デッキ・ファウンダー ~アルティメットコロシアム編~
1.はじめに
2019/12/28にリリースされる新パック、アルティメットコロシアム。
「異次元から召喚された決闘者同士の戦い」が主軸のパックであり、「各クラスの決闘者とそのシナジー」というカードがほとんどなのだが、過去の機械シナジー・自然シナジーとは別で、「今後色々なデッキに入りうる汎用性が高いシナジー」がテーマとなっているため、カード単体での評価がしづらいという問題がある。
カード単体で評価出来ないのであれば、デッキ単位で評価してみようというのがこの記事の趣旨である。
遅筆や色々な要素のせいで、プレリリースが始まっている時に公開するのも微妙な気がするが、デッキを作ったからには公開する場を作ってやろうという形。
また、所謂「環境読み」の要素は低いことをご容赦いただければ幸いである。
2.各クラスのシナジー解説
各クラスのシナジーは以下のようになっている。
エルフ:《密林の守人》
ロイヤル:進化回数
ウィッチ:スペルブースト
ドラゴン:謎
ネクロ:攻撃力か体力が1
ヴァンパイア:「自分のターン中に自分のリーダーがダメージを受けた回数」が7回以上
ビショップ:守護
ネメシス:ターン終了時の残りPP
決闘者がシナジーの頂点になっていて、他のカードでシナジーの足回り部分を埋めてデッキを作るという形になっている。
列挙することで、「今後もこのパックのカードを使っていくことになる」ということは理解出来るであろう。
以下からは実際に決闘者をフィーチャーしたデッキを紹介していく。
3.エルフ
《フォレストエース・リマーガ》オールインデッキ。
残りのカードはただ強カードで固めてみる。
《フォレストエース・リマーガ》直接召喚+《始祖の大狼・オムニス》で押し込める構成に出来るので、意外とやれるんじゃないかな。
4.ロイヤル
正統派ミッドレンジ。
ひたすらボード取れる構成なので、分かりやすく動けるだろう。
5.ウィッチ
式神トークンのスペルブーストに頼ってみる形に仕上げてみる。
《式神の使役》が1枚2PPで2スペルブースト出来るのが一番のポイントかも。
《猫耳の魔法使い・キャル》を《マナリアの偉大なる研究》経由で4枚プレイしてエクストラウィンを狙おう。
やってることはハースストーンのクエストメイジみたいだな。
6.ドラゴン
正統派ランプドラゴンを組んだら紙束になったのでボツになりました。
《覇道の龍人・ガリュウ》自体は強いんじゃないかな。
今後の伸びしろに期待しましょう。
ドラゴンは個人的にはこちらが有力。
《フルメタルドラグーン・バイロン》&《慈愛の竜戦士》のラインは相変わらず強力。
《飛翔の竜人》を起動するための優良スペルがローテーション落ちして頭を抱えながら組んだのは秘密。
7.ネクロマンサー
《酒呑童子》が公開された際、《ナテラの大樹》を壊しつつ《コープスドッグ》を走らせるコンボが話題になってたけど、自然シナジーを使わない形に仕上げてみた。
《永遠の花嫁・セレス》→《永遠の誓い》→《大妖狐・ギンセツ》のラインを狙ってみよう。
8.ヴァンパイア
《ウールヴヘジン・アラガヴィ》自傷進化
《ウールヴヘジン・アラガヴィ》自傷自然
ヴァンパイアはタッチするシナジーを2パターン作ってみた。
同じトリガー条件な《姦淫の絶傑・ヴァーナレク》と比較すると、動きの幅が広い代わりにカードの強さはマイルドなので、他のシナジーで埋めていく形になるだろう。
9.ビショップ
守護シナジーとなると、まっさきに浮かぶカードは《清純なる祈り・エイラ》。
横に並べつつ《エイラの祈祷》でバフしつつ押していこう。
10.ネメシス
《機構の解放》後にPPが余ることを予想してアーティファクトネメシスと組ませてみた。
他のクラスはシナジーの動きが割と読めるんだが、ネメシスだけはどう転ぶか読めない。
リリース後に期待してみよう。
11.あとがき
以上、組んでみたデッキを羅列してみた。
「自分ならこう組んでみる」という形で組んでみたデッキなので、当然ながら別アプローチもあり得るし、既存の機械シナジー・自然シナジーをアップデートさせるデッキもあり得るだろう。
2019/12/28の正式リリース後のスタートダッシュの助けになれば幸いである。
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