トランジット天王星考察 1ハウス

おおよそ７年間に及ぶ時期になりますが、あなたは対外的な（人との）関係性の根本からの変容を経験します。

これまでの過去の古いパターンは崩れ去るために、人々はあなたに対する見方を否が応でも変化するのでしょう。

あなたの周囲の人達もあなたのように、心の奥底では変わりたいという気持ちを抱いているのかもしれませんが、変化を恐れているのです。従って、あなたの行動に対して非常に動揺するようです。

※註：相手の中”変化”をみると、自分の中で絶対に認めたくない変化への願望がむやにみ刺激されるため、”非常に動揺”という形をとる、ということだと思います。もしこれが動揺→相手をコントロール　となれば立派な防衛反応ですね。

D・ボウイの♪Ch-ch-ch-ch-changesを唄いたくなります

これまで自分に課したこと、或いは他者から受け入れてしまってきた旧い制限をあなたはもはや受け入れること能わずの状態になっていますから、確かに昔は重要だった事柄、例えば結婚生活がこの１ハウス中に終わりを迎えるとか、もちろん結婚以外にも仕事や人生に於いてもそうなのですが、何かしら関係性の変化が生じやすい時です。しかしながら、これは変化であって、破壊ではありません。

また、天王星１ハウスは”自由への欲求”を表します。

他者にとってはポイントを欠いた反逆児期間のようにみえるかもしれませんが、あなたは世界に対する態度を変化させれば当然これまでは許されることのなかったことも経験するようになります。

結果、あなたの人生は刷新されます。新しい道は開かれており、このトランジットを受け入れさえすれば、将来の自分にとって新しいツールを得ることができるでしょう。

もしこのトランジット中に刷新ではなくいらだちを覚えるとしたら‥あなたが一体何に固執しているのかを自問自答する必要がありそうです。

意識の上では変化を恐れている。しかし無意識下では変化の時期が来ていることを知っている。

となると、エネルギーが漏れ出すため、イライラや、場合によってはアクシデントの結果にもつながってきます。

どうやら制限が必要だと思っているあなたの人生の領域こそが、変化すべき箇所のようです。

↑ロバート・ハンド氏のテキストを元にした私の占星術ノートブックより）

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変化が怖い人（私もかなり怖い派です）は、「changes」推奨かも。

Ch-ch-changes, just gonna have to be a different man
Time may change me
But I can't trace time

変化、別の人格に生まれ変わらねば

時は自分を変えゆくものだが

もはや過去には戻れまい

D・ボウイ　Changes　歌詞を意訳

ボウイは私の中では天王星というよりも冥王星の影響がとても強かった人だと思っています。きっと今も冥界からキャンセルカルチャー吹き荒れるこの時代性を鋭く観察しているんじゃないかなあと思ったりします。

では次回は天王星２ハウスです。お楽しみに～☆

P.S.　夏場は冥界というか霊界のパワーが強くなるので、心して過ごそうと思っています。怪談とかああゆう手合いに近づかんに越したことないよね。にしてもかの国（イギリス）は冬に幽霊で逆、というのも面白いですね。

P.S2 最近キャンセルカルチャーを調べれば調べるほど、これって世界を蝕んでるものだ～と思うようになりました。