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健康問題(罹患しやすい病気)について①

こんにちは、星のさざめきです。

本日から「罹患しやすい病気」をテーマにしたいと思いますが、その第一回目となります。しばしお付き合い下さいませ。


鑑定では実はこの内容のご依頼がとても多く、皆さんにとってとても関心の高い分野なんですよね。


私は医療占星術やアロマ占星術は扱わず、これまで西洋占星術と紫微斗数の両方を使い拝見してきたのですが、やはり病気には先天的(遺伝子レベル)/後天的疾病がありますが、その前兆となり得る象意を捉えるべく、また疾病予防の意味も含め占星術は優れていると思います。


但し、占星術鑑定依頼を受けた際の前提条件がありまして、

『これはあくまで占星術観点からの考察なので、少しでもおかしいと思ったらすぐに病院へ行って下さい』


と口酸っぱくお伝えするのがまずは何よりも第一となります。

これは病気というセンシティブな内容を扱う上での必須条件となります。


まあ、最近は流行り病により病院へは絶対に近づかないというクライアント様もひょっとしてお見えになるやもしれませんが、そういう方に対しても「自分はドクターではないので、絶対に占星術のみで判断しないように」と釘を刺します。

(いやあ、実はそれでも一定数いらっしゃるんですよ、こちらのアドバイスを無視して病院パスした挙句に病気が進行してしまったという人達が…。)


それからちょっと話は横道に逸れますけども、「近く手術の予定があり日取りのアドバイスが欲しい」という方もいらっしゃいます。こちらも

『病院側の事情もあるかもしれませんから、あまり自己主張し過ぎないようにね』

と一言添えた上で、良さげな日取りを提示していきます。

(これは実体験なのですが、今月に母が手術を受けたんですが大学病院激混みで手術まで半年待ちだったんですよ~。現実問題、もはや日取りとか言ってる場合じゃなく自動的に手術日が決まった感じです。うーん、やはり病気の人が増えているんかもなあ…)


さて疾病問題はこのように初っ端から大変にセンシティブなテーマであることはご理解いただけたかと思いますが、当然お伝えの仕方にも細心の注意を払っていかねばなりません。

というのも、例えば御本人が想定しておられない病気名などが提示された場合、潜在意識として直接ポーンと入ってしまうからなのです。ですから、


『あくまで可能性としてなのですが』

『この病気名は可能性の一つとして、お考え下さい』


など枕詞(いや違うか)を適宜冒頭に盛り込みながら、

”未病の段階で防ぐことができるという意識フォーカスに持っていく(ようなお伝えの仕方を工夫する)”

ことが大切になります。


或いは、病名を提示した場合「既にその病気で通院中です」とおっしゃる方も多く居られます。その際には、”どうぞお大事になさって下さい”という気持ちを込めて相対する(のは人としてフツー)のと同時に、今後のトランジットや後天運期から注意すべき時について、クライアント様側から「詳しく知りたい」というご要望があれば子細に検討します。


(繰り返しになりますが、「何時いつ頃にその病気、悪化するかもよ」などの不謹慎な物言いは絶対に駄目です!)


占星術ではメンタルヘルスについての象意も結構強く象意が出ている場合がありますが、未病の段階であれば、ふんわりとお伝えする場合もあります。何となくは自覚されていたとおっしゃる方もおられます。これも伝え方よりけりでしょう。


但し、ご依頼のあった時、例えばちょうどトランジット土星がライツと関係したり軸を通過する際などには自覚症状があればすぐの病院受診をお勧めします。或いは天王星が来ていたのなら、もっと早急に受診に動かれた方が良い場合が経験上多いです。紫微斗数でも後天運で凶星の同宮があれば尚更ですし。


ということで、次回はもう少し突っ込んで病気の見方についてお伝えできればと思います。



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