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みずがめ座の時代について考える

(この記事は、2022年2月13日にブログ掲載したものをnoteに転載します。一部内容を変更してお届けします)

こんにちは。

さて、今日のベタなタイトル「みずがめ座の時代について考える」ですが、以前にうお座で木星と海王星がコンジャンクションする意味について書かせて頂いたのですが、要するにスピ系詐欺が横行するんじゃない?という話をしました。

最近の私は「今まで手に入れた知識が実は洗脳ではないか」という視点を持ち、考察するようにしています。

その中で「みずがめ座の時代」というのも考えにゃならんわ、となりました。

みずがめ座の時代って、実は元ネタがあっていわゆるニューエイジ思想なんですよ。

ニューエイジ

ニューエイジ(英: New Age「新時代」の意)とは、20世紀後半に現れた自己意識運動であり、宗教的・疑似宗教的な潮流である[1]。ニューエイジという言葉は、魚座の時代から水瓶座の時代 (Age of Aquarius) の新時代(ニューエイジ)に移行するという西洋占星術の思想に基づいている[1]。グノーシス的・超越的な立場を根幹とし、物質的世界によって見えなくなっている神聖な真実を得ることを目指す[1]。ニューエイジ思想の運動は、ニューエイジ運動[2]という[3]。

wikipediaより一部抜粋

私はニューエイジが流行った時代には生まれていないけれども、10代に追体験をしています。あの時代、何といっても、音楽・ファッションが魅力的に思えました。ドアーズ・サンタナ・ジェファーソンエアプレインetc… 当時は工事現場のオッサンの面構えのギャラガー兄弟(オアシス)がミュージックシーンを席巻しており、そのロックスターぽくないいでたちには、彼らがいくら労働者階級出身といえ、全く納得できなかったのでした。

余談ですが、私の家系は昔から「傾奇者」を多く輩出する&「槍」がめっぽう強い一族でして、私も御多分に漏れず、何でこの時代に生まれなかったのかしらん?ウッドストック行きたかったなあ、などと夢想する、ちょいと傾(かぶ)いた若者だったのです。(槍は持ったことないけど。)


そう、それで、そのニューエイジ系の本を読んでいる時に、決まって「エイジ・オブ・アクエリアス」だの「みずがめ座の時代」だのわんさか出てきました。当時、占星術の知識など全くありませんでしたが、何かその、語呂にクールな感じがしたものです。


さて、時代は移り変わり、2022年の現在においても「みずがめ座の時代」というフレーズは健在、というか、この疾病騒動でますますアクエリアスエイジへの移行を肌身で感じていらっしゃる人も多いかなと思うのですが、、、

水を差すようで悪いんですけどね。やはり、どうしても考え込んでしまうんですよ。

だってさ、みずがめ座の時代っていうのは、地球と天体の歳差運動で考えると、今はうお座の時代にあって、少なくともみずがめ座に移行するのは西暦2100年以降なんですよ。更に、計算方法には色々違いがあるようで、移行は400年先と主張している人もいらっしゃいますからね。

まあ、仮に2100年が切り替わる年として、今は移行の真っ最中だから疾病が起こって価値観がひっくり返っているのだ、というのも分からなくはないんですが。

でも、あれですよ。ペストって中世に何十回も流行っているし。日本国内だって過去に飢饉や疫病が繰り返し起こっていたし、その度に人類は霊性の向上を獲得した、とは言い切れない、そもそもそんな悠長な事を言っていられなかったと思うのです。


ですから、みずがめ座の時代というフレーズを聞いたら、ああ、ニューエイジ思想の残党が今も仕掛けて来てるのかも?という風に最近は思うようにしています。

このニューエイジ思想の残党って結構厄介ですよね。

前出のウィキ読むと分かりますが、グノーシス思想とか神秘主義とか自己啓発とか、まんま現代社会にも当てはまっているので残党と呼ぶのは間違っているかもしれません、相変わらず幅を利かせている。しかも、アロマテラピーとかアニメとか家庭内の緩い所から取り込んで行くぽいですからね。あの麻原に繋がっていったというのも怖い。


グノーシス思想て、AIとのフィット相関性が大変良さそうですよね。「本当の私って何者?どこにいるの?」なんて自分探しやってたら、これからの時代はあっという間にAIに取り込まれて終わりですよ。


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