読書感想

一部でこれ(本文下リンク)をカドカワが翻訳出版断念で活動家のキャンセルカルチャーに屈した、活動家や国による言論統制だと大騒ぎしているので原書を読んでみた。

感想としては大騒ぎしてる人の大多数は読まずにただ、活動家に屈したと批判してる人が多すぎる。

確かに、トランスジェンダーに関するリスクや思想の危険さを訴える本なのでそうした面での価値はある本だとは思うが、文面に決めつけが多く、科学的根拠が乏しい(きちんと精査された論文の記載が乏しい)、表現が感情的でエッセイとしての水準は高いけどトランス問題、性自認問題への解決策というよりは感情論の箇条書きレベルでしかない。

心という科学的に解明がされてない事象に対して感情論をぶつける本が必要か?という疑問はある。
本来、こういう本は理性的で中立公正な論文でなければならないんだがそういう面ではダメだね。
結局男女の分断を煽る啓発本レベルでしかない( ˙-˙ )

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