うたプリRL感想 Aクラス編
うたプリ一年生がリピLを完走した当時の感想を色々懐古しているだけの怪文書です。
⚠️注意書き
・2022年4月末〜7月にかけて1周目をプレイした当時のツイート掘り起こしと度々読み返した際の感想を元にした内容です。かなり期間が空いてしまったため、新鮮さは無いです。
・読み返しの際にアニメ3期までやスタツア、現在攻略済のAASS大恋愛エンドの記憶も含まれるので色々とごちゃ混ぜになっています。
・長くなりそうなのでクラス別で分けています。
・呼び方が安定して無いです。苦手な方はご注意ください。
・根っこが夢寄りヒロイン受けを好むオタクです。ヒロインの名前やカプ名が普通に出ます。別界隈(大体あんスタかスタマイ)の話も出ます。
各ルートネタバレを含みます。ゲーム履修予定の方はご注意ください！
記載は攻略順の真斗くん→音也くん→那月くんとなっております。
中身は特にないので暇つぶし程度にお読み頂ければ嬉しいです。
履修のきっかけ
うたプリを履修し始めたのは2022年4月末。
昔から気になりつつも超大手コンテンツにビビり倒して避けていましたが、フォロワーの後押しがきっかけでした。
アイドルジャンルであること・キングダムと呼ばれるなんかすごい映画があること・プリンセスのお姉様方がすごいこと、メンバーについてはなんとなく顔は知っててSクラスと音也君の名前は聞いたことがあるくらいの知識しかないという……
女性向けソシャゲは遊んでいるものの、乙女ゲームというジャンル自体が初めて(有名作品のタイトルは知っているけどプレイしたことは全く無し)だったのでバッドエンドがあるんじゃないかとビビり倒しながら開始。
プレイ前は翔くんが1番気になっており、その次にうたプリ放送局の真斗くん→音也くんでした。ラジオ効果もあってか無事に放送室組の2人が推しです。
設定がぶっ飛んでいるのに話が面白いのでいつの間にか沼に転がり落ちていました。
流れとしてはゲーム→放送局→アニメ→映画かな、と思います。
Aクラス感想
真斗くん√
◎感情は止められない
そもそも彼から始めた理由が「スタート(Aクラス)の3人の中では1番気になる」に加えて「いちばん『しんどくなさそう』と思った」から。ぱっと見は寡黙そうな雰囲気も好きだったけど。今振り返ればそんな理由で申し訳ない。
ネタバレ感想をちょくちょく見かけたり、原作・アニメ履修済フォロワーから話を聞いたりしていたため、なっちゃんと音也くんがしんどいのは知っていました。
なので攻略し始めて「こんなはずじゃなかった……」の連続。
ちょっと古風な話し方で、真面目で硬い性格。
御曹司の長男としての身分違いの恋……かと思いきやどちらかというと感情と立場と校則に縛られた結果のすれ違い。
春歌ちゃんも真斗くんも口数が少なく、コミュニケーション力が高いわけでもないのでちょくちょくすれ違いが起こる。
序盤はお互いをあまり知らない上にそもそも人慣れしていない春ちゃんだからこそのもどかしさがあって、少しずつ距離感が近づいて惹かれあっていく様子がとても可愛かった。
メロンパン戦争については何が起こっているのかさっぱりわからなかったけど。
特に、8月の『デートイベント』はひたすらかわいかった。溺愛する妹が突如「おにいちゃまに会いたい」と学園に突撃、3人で遊園地に出かけることになる話。そこから真斗くんは「ハル」と呼ぶようになるし、春ちゃんは名前で呼ぶことを意識し始める。出会いが出会いなので、すんなりと呼び方が変わるわけではなかったけど、あまりにも微笑ましくてかわいらしい。
問題は学祭後、11月から。10月の学祭で『ロミオとジュリエット』を演じたことをきっかけに、恋心を自覚した2人はお互いを強く意識しあってしまう。
そして真斗くんはめちゃくちゃ避けるようになる。面白いくらいに避ける。避けるというか逃げてしまう。自分の立場と「恋愛をしたら即退学」の校則。彼女の夢を壊してはいけない、でも愛しい人を誰にも取られたくない故の迷走。春ちゃんは真相を探るべく寮に突撃したところ……からのあのスチル、すごく好き。
なお恋する真斗くんをからかい、何が彼を変えたのか探ろうとするレンはレンで、自身のルートの場合同じ時期に葛藤し今までとは違う距離の置き方を始めるので面白いところである。その後の友情エンドでは殴り合い後に和解してるからね…(和解とは)
各プリンスの中でも特に一線を画しているのが、「七海春歌との出会いで人生が変わっている」ところだと思う。自分が歩みたいと思う「人生」も、アイドルとしての志も、真斗くんは全てがその雪の日の出会いから。
他のプリンスたちも確かに七海春歌とパートナーになったことをきっかけとして変わっていくけど、彼の始まりは入学式でも試験日でもなく、それよりも少し前段階。彼自身はもう入学前の時点で始まっているんですよ。レンからすれば「必要とされる立場」、他の誰だって手に入れられない立場を捨てる覚悟を決めて。
