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ゆっくりとへたり込んで膝をつくような | 2024年1月

こんなの久しぶりだなぁというくらい、落ち込んでいた1月でした。
この先浮上したとき思い返して自分を褒めたいから、記しておきます。

昨年末輪島を旅行してとても楽しかったから、能登の地震はショックでした。やめなくてはと思いながらもニュースを見るのをやめられなかった。
落ち着いたらまた旅行したいし、輪島の旅行はいつか文字にもしたい。

寄り道した素敵なパン屋さんの目の前の海。きれいだった

腰を痛めてしばらくお休みしているダンス。思うところがあって、これももう本当にたくさんのことを考えている。こんなに思い悩めるほど大事なものがあるのは素敵なことだとは思う。大事に思う気持ちも、自分のことも、大事にしたい。
欲張りになってばかりいる。あるものを見つめなおす時期なのかな。

ダンスに関連して、ドラマ原作者の逝去、これもとてもショックを受けてしまった。ベリーダンス界隈がドラマ化で盛り上がっているのがとても嬉しかったから。1月の落ち込みの要因のひとつ。

よみうりランドのフラワーパークにて。ずっと落ち込んでいたから、この日は久しぶりに友達と会った日。

年明けに術後2年の検査結果が出て、転移も再発もなくてほっとしたのだけれど、ホルモン治療はトータル10年だと言われた。これまでも言われていたのかもしれないけれど記憶から消えていたから、道のりが長すぎてただ絶望した。目の前が暗くなっていくような感覚を久しぶりにおぼえた。
ホルモン治療をしているこの2年だって、副作用は耐え難く毎日つらいのに、あと8年も続けられる気がしなかった。今も途方もなくてくらくらする。
そもそも治療は全部、続けられる気がしないと思いながらしてるけれど。喉元過ぎれば熱さを忘れると言うけれど、ずっと熱くてずっとつらい。

髪型問題も、わたしはもともとのロングが好きだったから、未だにボブくらいしか長さがないこともずっとつらい。エクステにハーフウィッグにといろいろ試したけれど、快適ではないから、最近は全部外してしまって、鏡を見ながらたまに泣く。
せめてきれいに伸びるようにとヘアケアは頑張っているけれど、それさえも悲しくてたまに泣く、髪型問題はどう考えても悲しくて、泣いてばっかりいる。

全部投げ出したかった湯河原ひとり旅。リフレッシュできた

ほんとうにつらいときは言葉にもできないし、周りにも言えない。だから、今やっと立ち直ってきているのだと思う。
過去と未来ばかり見ていて現実が疎かになるのは正しくないと思う。今を生きることを、つらくても重ねれば、8年後には届く。だから、やるしかない、つらくても、生きることを止めないのだから。

久しぶりに友達に会って、弱音を聞いてもらって、話せるということは立ち直ってきているのだと自分を立て直して、そうやって日常を進む。
負けそうだけど、挫けそうだけど、つらいけど、本当に負けはしてやらない。

平穏な2月であってほしい。

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