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何十年も悩んだ訳

こんにちは。星花です。
私が自分の性別に違和感を感じているにもかかわらず、通院を始めるまで何十年もかかったわけは‥

私の体は男性で、そのことに違和感を感じていました。でも…好きになるのは女性だったのです。

初恋と言えるかわからないけど、幼稚園のころ同じ組の女の子によく話しかけていた覚えがあります。
小学校では特に誰かが好きとかはなかったのですが、中学生になると女子と話すとドキドキするようになりました。

脱線しますが、この頃よくテレビでネタにされていた、女性の格好をした男性を見て、手術でいらないものを取ったとか聞いたりして、私はそれを羨ましいと思ってました。将来は自分も、手術を受けて、女性になりたいと思ってました。
どこからか話が出てきたか分かりませんが、高校ではなぜか私がゲイだと言う噂が流れました。
私の話し方とか、行動のせいだったのか、ともかくそのような噂をされていて、私自身直接聞かれた事もあります。

学生の頃に誰かとお付き合いする事はありませんでしたが、就職してから、何度かの失恋を経験ました。
その間も、どうやったら手術を受けられるかな?とか、どうやったらホルモンを飲んだり注射したりできるのかな?とか調べたり、同じような経験をした人の記事をネットで探したりしていました。でも、それを実行に移す事はなく、今の妻と知り合い、数年の交際を経て結婚しました。
いつも一緒にいて、仲良しです。
子供は授からなかったけど、今も、これからも、ずっと仲良しです。
ずっと一緒にいたいと思っています。

でも、自分が男性である事に対する違和感は消えず、ある時妻にカミングアウトしました。

それはもう、相当にびっくりさせてしまいました。私が女の子になろうとするなんて、最悪にショックな事だったと思います。

色々話し合いましたが、何度も泣かしてしまって‥
でも私も、一生男性のまま我慢するなんて出来なくて、泣きながら話しました。
そんな私の気持ち全ては理解できなくても、一部分だけでもわかってくれて、それでも良いと言ってくれました。

きっと妻は、今でも、全ては納得はしていなくても、折り合いをつけてくれてると思います。

私は女性になろうとしてるけど、妻のことはずっと大事にしていきたいと思っています。

とりとめのない話にお付き合いいただきありがとうございます。

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