深澤辰哉という人
①初めて好きになった男性アイドル
私がどういった経緯でSnow Manに巡り会い、深澤担になったのかは、大まかに別のnoteに書いているのでそちらを参照してからの方が読みやすいかもしれない。小見出しの通り、「深澤辰哉」という人間は、私にとって初めて好きになった男性アイドルである。それまで、私は多趣味と呼ばれ数ある界隈に足を突っ込んでは頭までその沼に浸かってきた。その中に男性がいなかった訳では無い。星野源、埼玉西武ライオンズの選手、サカナクション、sumika、等々、推している人は女性よりも男性の方が多いかもしれない。ただ、アイドルという界隈においてジャニーズはおろか男性の方を向いた試しが無かった。
私は高校生の時同じクラスの友達の影響で、ラブライブ!シリーズの虜になり、ラブライバーとして初めてアイドルのオタクになる。こちらは勿論キャラも、それに声を当てる声優さんも女性、アニメの中にも女性しか出てこない。正直ラブライバーになること自体も、私の中では相当な変化だった。それまでなぜ男性アイドルに惹かれなかったのか、自分の今までを振り返ってみると恐らく、ファン層に対する謎の恐怖心だったかもしれない。元々、自分の中で友達と呼べる人の中で割と男子が多い自分からすると、ラブライバーは女性よりも男性の方が圧倒的に多く、ライブ会場などに行っても逆に気が楽な感じがしていた。それが男性アイドルともなるとやはり女性ファンの方が多い訳で、少し覗いただけではやっぱり少し躊躇ってしまう自分がいた。ただそれを、軽々と乗り越えて私の心の範疇に入り込んできたのが、
Snow Man
だった。人生で初めて男性アイドルグループを好きになった。私にとってその第一歩であり、記念すべき「初めて」の好きな男性アイドルは、「深澤辰哉」以外の誰でもない。
②苦労人 深澤辰哉
別のnoteにも書いているが、私は苦労人に非常に弱い。共感力の高さゆえに、良くも悪くも過剰に感情移入してしまうからかもしれない。私がSnow Manの成り立ちやこれまで歩んできた歴史を知っていく中でも勿論、その茨だらけの道を歩んできた姿に感情移入せずにはいられなかった。中でも、深澤さんの苦労してきた姿が私に深く刺さってしまったのである。これは他のメンバーが深澤さんより苦労していないとか、そういう比較の話がしたい訳では無い。多分、私は深澤さんにとあるシンパシーを感じていたからであると思う。
守りたいものを守ること
深澤さんにとってはSnow Man。私にとっては、周りにいる大切な人。人を守ることってそう簡単ではなくて、いとも簡単にこの手をすり抜けていってしまうことだってある。そういう、曖昧なものを守りたいと誓って、事実様々な場面でそれを行動として表してきた深澤さんに、尊敬の念を抱いた。私はSnow Manのこれまでや、深澤さんが歩んできた道のりを知るまで、ジャニーズに属するアイドルがこれ程までに沢山の壁にぶち当たるということを知らなかった。そもそも、今まで知っていたアイドルというのは、人数の枠やデビューすることが既に決まっている中を、オーディションを通して勝ち取っていく形だったからだ。グループが結成されるかも、そのグループとしてデビューできるかも、また、そもそもデビューできるかも未知の領域。彼が戦ってくぐり抜けてきた計り知れない試練の数々を知って、ジャニーズに対して偏見を持っていたことを悔いた。
きっと、深澤さんはこれまでもこれからも、最年長として大切なSnow Manという場所とメンバーを、大事に大事に守っていくと思う。私は、深澤さんが守りたいと思うSnow Manが大好きで、Snow Manを守りたいと思う深澤さんのことが、大好きです。
③3枚目 深澤辰哉
恐らく深澤さんのことを語る上で、「3枚目」というキーワードは外せないだろう。私は元々、星野源のファンを長くやっている。何が言いたいかというと、
いい歳して馬鹿やれる大人ってかっこいい
と、星野源を見てずっと思っているし、自分もそうでありたいと思っている。星野源がどういう人なのかはここでは触れないが、大人になってもくだらないことで笑っている姿って、変に気取っている大人よりも私の目にはかっこよく映る。だからこそ、脇目も振らず3枚目としてふざけて周りを笑顔にする深澤さんの姿を見た時に、心を掴まれた。
すのちゅーぶを見ていく中でその姿ははっきりと伝わってくる。もはや伝説とも言うべき「君の彼氏になりたい 振付講座」を筆頭に、「リズムジェスチャーゲーム」、「イラストしりとり」、「サイレント王決定戦」、、、など、たとえ動画内で目立っていなくとも彼が3枚目として周囲を笑顔にしている姿を挙げればキリがない。私はその生き生きした姿と、それを見て笑顔になるメンバー、という構図が好きだ。そして何よりも、私自身それに何度も笑わされ、元気づけられたことは間違いない。いじられても嫌な顔せず鋭いツッコミで切り返し、最年長なのに体を張って前に出て、そういう深澤さんのことを、これからはファンの力で笑顔にできるようについて行きたいと思う。
④アイドル 深澤辰哉
3枚目というおふざけ姿に慣れ切ったところに、突如として顔を出す「アイドル」としての深澤さん。このギャップに落ちない人が果たして居るのだろうかと思うほど、私は深澤さんの術中にハマって抜け出せなくなったうちの1人だろう。まずはその歌声。ジャニーズ界でもキャラメルボイスと呼び声の高い、透き通るような癖のない、かつしっかりと通る張りのある声。普段は少し気だるそうな低いトーンで喋ったり、MCをしたりしているが、歌い出すと一変、甘く優しいその声に酔いしれてしまう。中でも、
ひらりと桜
EVERYTHING IS EVERYTHING
僕の彼女になってよ。
オレンジkiss
Wonderful! × Surprise!
ボクとキミと
この辺りを聴けば、深澤さんの歌声の虜になることは間違いないと思う。
次にダンス。ダンスを売りにしているグループなだけあり、Snow Man9人それぞれの個性と上手さがあると思うが、深澤さんのダンスは誰よりも癖と力みがない、シンプルなダンスだと感じる。一見するとしっかり踊っているように見えない、手を抜いているように見えてしまうとも言われるが、それが深澤さんのダンスの一番の魅力だと思う。サイドで踊っている時は周囲と揃った空気感を崩さず、センターに来るとたちまち彼が自慢げに大切なSnow Manのメンバーを引き連れているかのような構図が見えてくる。挙げるならば、
D.D.
ひらりと桜
HELLO HELLO
Grandeur
Infighter
オレンジkiss
JUICY
辺りが、私は特に好きだ。
そして最後に、アイドルとしてのファンサや立ち振る舞い。私はまだ直接ライブの場に立ち会ったことは無いが、ライブ映像やテレビ歌唱で見る深澤さんのアイドルとしての立ち振る舞いは、普段とのギャップを最も引き立てる要素だと思う。本人は自覚がないらしいが、連発されるウインク、優しい眼差し、楽しさが全面に見える笑顔、パフォーマンスする曲によってコロコロ変わる表情、色っぽい曲で魅せる流石最年長というべき色気、はしゃぐ曲ではメンバーと思いっ切りはしゃいで、こんなにもアイドルとして洗練された立ち振る舞いに、私は完全にハマって抜け出せなくなっている。
⑤終わりに
ここまで深澤さんの魅力をひたすら書き連ねてきたが、私にとっての深澤さんは唯一無二のアイドルだ。Snow Manや深澤さんが進んで行くこの先の道が、少しでも明るいことを祈ってこの文章の締めくくりとします。
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