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【ソロキャンプの基本道具~住~】シュラフ(寝袋)の選び方

シュラフ(寝袋)選びも、ソロキャンではとても重要ですね。使ってみなけりゃわからない、という部分も多分にありますけど、実はそんなに、自分が選ぶべきタイプを見極めるのは難しくありません。

とりあえず、シュラフ選びのスタンスを、以下の基本3ステップでまずは整理しましょう。

1)定番 vs. 格安模倣品・中古品
2)自分の好み
スタイルに合わせた、こだわりポイント
3)購入する店
の選択

シュラフ選びのスタンス

1)定番 vs. 格安模倣品や中古品
シュラフは、やっぱり安心感を優先したいので信頼ブランドから選ぶのがベター。ただし、定番モデルは数多くありすぎるので、ある程度だけこだわって、あとはお好みで。

2)自分の好みやスタイルに合わせた、こだわりポイント
「使用下限温度」と「大きさ」だけ、しっかりチェックを。
言い換えると、「いつキャンプするのか」と「どのように運搬するのか」次第で選ぶべき種類がだいたい決まります。

3)購入する店の選択
シュラフ本体は、やはりネットで。マットなどの周辺グッズは、好みのものが見つかれば、セカンドハンドのものでも良いんじゃないかな。


シュラフ選び 必要な前提知識

☆シュラフの種類

形:「マミー型」と「封筒型」
>>マミー型
は・・・コンパクト/密着度高く、より温かい
>>封 筒 型は ・・・布団に近い感覚でのびのび/チャック開閉やインナーの調節で、温度調節しやすい

私は、車移動が多いので、携帯性より寝心地重視で封筒型を選択! でも、両者のいいとこ取りをした中間タイプのようなものも、最近は色々出てきてますね。

素材:「ダウン」と「化繊」
>>ダウン
は・・・軽くてコンパクト
>>化 繊
は・・・手頃価格で洗濯可

これは、価格が大きな決め手となり、化繊を洗濯、いや選択。


☆シュラフ以外に必要なもの☆

テントのインナーマット
寝るだけでなく、テント内で過ごすときに最低限のクッションとなってくれるマットは必須アイテム。

インナーマット自分のテントの大きさに合ったものであればOKですね。つまり、サイズさえ問題なければ、純正品じゃなくても大丈夫。ただし、分厚さ加減で多少柔らかさが変わってきます。

コットorマット
コット・・・ミニベットのような感じで少し高さがあり、冬は地面からの冷えがシュラフに伝わりにくく、また夏は風が通って涼しくなる。
マット・・・床に布団を敷いたときの感覚に近く、コットよりも伸び伸びとくつろぎやすい

コットマットか、どちらが良いかは、かなり好みが分かれそう。タイプにこだわると言うよりも、コットにせよマットにせよ、安物で後悔しないように、ちゃんと品質の良さを重視して選びたいところです。

具体的には、コットの場合は、質の低いものだとフレームがゴツゴツあたって寝心地が悪くなるので、、買う際には、とにかく一度、実際に寝転んで確かめてみることが必須でしょう。
マットは、クローズドセルタイプとかエアマットタイプなどがありますが、好みよりも商品そのものの質自体がちゃんとしたものを選ぶことが大事です。


私は、コットの寝心地が合わずにマット派に鞍替えしましたが、もうちょっと奮発してワンランク上のコットorマットを試してみたいなぁ、と思ってるところです。


シュラフのオススメ

先にも書きましたが、定番から選ぶとしても、選択肢は非常にたくさんあります。ここでは、私自身が自分用のものを選ぶとき、最終候補になってたものを挙げていきます。

■イスカ(ISUKA) アルファライ700X [最低使用温度-6度]
化繊ながら、わりとコンパクトで充分な暖かさ。

■コールマン(Coleman) 寝袋 マルチレイヤースリーピングバッグ [使用下限温度:-11度]

レイヤーの組み合わせで、幅広い気温に対応でき、また封筒型ならではの使い勝手の良さで、寝心地は最高クラス☆ ただし、かなり大きくて重い。

■ogawa(オガワ) 寝袋 フィールド・ドリームDX-3I

上のものと良く似たタイプで、こちらも寝心地の良さや温度調整のしやすさが売り。コードを絞ってマミー型のように密着度を上げて使うことも可能。ただし、やっぱり大きくて重い。


■モンベル(mont-bell) 寝袋 バロウバッグ #3   [最低使用温度1度]

マミー型ながら、生地が伸びて寝心地はなかなか良さそう。約1kgでコンパクトながら、頭に被るフード部分があったり、コードでギュッと外気を逃さないようにできるなど、防寒性を高める工夫も盛り込まれている。


■スノーピーク(snow peak) セパレートシュラフオフトン [最低使用温度5度]

名前からして、布団のような寝心地を追求するなら問答無用の最有力候補(笑) 掛け布団と敷布団とに分離して使うことができるので、例えば普段遣いにしてしまって、日常で使い慣れておくのにも一番違和感が無さそう。

シュラフマットのオススメ

有名どころをいくつか挙げますが、これらの類似モデルみたいな中華製マットなんかでも、悪くないものも多くあります。

定番か類似の格安モデルかは、それぞれの”懐具合しだい”ということで…。

■THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス Zライト ソル

まずは定番から。
やはりマットは迷ったらこれですね。寝心地、遮熱性、文句なし!
折り畳めるタイプで扱いやすいのも、何気にポイント高いです。


■ロゴス(LOGOS) どこでもオートベッド

クッション性にこだわりたい人には、こんなのを選ぶという手もあります^^内蔵ポンプで約3分で空気を入れられるそうなので、思いの外手軽に使えそう。 

■スノーピーク(snow peak) インフレータブルマットキャンピング2.0

マットとエアーの間の「インフレーター」タイプで、寝心地が良いと評判なのが、こちらのスノーピークのもの。少々値段が張るが、結局選んで後悔しにくい選択肢かも。


コットのオススメ

コットについては、体の大きさによって相性が大きく変わってきます。なので、特定のモデルをおすすめするのではなく、とにかく実物に寝転んでみて確かめることを強く進めます。以下、いくつか例をあげますが、正直あまり大きな差は無いかな、という気がします・・・。

■Naturehike  キャンプコット

ローコットタイプ。背中側でゴツゴツしないフレーム構造で、安心して体重を預けられる。

■コールマン(Coleman) パックアウェイコット

スタンダートな定番モデルと言えるのかな。折りたたみタイプで手軽に使える点も人気。

コットはともかく、マットや寝袋は、なかなか実物を試す機会が無いですよね。もし知り合いキャンパーさんがいたら、その人のシュラフ等を見せてもらって、少しだけでも実際に試してみることを、強くおすすめします。


それでは皆様、納得のギアとともに、ぐっすり快適なキャンピング・ナイトライフを!

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