ダグラス・ラシュコフ『ネット社会を生きる10ヵ条』
ダグラス・ラシュコフ (著) 堺屋七左衛門 (翻訳)
出版社 株式会社ボイジャー
発売日 2020/5/25
単行本 212ページ
目次
内容紹介
レビュー
目次に本書の要点が「手短」に且つ「わかり易く」記載されており、その後の「日本の読者のみなさまへ」にて更に本書の概要を把握出来る作りとなっているのが素晴らしかった。
内容を物凄く乱暴にまとめると、人間が自ら作り出した道具により(本書ではPCやスマホ等ネット接続可能な通信機器)、何を得て、何を失っているのか。それらの道具はどのように使用すると人々を幸せにし、どのように使用すると人々を不幸にするのか。そして、プログラミング(を理解することの)の大切さ。
ということになるのではないかと思います。
きちんと順を追ったわかり易い説明がなされているため、読み終わる頃には誰でもネットの基本的な利点と欠点を明確に理解出来るようになるはずです。
一読の価値有りの一冊で、原書は10年以上前に出版された書籍ですけれども、その内容は全く古びておりませんでした。
おすすめです。
ダグラス・ラシュコフ講演全映像 2023年12月6日【ボイジャー主催】
⇧ 55:49
私はインターネットの黎明期を全く知らない世代ですので、「それほどまでに違うものだったんだ……」と、驚きました。