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アメリカで生活してみませんか?(後編〜アメリカ生活の一例)

こんにちは。アメリカはロサンゼルスにて西海岸ライフを満喫しているむっくです。
前編公開からかなり時間が経ってしまいました。すみません。
前編は手続き的な話ばかりで退屈だったかもしれません。
後編では具体的にアメリカ生活をイメージできるよう、僕の生活スタイルを紹介したいと思います。先に言っておくと「羨ましいだろ〜」って話をします(笑) アメリカで生活してみませんか?って誘ってるんだから「いいなー」って思ってもらわないとね。

むっくの平日の過ごし方一例

5:30 起床
6:15 ジムへ
6:30 ジムでトレーニング開始
8:00 ジムでシャワー
8:15 スタバでコーヒーゲット、会社へ
8:30 始業
13:00 - 14:00 ランチ
17:30 終業
17:45 帰宅
家で勉強したり、遊びに行ったり
24:00 就寝

セールスに出かけるとき以外は基本的に17:30で仕事が終わります。定時に帰るのは気が引ける…日本だとそういう職場がまだまだ多いでしょうが、少なくとも僕が今勤めている会社では定時過ぎに残っている人のほうが不思議な目で見られます。日本で働いていたときは家に帰るのが22時、23時を過ぎるのが日常だったので、自由時間に雲泥の差があります
仕事終わりにDodger Stadiumに野球の試合を観に行ったり、Staples Centerでバスケやホッケーの試合を観たり、ライブハウスやバーに行ってステキな音楽を楽しむこともできます。
予定がないときも家で様々な勉強をしたり、本を読んだり、自己研鑽にかなり時間を使えます。

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休日はそれに加えて草野球をしたり、ビーチまで行ってランニングしたりしています。
草野球は日本人中心の軟式野球リーグもあるようですが、せっかくなら現地の人たちとプレーしたい!と思い、Meetupというアプリを使ってチームを見つけました。日本みたいに軟式球が普及していないため、硬式球でしかも木製バットという環境でプレーしています。対戦相手はほとんどラティーノで、ずっとスペイン語が飛び交っています。

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休日はダラダラしてしまう日もありますが、アメリカ生活の終わりが見えてきてからはかなり活発になってきました。
一番よくばりした日は8:00から草野球して、13:30からフットボール(NFL)観戦、19:00からサッカー(MLS)観戦をしました。
これだけ元気に活動できているのは、労働時間が短いのが大きいと思います。日本にいたときは連日遅くまでの仕事で疲れて、毎朝レッドブルに頼る生活でしたが、アメリカに来てからはほとんどエナジードリンクを飲まなくなりました。
あとは「期間が限られている」というのも大きな要因だと思います。アメリカで過ごせる期間が1年半しかないため、無駄にしないように頑張ろうという意識がフットワークを軽くしていると思います。

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↑これ全部同じ日の写真です。

住環境について


家探しは仲介業者、プログラム主催者からオススメされたCraigslistというサイトを使用しました。お世辞にも見やすいサイトとは言えませんが、僕は無事いい家を見つけることができました。
出国前からある程度候補を決めておき、アメリカに着いてからアポを入れて内見して決めました。部屋が決まるまではホステルに泊まっていたのですが、すぐに決まったので2泊だけですみました。
ロサンゼルスは家賃が高いので、ルームシェアという形をとりました。鍵付きワンルームでバスルーム、キッチン等は共用、Wi-Fiや光熱費等含めて$700/月の部屋にしました。僕が見たエリアではこれが最安値でした。
内見一軒目だったんですが、家主が僕の大好きなミュージシャン、PrinceのTシャツを着ていたのを見て一発で決めました(笑) 本当は他のところも内見してから決めるべきなんでしょうが、1年4ヶ月経った今も大きなトラブルなく過ごせているので結果的には正解だったと思います。
家探しにおいても、日本人と暮らす選択肢を取る人もいます。「びびなび」などの日本人交流サイトでルームメイトを募集していたりするので、不安な人は日本人と一緒に住むこともできます。ただ僕は「せっかくアメリカに来ているのだから…」と思うタイプなので、日本人は避けました。いまはペルー系アメリカ人の家主と、フィリピン系アメリカ人のサグなやつと一緒に住んでいます。ワンちゃんもいます。過去にはイギリス人のおじいちゃんも一緒に住んでいました。彼がちょっとおかしくなって、家主と喧嘩して強制退去後、脅迫状を送ってきたことが唯一のトラブルでしょうか。



