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第26番: 南明山 清瀧寺

筑波山から約15kmの距離。農村を自転車で移動します。40~50分くらいで到着します。ガイドブックには、「坂東の札所の中で、八溝山日輪寺に次ぐ不便なところ」と書かれていますが、自転車で移動すると不便さをあまり感じられません。

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本格的な古い山門をくぐり、年季の入った石段を登っていくと、本堂が見えてきます。こじんまりとしたお寺で、杉本寺を思い起こさせます。

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階段を上り切ると、右手に鐘楼があります。で、つくことができるというので、気合を入れてつきました。

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本堂は、昭和40年頃に消失してしまったらしく、現在の本堂は約50年前に再建されたもの。再建前の本堂は、鴨居や柱の彫刻が素晴らしかったと納経所のおじさんが話してくれました。

「寺はいま無住。農家の老人が交代で納経所に勤めている。」とのことですが、おそらく今もそうだと思われます。管理している農家のおじさんが、一画一画丁寧に「聖観世音」と書いてくれました。

本堂の中には入れなかったので、御本尊にもお目にかかることはできませんでした。

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わがこころ いまよりのちは にごらじな

きよたきでらへ まいるみなれば


帰りは、農道や新興住宅地などを自転車で走って、つくば駅まで戻ります。

15時半に無事に自転車を返すことができました。

今日もたくさん体を動かして、清々しい一日でした。つくばの地ビールが見当たらなかったので、とりあえず東京の地ビールで締め。駅の片隅で一気飲みして、すぐにマスクを付けました。

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