(詩)脱線

離れた街に出掛ける君はきっとそこにいる
月のある日に出会った、あの時のままで
僕は疲れてたんだ
掛け違ったボタンもそのまま
電車の中でボンヤリしてた

ほつれた糸を切ろうと、無理やり引っ張った
上手に出来なくてもっと汚くなった
まるで僕だった

離れた街に出掛ける。僕はきっとそこに行く
夢の無い地で嘔吐した、クソッタレのままで
僕は死んでいるんだ
抜け落ちた歯もそのまま
電車の中で朽ち果てていた

車窓から覗く青空
涙で濡れた太陽
頭の中が僕ばっかり

自分のことしか見えてないのに君が好きだって
上手に大人になれていないみたいだ
まるで馬鹿だった

僕は僕で僕の僕を
見て欲しかった、愛して欲しかった
僕は僕以上にも以下にもなれない
僕以外にもなることができない
変わりたかったんだ 
変われなかったんだ


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今日は夫と朝から喧嘩したのでめちゃくちゃテンション低いです_(:3 」∠)_

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