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↑ご近所の様子

英語力について


英語力は確実にレベルアップしていると自負していますが、正直まだまだです。むしろアメリカに来てから「英語が話せる」の基準が自分の中で自然と上がったので、アメリカに来る前よりゴールは遠くなりました(笑)
アメリカで長年住んでいようが英語が話せない人はちょくちょく見かけます。アメリカに住んでいるだけで英語ができるようになる、という甘いものではなさそうです。僕も英語の本やニュース記事を読んだり、テレビや映画を観たり、友達と雑談したり、いろいろ努力しています。インプット多めだったので残り期間はアウトプットを増やしていこうと思っています。

トラブル


いいことばっかりじゃないでしょ?って声もあると思います。そりゃ生きてる限りトラブルはつきものだし、異国で遭遇するトラブルは通常よりも厄介なものだと思います。
今のところアメリカに来てから一番大きなトラブルは玉突き事故に巻き込まれたことですかね。怪我はなかったけど、僕の車はエンジンがやられて廃車になりました。相手が100%悪かったのでしっかりお金はもらえましたが、いろいろめんどくさかったです。
あと前編でも書きましたが、お金が全然ないです(笑) トレイニーという立場上、給料はほぼ最低賃金だし、なによりお金がどんどん出ていきます
考えてみてください。1年半という限られた期間でアメリカのいろんなことを経験したい!そう思ったらあれもこれも「今しかない。これを逃してはいけない」と思えてきますよね。MLBもNFLもNBAもNHLもMLSも観たいですよね。好きなアーティストが近くでライブする! 観に行きますよね。こんな風に、経験には躊躇いなくお金を使ってしまいます。後悔はしていません。

人によってトラブル耐性は結構違うと思います。同じ職場に後から来た別のJ-1日本人で、数ヶ月で辞めちゃった人もいました。詳しく理由は聞けなかったし、今どうしてるかもわかりませんが、うまくいかないケースもあるようです。
日本人同士でもルームシェアでトラブルがあって引っ越しを余儀なくされたり、という話は僕の周りだけでも何件か聞きました。
でも僕は幸いそういうトラブルに巻き込まれることもなく、カルチャーショックを受けることもなくここまで来れました。そのため、仲介業者からのアンケートで「アメリカに来て困ったこと」的な質問に「公衆トイレが少ない」としか書けませんでした(笑) 一度美術館から出てブラブラしてたら急に便意に襲われ、トイレがなかなか見つからなかったので美術館に戻って受付に懇願してトイレを使わせてもらったことがありました。恥ずかしかった。やっと見つけた!と思ったトイレの鍵が閉まっていたときの絶望感は二度と経験したくありません。

アメリカに来て良かったこと

アメリカに来て良かったなぁと思うことは、

・自由時間が増え、自己研鑽に時間を使えるようになった
・スポーツ現地観戦の魅力に取り憑かれた
・腕利きのミュージシャンがしのぎを削っている現場を目撃できた
・英語が上手くなった
・「アメリカでは〜」系の情報は不正確だったり一面的すぎたりすることが多く、鵜呑みにできないと実感できた
・いろんなバックグラウンドを持つ人と触れ合う機会が増え、価値観を見直すことができた
・ジム通いやランニングを始めたり、身体に気を使うようになった
・好奇心が強くなった

といったところでしょうか。アメリカだけでも、なんならカリフォルニアだけでも「世界は広いなぁ」と思えるスケールの大きさだったので、世の中まだまだ知らないことはいっぱいあるなぁ、と実感できたのが大きな収穫です。

同じ場所に同じ期間いても、得られるものは人によって全然変わってくると思います。待ってるだけでは得られるものは少ないし、閉じていたらせっかく来ても受け取れないし。
「自分を変えたい」とか「いろいろ学びたい」とか、そういう思いがある人なら、アメリカに限らず異国で生活する経験は間違いなくプラスになると思います。
一歩踏み出すとおもしろい世界が待ってますよ。

いま絶賛帰国後の仕事探し中なので、これで仕事が見つからず、路頭に迷うようなことがあれば仕事を辞めてアメリカに来たのは失敗だった、って結論になっちゃうんでしょうけど、そうはならないように頑張ります(笑)
またアメリカから帰る頃にでも、総まとめのnote書くかもしれません。
アメリカ生活も残りあと2ヶ月を切ってしまいましたが、後悔のないよう満喫する所存です。
とりあえず3月8日ロサンゼルスマラソン走るので応援してください。では。

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