プレイリスト|2024.01

私へ - 4na

イントロでハマって、MVを見てまだプロット段階の長編に生かせそうな映像だったからずっと聴いていたように思う。

言葉にはまだしていない、タイトルだけ決まってる作品は写真と小説のお話。20代のうちには形にしたいです。

日々をヒビと表現している言葉遊びが好き。


Panspermia - Siip

就職先が決まらない中、藻掻きながら救いを求めるように聴いていた曲。この人以上に私を掬ってくれる人は居ないんじゃないかな。本当に、いちばんに大好きです。何もかもが本当に美しい。

この時期だったかな、ある人に「今まで生きてきた中で心に残った言葉を教えて欲しい」と言われて、この曲のサビを書いた。みんなきっと、救われたいからね。曲名だけ明かしたこの曲を、誰かひとりに届けばいいな。


少女レイ - みきとP

昨年度まで担任だった先生の送迎会をした時(主役の担任の先生は風邪で不在だった)二次会のカラオケで他の部屋で歌っていた先輩方のお部屋にちょっとだけお邪魔した時に先輩の一人が歌っていた曲。

男子としては珍しく(というとかなり失礼だけど…)その先輩も青春をテーマに小説を書く方で、部屋はMVが壁全体に映る仕組みで『少女レイ』のMV映像も壁一面に映し出されたんだけれど、本当にMVを見た瞬間「これ好きだ!」ってなって歌詞も初めて聞くはずなのに(その先輩が歌っていたのも少しあるかも)大体の歌詞の意味が理解できてしまって「先輩好きそう…!」って思いながら聞いてた、少し思い入れのある曲。多分、青春系書く人(読む人)は好きな世界観。

間奏部分で「君は友達」って言うセリフがあるんだけれど、その部分に差し掛かって一瞬の静寂が流れてまた音が流れた時、もう一人の先輩が「え?○○くん(先輩の苗字)言わないの?言うと思ってたのに。超大事なところだよ」ってツッコんでて(だいぶ記憶曖昧だけど)その時は分からなかったけど、改めて聴いた時「確かに言って欲しかった」って思ったのはここだけの話。

それともうひとつ、これはもう本当に最近気づいたけど、曲の終わり音が消えた時少女の笑い声が聞こえる。多分、イントロの子と同じだって書こうとしたけど、声が微妙に違う。どっちかが生きてる子で、どっちかが亡くなってる子だと思う。私は後者がラストの子の笑い声だと予想。なんとなく、何か企んでそうな声なので。イントロの方は寂しそう。


Good Bye (feat.asmi) - Rin音

去年だったか今年に入ってからかは曖昧だけど、Rin音さんの曲も聴いてみよう!と思って順に聴いていた時にハマった曲。イントロから好きです。

どしんどしん響く 去ってく足音 嘘みたい なぜか軽くなるココ
認めることは体にいいこと 今日もどこかで元気でいてくれ

初めて聴いた時、二番のサビ前のこの歌詞がすごく切ないと思った。

サビあとの歌詞「分かられてたまるか」「傷ついてたまるか」と歌っていて、言葉にするのは難しいけど感覚的にすごく分かる。二人だけの世界を他の人に理解されたくないよね。

それは永遠に隠しておこうね

この歌詞が何を意味するのか、私にはまだ少しわからないみたい。


嘘月 - ヨルシカ

なんでこの曲を聴いていたのか、今の自分には分からない。でも映像も込みで、この曲が好き。

「嘘つき」と書くと悪者の感じがするのに「嘘月」と書くだけで嘘すら儚く感じてしまう。やっぱりn-bunaさんの言葉遣いが好きです。


バッドルーティン - 4na

4naさんは去年から知ってたけど、二曲しか知らなかったから今年はちゃんと聴こうと思った歌手のひとり。中性的な、柔い声が好き。

街明かりが、夜が、君の全てが嘘に染まって見えたビルが、
月が、思い出す遠い日々が影に変わったそして耳が、指が、揺れる心が
解ける度に、覚えていたことを忘れて枯れていった蕾のように
花になれない

そうやって、溜め息が景色に癖付いて窓を濡らした
魔法みたいだ
街が代わりに泣いているようで

眩む路地が、声が、視線の雨が嫌に笑って見えた
「好き」が、夢が、言えなくなっていくのに慣れてしまったそして、
覚えていたことを忘れて春を待った蛹のように
蝶になりたかったのに

二つ目と三つ目の引用はサビ前とサビで続いてるけど、表現が唯一無二。素敵だなって思う。


アイドル - YOASOBI

断じて今聴き始めたわけじゃないです。いくら流行に乗りたくないってあとから聴き始める私でも流石に流行ってた時に聴きました。これは俗に言う再熱。

流れる汗も綺麗なアクア
ルビーを隠したこの瞼
歌い踊り舞う私はマリア

BメロとかCメロとか分からないので引用部分が何メロに属すのか分からないけど、この歌詞の遊んでる感最高に好き。Ayaseさんすごい。

あとikuraさんの声が変幻自在すぎてすごい。どこから声出してるんでしょう…。


夜に駆ける - YOASOBI

YOASOBIを知ったのがこの曲。知っている曲として懐かしさも相まってずっと聴いていたように思う。


セブンティーン - YOASOBI

中学の同窓会のLINEグループに入っていて、セカオワが好きだったクラスメイトの男子がLINE BGMをこの曲にしていて、気になっていたけど聴けずにいて、ある時聴いた時にハマってリピートしていた。

この記事を書くためにYouTubeでMVがあるか調べて、あればMVを見たことがあっても必ず見るんだけれど、この曲は今書くときに初めて見た。かっこよすぎるし、モチーフになった小説が宮部みゆきさんの小説なんて…と驚いてる。早く『はじめての』買いたい。


きゅうくらりん - いよわ feat.可不

繰り返し聴いてたってわけじゃなくて、シャッフルで流れてきた時に何度か聴いてた曲。

もともと『きゅうくらりん』を知ったのが映画『キャラクター』の両角でイラストを描いてた人が居て、声がいいなって思って聴いたのがきっかけ。このMVの絵柄がすごい個人的に好き。

ああ 幸せになっちまうよ
ああ 失うのがつらいな
全部ムダになったら 愛した罰を受けるから
ひどく優しいあなたの 胸で泣けたならどうしよう
最後 見たのはそんな夢
わたし ちゅうぶらりん

引用歌詞部分からMVの女の子が好きな子に抱きしめられて驚いて目を閉じて泣いてる姿が、言葉にするのは難しいけど見る度にギュッと苦しくなる。


Soup - Mrs. GREEN APPLE

冬だから聴いてたのかなあ。あまり聴いていた時の感情を覚えてない。

ねえ、君の言葉で今日も救われたのに
寂しくなってしまうのは何故だろう?

ねえ、僕はいつも幸せに包まれてるのに
それをなんで歌えないんだろう。

期待をして裏切られて
大好きが壊れる日もあるけど
僕は生きてゆこうと思うんだ
そんな日々を
冷めないように

ねえ、温かいスープの様に、

最後の引用歌詞、三つ目と繋がっているのだけれど、敢えて区切って。「スープの様に、」に続く言葉は、きっと『Soup』に綴った言葉そのままで。温かくて苦しい、人間だれしもが持ってるであろう感情を言葉にしてくれるのが本当に上手い大森さん。好きな作詞家のひとりです。




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