失敗する長期インターン制度を減らしたい。成長機会にフォーカスしていこう。
新卒一括採用の終焉
メンバーシップ型からジョブ型へ
待ち型から攻めの採用手法へ
時代の変遷に伴い、巷だ大きな話題となっている「長期インターン」。
長期インターン導入において、新卒採用を目的にして設計をすると上手くいかないのはご存知でしたか？
「長期インターンってどうやってやるの？」と思っている企業さんの参考になればと思ってこのnoteを書きました！
実際に、新卒採用目的で長期インターンシップを導入し、上手くいかなかった企業様をたくさん見てきました。そこで今回、これまで長期インターン生を150名以上採用し、企業様へ長期インターンシップ導入の支援をしているスタートゲートが「長期インターンシップ活用のコツ」をお伝えします！
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なぜ新卒採用目的に実施すると失敗する？
1dayインターン長いVer？
職場見学？
新卒採用目的？
よくある声です。ですがどれも適切ではありません。
なぜ「新卒採用目的」だと失敗しやすいのか
まずは下記データをご覧ください*。
長期インターンに参加する学生は「この企業に就職したい！」と思って来る訳ではなく、「企業で成長したい」、「実際の業務を体験したい」というニーズをもとに長期インターンを始めます。そのため、重要なのは「学生の成長に対する機会をいかに作れるか」。学生の入社志望度が上がるのは、長期インターン中の成長経験や体感の結果なのです。
これらを度外視し、「新卒採用のために会社の理解を深めてもらおう」とか、「成長機会の少ない単純作業の割り振り」は、学生のニーズとの乖離が生まれるため失敗しやすい傾向にあります。
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長期インターンシップとは？｜即戦力採用の新たな戦略
長期インターンシップとは、
即戦力採用の新たな戦略
実は長期インターンには明確な定義が存在しません。
文部科学省によると、インターンシップとは「学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと*」と示しています。長期インターンシップとはつまり、1dayや1weekといった短期インターンよりも長く、学生が実践的なインターンシップを行うことです。社員と変わらない業務の実践による成長の結果、会社の事業成長や新卒として入社した際の即戦力化が可能となります。成果を出せるまでの育成・研修期間を加味して、弊社では「3ヶ月以上の業務実践型インターン」を長期インターンとしています。
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長期インターンシップのメリット/デメリット
即戦力採用というメリットとは裏腹にデメリットもあります。
文部科学省の調査によると、約7割の大学、約6割の企業が「1ヶ月以上のインターンシップ」が効果的である**と回答しているにも関わらず、1ヶ月以上実施している企業はわずか2%に届きません。中でも、3ヶ月以上実施している企業はわずか0.4%に過ぎないのです。「長期インターンシップ」を実施する上で、体系化されたノウハウや知見が少ないことがこれらの数字に至る要因として考えられます。
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どんな業務を任せればいい？｜法人営業を例に図解
結論、長期インターン制度の設計方法は大きく分けて3つあります。
キャリアステップ型
プロジェクト型
ジョブローテーション型
今回は、一番導入コストがかかりにくい「キャリアステップ型」について、法人営業職を事例に考えていきます。
３つのステップで長期インターン生への業務を考えていきます。
社員の業務を分解し、難易度や成長段階に分けるとキャリアステップになります。そしてそれらを順に長期インターン生の業務として割り振っていきます。実際に弊社では、以下のように法人営業における業務内容を切り分け、キャリアステップとして用意しています。
テレマーケティング・インサイドセールスでリスト作成やテレアポ
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フィールドセールスで商談から受注まで
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カスタマーサクセスで受注後のフォロー
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まとめ
このように、「長期インターンシップ」を新卒採用目的で実施すると失敗しやすく、学生への適切な成長機会を提供することが望ましいです。
長期インターンを活用する1つの方法として、既存社員の業務を切り分け、キャリアステップとして並び替える。そしてそれらをインターン生の業務として落とし込むことで実施することが可能です。
また、下記資料では、以下項目についてより詳細に記載しております。
このnoteや下記資料を機会に、「長期インターンシップ」をご検討されてみてはいかがでしょうか。
■長期インターンの市場動向
■長期インターン導入のメリット
■長期インターン導入における4つのポイント
■長期インターン導入に必要な事項
▼サービス資料DLはこちらから
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株式会社StartGate とは
「新たなキャリア文化を創る」をミッションに長期インターンシップ採用／導入支援を行っております。企業選び・キャリア形成・働く在り方が変化してきた現代で、給与や待遇でけでない共感による採用が重要視されてきました。
さらにこれからは共感を入り口のトリガーに、企業のリアルな面も体感できるかが重要になります。
互いのミスマッチをなくす「体感採用」を実現します。
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参考文献
*文部科学省「学生・企業の接続において長期インターンシップが与える効果についての検討会 調査報告」、第29頁。
**文部科学省「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」1頁
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