(詩)まっくら

目が合うと睨まれて、声が聞こえると怒鳴られた
きっと手を繋げば暖かいのに
なんで私を見てくれないんだろう

そうやって端に追いやられて、努力の仕方も分からなかった
まともに生きなきゃだめなのに
まともって一体どうすればいいの

一歩下がって、また座る
もう頑張りたくない
一番褒めて欲しい人が私を見てくれない
だったら頑張る意味もない

上手く喋らなきゃ、ちゃんと話さなきゃ
相手が受け答えしやすいことを言わなくちゃ
じゃないと二度と喋って貰えなくなる
なら、もう、必要以上に喋っちゃダメだね
よくわかったよ
本当にごめんなさい

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