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ホンシツ ヲ ミヌク

「メガネをかけることの本質は?」

——と問われると何と答えますか? 僕は「視力を矯正すること」だと思います。

メガネの本体は「レンズ」です。フレームではない。レンズさえちゃんとしていれば、フレームは安物でも全然構わないんです。(もちろん簡単に壊れないとか、最低限の品質は必要だけれども)

だから僕は、25万円のカメラを使っていても、iPhoneを毎年買い替えていても、メガネはZoffの5,000円のやつを使っています。

要するに。

結果に影響する部分はじっくり手をかける。でも影響しない部分は最大限に手を抜く。

僕の思考のコアはこの一点に収束し、すべての物事をこのような視点から見ています。

そのためには、目の前の事柄が「結果に影響するのかどうか」ということを一瞬で見抜かなければなりません。これは「物事の本質を一瞬で見抜く」ということと同義です。

別に意識してこのように考えようとしているわけではなく、おそらく高校生の頃から、自然とこのような考え方になってきたような気がします。

一瞬で本質を見抜くことができれば、日々のストレスから解放されます。なぜなら、ストレスが発生する原因は、真面目すぎてキャパオーバーになってるか、余計なことを気にしすぎているか、他人から何か言われたか、このあたりにあることが多いはず。

本質から遠いところで手を抜く(つまり気にしない)ようにしておくと、真面目になることはあり得ないし、余計なことに意識すら向かないし、他人の言動にも興味がなくなりますよ。だからノーストレスライフになって、すごく楽です。

それでいて、結果が求められる仕事にはきちんと結果を出す(ように努力する)ので、周囲からの信頼も得ることができます。つまり、本質を見抜くことで要領よく生きようということですね。

僕の周りにはなぜか真面目な人が多いんですけど、そんな人たちを見てると、余計なことばっかり気にしていて生きづらそうだなーと思います。もっと手を抜けばいいのに。

そんな人たちは、そもそもこのような考え方があることを知らないと思うから、いつか教えてあげたい。でも直接言うのは気がひけるので、とりあえずここに書きました。たぶん届かないと思うけども。

もし、この投稿を読んで自分に心当たりがある人がいれば、一瞬だけ立ち止まって、本質が何かを考える癖をつければいいと思います。そうすれば、とても生きやすくなりますよ。

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