Into the Unknown

Into the Unknown

聴こえているわ　でも聞かないの
中には面倒ごとを好むひともいる
わたしには日常を過ごす理由がいくらでもある
だからあなたの囁きは聴こえない、どこかへいってしまえばいいのに

あなたは声なんかじゃなくてただの耳鳴り
聞こえると認めれば、そんなことしないけれど、話しかけられているということ
この壁に飾られているこんなにも愛しいみんな
秘密のセイレーンよ　ごめんなさい、でもわたしには聞こえない
もう冒険は充分　新しいものはいらない
怖いのは　もしあなたを追っていったら何を負うのか

まだ見ぬ世界で
まだ見ぬ世界へ
まだ知らない世界

何がほしいの？　いつまでも眠らせてくれないで
わたしの気を散らして大きな失敗をさせようとしているの？
それともそこにいるあなたは　少しわたしと似ているのかしら
わたしが在るべき場所にいないと知っているのかしら
力が増していくのを感じるほど毎日は少しだけつらくなる
わかっているのでしょう　わたしの一部は行きたがっている

まだ見ぬ世界へ
まだ見ぬ世界
まだ知らない世界

そこにいるの？
わたしを知っている？
わたしを感じる？
見せてくれるの？

どこへ行くの　置いていかないで
どうやってあなたを追いかけよう　まだ見ぬ世界へ

Image by Jordan Holiday from Pixabay