もちろんそれは春ちゃんにとっても同じで。人見知りで引きこもりで、そんな自分を変えたいと、あの雪の日の出会いのアドバイスに後押しされて学園に入学するんですよ。これが運命じゃないなら何と言うのか。
だからと言って距離が縮まったと思ったら突然露骨に避けられたり、家の都合とはいえ音信不通になるのはどうかと思う。
ただ彼にとっては距離を置くことがとにかく大事に思えたわけで。誰にも触れさせたくない、守る騎士でありたい。自分の一時の感情で『彼女の夢』を終わらせるわけにはいかない。全てを投げ打って家を出てきた、実家(父親)からすれば『一時の気の迷い』とされることを『本物』にしなくちゃいけない。それでも彼女への想いを捨てきれない。
それが卒業オーディション曲の歌詞に表れていてとても好き。
遠ざければ遠ざけるほど その笑顔に溺れていく
心のダム、雪の男、愛のヘリetc…と色々ネタにされがちなんですが、あの歌詞は彼の想いをそのまま表現した結果なんだな、と攻略後に読んだ歌詞を見て思いました。
真春ちゃん一生永遠を誓っていて欲しい。
友情エンドは謎にパーティで御曹司組殴り合いの喧嘩(比喩ではない)が始まります。最終的には3人でオーディションに向けて練習していくことになるんですが、ちょっかいをかけるけどお兄さんぶるレンが見れます。何言ってるんだかわからないけどこれはこれで面白いので好き。
音也くん√
◎止まらない恋の衝動
Aクラス攻略、2人目に選んだ音也くん。しんどいの他に退学王の噂に覚悟を決めて挑みましたが、本当に終始ハラハラしっぱなしでした。※どうでも良い補足：後々しんどいのはDebutとアニメ4期と知りました。おかげさまで4期3話で視聴が止まっています。
最初っから全開で来てくれるのでドキドキとハラハラが止まらない。元々人懐っこい性格をしているのか、距離の詰め方が早い。そして校則ってなに？恋をすることは良くないことなの？を本当にやっていく。
最後にプレイしたセシルくんルートは、そもそも校則が形骸化されてるところはあったけど、音也くんルートの1番の壁はまさに校則。早乙女が1番危惧しているのはこの「感情の衝動」だと思った。某海賊アニメでも言っていた、「恋はいつでもハリケーン」。そしてこれが音也くんの根幹にめちゃくちゃ紐付いてくるくらいの大事なものなんだと全エンドクリアして思った。
音也くんには、物心ついた頃にはもう、肉親と呼べる人は誰もいなくて。唯一繋がりのあった育ての母も喪ってしまった。この不安感というか不安定さは、多分無自覚のもの。この課題はdébutに持ち越しなのが怖い。
「(本当の)『俺/僕』を見て欲しい」というのはおそらくプリンス全員の命題で共通項なんだろうけど、音也くんはわりと顕著でわかりやすいのかもしれない。学園長に無茶なお題を出され、この場で別れるか？と聞かれた春ちゃんが、夢の音也くんの状況を考えて口を開こうとした際に「聞きたくない！！」と叫んだチャプターがハイライト。そうだよね、拠り所を失うと同じことなので……。
そして学園長も両想いで交際を宣言した2人に対し、即刻退学ではなく恋を諦めさせるような(というよりは2人の愛を確かめるような)課題を課す。同じように交際をした他の人は即退学になっていたらしく割と露骨な贔屓だ、と同級生からは批判を浴びていたらしいけど、それをものともせず音春ちゃんは乗り越えていく。早乙女のヒット作には愛があった、だから俺たちの歌も愛がなければ歌えないんだ！と宣言して挑む3月の卒業オーディションは胸熱です。
彼の出生の秘密は、リピ時点で『9割の確信を持って察した』程度。当人からは一生明かされることなく、音也くん自身は誰にも言えないような『疑惑』を抱えて生きていくようなもの。
「別に自分はそこまで辛くなかったよ」みたいなことを強調してくれてるし、実際リピでは幼少期の辛さより「なんで学園長はここまで『恋愛禁止』にこだわるの？(＝愛が無ければ歌えないのに！)」なので多分これはdébutで知るやつだな……と身構えています。怖くて一生出来ない。
(2回目)メモリアルで裏話がこっそり見れるので、読んだ上でアニメを視聴したりすると頭を抱えたくなるのでぜひ読んでください。
そして音也くんの影響をかなり受けていくのか、春ちゃんも他のルートと比べるとかなり積極的で大胆に成長していく。春ちゃんは精神力の強い子だとは思うけど、レベルが格段に上がってる。音春の春ちゃんは精神力の強いつよつよヒロイン。
ソロタイトルが各同室組で共通しているのが面白くて好きなんですが、ルーレット組に関しては『単語の基本的な訳は同じ』なのがいいですね……「夢を信じる」のか「声を信じる」のか……
ニュアンスもちょこっと違う(説明難しい)のでその辺り踏まえて楽曲聴いてみるとまたおもしろいと思いますよ……！
