた。

最終選考はどの企業もやはり役員or代表取締役が出てくるパターンで、「学生時代の経験」や「仕事上で大事にしている事」等、人となりを掘ってくるような質問が多かった印象。なので、何と言うか、ここは今まで腐らずに1つ1つの仕事をこなしてきて良かったなとは思う。サボっているとどうしても顔に出てしまう性格なので。

1次で希望する業務の親和性を感じてもらい、最終にて人柄を見てもらったうえで、最終的に5社中4社から内定を貰った。その内以下2社は潔く辞退。
企業A:前述の通り、練習として受けたので辞退
企業B:エンタメ企業なのに、面接から「銀行」のような硬さを感じた。提示してきた年収も4社中最下位。超大企業/海外と関わる業種なのに在宅・フレックス無し=海外とのコミュニケーション難しい or 残業ありきでの仕事、と予測し、辞退

残る2社は内定オファー面談までは、お互いに良い点・悪い点があり、かなり悩んだ。しかし企業Cのオファー面談において、これまで面接官を務めていた直属の上司?から、同僚?みたいな奴が質問に答えるスタイルに変わり、一気に心象が変化。言葉遣い、態度、面接中なのに手で髪の毛触る、業務に対する考え方、全てが「あ、これ、俺は一緒にこいつとは働けんわ」と感じた。私の質問に対しての回答もズレており、本当に面接中頭痛になった。ていうか、いちばん大事な所、そいつに任せちゃう?☹️
やはり最後は「人」なんだな、としみじみ感じることとなり、あっけなく企業Dからのオファーを受諾した。

企業Dは最初から最後まで完璧な対応だった。1次面接は対面での実施だったが、お茶を用意して下さったり、業務内容や実際作成している資料もパワーポイントで見せてもらった。これらの対応をしていただいたのはこの1社だけである。SPI通過後の最終面接では、執行役員の方とお話する機会を貰ったが、少し話しただけで頭の明瞭さ・キレが違うなと感じた。オファー面談では1次・最終の面接官3名の他に海外に駐在しているメンバーの方1名、人事の方1名というまさかの1vs5の体制で時間を頂き、かなりの本気度を感じた。故に、企業としてはレベルの高い人が揃っている印象であり、付いていけるかは不安材料だ(給与の提示額もここが1番高い)が、企業Cが謂わば「やらかした」事により、悩む選択肢が無くなってしまった。

まとめ

というわけで、1ヶ月半で次の企業を決めさせてもらった。
正直入ってみないと分からない点は多いが、前回の転職活動を改めて振り返ると「焦っていたな」と感じる。今回は腰を据えて(ほぼ)自分の力で会社を選ぶことが出来たし、これで間違っていたとしても割り切れる、と今のところは思う。