個人的には「行き先がどうなるかわからないけど俺達なら大丈夫！着いてきて！」が音也くんで歌い出しの歌詞の通りなのがトキヤだと思います。
友情エンド、トキヤの胃痛が心配です。
那月くん√
◎傷つくことがあっても2人なら大丈夫
この際だからAクラスを先にクリアしよう！！ということで3人目は那月くんです。他の2人と比べると中身が薄くない！？と思われるかもしれませんが、那月くんに関してはもう語りすぎないほうがいい気がしている。なぜなら話しすぎるとやる時にとても面白くないくらいには那月くんルートの事前知識は少ないほうが面白い。といいつつアニメや映画から入った人は絶対やるべきなのであえて核心に触れています。
各ルートで彼の抱えている問題は察していたので、もう1人の人格が関わってくるだろうと覚悟を決めてスタート。
全てが感覚でありながら、感情の受け取りに機敏な那月くん。機敏すぎて、自分の感情を出すのが苦手。彼のルートをひとことでまとめるなら多分、これが1番しっくりくる。
ほわほわと何も見えていないようで、「実は感じやすい」那月くんのルートは他のAクラスと比べると「自分自身が抱えているもの」が課題。繊細な彼を傷つけないよう、負のものを受け止める存在/『自分』を理解する存在として、生まれたのが砂月。この砂月こそがめちゃくちゃに大事なキーマンとして出てくる。
物語前半で那月くんの危うさを感じながら距離感を少しずつ縮めていったところに起こるのが、問題の学園祭後夜祭。
花火の見える屋上で告白した那月くんを、校則によりお互い退学になってしまうことを危惧した春ちゃんは断ってしまう。春ちゃんとしても本意ではなく、校則の懸念と壁ドンによるパニックだったけど、『拒絶されてしまった』と勘違いした那月くんは砂月くんに変わってしまい、今までのようにはいかなくなってしまう。
それでも春ちゃんは那月くんを信じて待ち続ける。那月は那月、砂月は砂月、でも2人は同時に同じ存在で、ちゃんと強い部分も持っているんだと伝え続けていて。12月で那月くんが『帰ってきた』時はもう……！
一月以降にある砂月くんのメモリアルがとてつもなく切なくて好きです。
AASSも攻略しましたが那月くんって好意に関しては割とストレートに話してますよね……とてもいいと思います。流石愛の国育ち。
ちなみに全プリンス友情エンドの中でクラ組が1番好きです。スペシャルエピ込みで「こんなエンドある…？」と頭を抱えました。他の友情エンドは自分の√外でちょっかいかけようとする男たちはので･･････ 愛が3人(4人)の中で循環している……という話をしたい。クラ組サンドとてもおいしいです。
全体的にぽやぽやふわふわしている那春を見守り世話を焼く来栖翔、彼自身の問題もおそらく解決してないだろうに助けてくれるのでただただ男前。そして那月くんのため力戦奮闘する、ちょっとそそっかしい小動物コンビ翔くん春ちゃんを「こいつら…！」とこれまた世話を焼く砂月くん。かわいい。エンド後に解放されるスペシャルエピの終わりはかなり歪でハッピーエンドでいいのか…？とはなりますが。全員幸せそうなのでオッケーです。
Aクラスまとめ
クラスという明確なグループ分けがある以上、なんらかの共通項があるのかなと思いました。メンタルのコントロールとか、割と天才肌なところとか。
音也くんと那月くんがとにかく『センスの塊』なので真斗くんはどうなんだろうと思ったこともあったけど、アイドル決意→入学の流れがもし高一冬の時だとしたら彼は爆速すぎて。
ライバルであるSクラス面々に対しても「やっぱりすごい、負けたくない！」なので正統派ライバルしてるなあと思いました。
他にもたくさん書きたいことはあるんですが、この記事を書き切る前にリピの続編に当たるAASSの大恋愛エンドを読み終えてしまったため、混在しそうなので泣く泣く諦めています。
Aクラスは性格もバラバラだけどいい感じに噛み合っていて、入学前のオリエンテーションですぐに仲良くなったのもわかる気がする。1人で突っ走って考え込んでしまいがちな部分を、他2人が補い合ってるみたいなところがあって。感覚の部分で自然とサンコイチになってるのがかわいい。
個人的にAクラス3人4脚かそれぞれの強みを活かしたリアル脱出ゲームの番組企画(某脱出ゲームみたいな)してほしい…
男子高校生のノリのような「くだらないこと」とか、『青春だな』って側から見て感じるようなことを無邪気にやってそう。ツッコミもストッパーも特にいないので、「お前らなにやってんの？」と言われてるのを見ているモブになりたかった。
次はSクラス3人！
ここまでお読みくださりありがとうございました！！
※ソース元にもしAASSが混ざっていたらTwitterに設置したマシュマロまでこっそり教えてください。誤字脱字や文章がおかしいところは時折修正しています
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