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《シティリーグ準優勝》イカを喰らうクワガタ〜ピカゼクを添えて〜

皆さんお久しぶりです。
ウルトラネクロズマ愛好家のふじ(@stardust_0505)と申します。
普段は調整グループお冷とチーム成川で主にポケモンカードをやらせてもらってます。
尚、チーム成川ではバイトとして働いているため正社員より時給が低いです。
お冷とかいう聞き覚えのない調整グループのメンバーは子供が2人と大きな子供が2人なので割愛。

今回は先日(10/31)に行われたシティリーグの雑記となります。
一応真面目に書きますがそこそこメモ書きのような感覚ですので悪しからず。

さて、今回のシティリーグなのですが使ったデッキはウルトラネクロズマ…ではなく、ピカチュウ&ゼクロムのデッキを使用しました。
ウルトラネクロズマの呪縛に囚われている私ですが、このままだとBレギュレーションが落ちてカラマネロやウルトラネクロズマが使えなくなった時に、自分の使えるデッキって無くね?これってやばくね?
なんて考えていたので今回のシティリーグはカラマネロを使わないデッキで出場しようと決めていました。

結果的に今回選択したデッキでシティリーグを準優勝することができました。
様々なメタゲームを予想して選んだデッキでいい結果を出すことが出来てかなり満足です。

前フリはこの辺にして環境とデッキ選択、当日のマッチアップ等ダラダラと書いていこうかなと思います。

1.環境考察

今回、事前に僕が考えたtire予想がこちら。

tire1 3神ザシアン 小ズガドーン 

tire1.5 ムゲンダイナ ブルー型レシリザ 超パ

tire2 マッドパーティ セキタンザン 雷系統(ピカチュウV-MAX、ピカゼク)

tire3 ルカザシ

また、調整グループメンバーと最初の週のシティリーグからメタゲーム予想をしており

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こんな感じでメタゲームが進行していった為
僕の日程10/31では雷の使用が正解だったかなと思っています。
実際には小ズガドーンも別の会場で結果を大いに出しており、僕の週はズガドーンと雷が正解だったのかなと思います。

実際に大会前日僕が最後まで使う悩んでいたのが小ズガドーンとピカゼクの2択だったので予想が的中した形になっています。
本当に良かった、、、、

tire予想と実際の環境への影響にズレが多いデッキの中にムゲンダイナがあります。
ムゲンダイナが中々勝ちきれない原因の最もな理由は、避けられない事故にあると思います。
理論上環境のどのデッキも寄せつけないムゲンダイナですが、それは早いターンで200点オーバーのダメージが出る前提での話ですので、1度でも止まってしまうと案外厳しいというのが現状です。
また、エネルギーを引き込めないこともある為事故の要因が幅広いことも大きな問題かなと思っています。

また、なかなかに意外だったのが3神ザシアンが環境トップに居座り続けた期間の長さです。
僕らの予想では3神ザシアンが大暴れした第2週の次の週に3神ザシアンに対して強いデッキが多数出現し、そのデッキ達がトップを占めると読んだのですがなんと3週目も3神ザシアンがトップに居座りました。
このメタゲームの進行の遅さも今回のデッキ選択にかなり影響を及ぼしました。

2.デッキ選択の流れ

次に、何故ピカゼクを選択するに至ったかですが
今回のメタゲームが予想通りに進むと第3週で3神ザシアンに強い小ズガドーンやムゲンダイナが出現。
第4週でムゲンダイナやそれに強く出れるセキタンザンやルカザシ、そしてそれらを狩れる小ズガドーンが続投し、大怪獣バトルになると予想していました。
なので最初はマッドパーティか小ズガドーンで調整を考えていたのですが事件が発生。
第3週も3神ザシアンが勝利しつつ超パーフェクションが出現。
上位の結果に何故かドラパルトV-MAX等も出現し始め第4週が非常に読みづらくなってしまいました。
この時点で超パやドラパルトV-MAXが重たいマッドパーティの線をカットし、小ズガドーンを候補に残しつつ逃げに3神ザシアンを据えて3つ目のデッキ探しが始まりました。

頭のおかしくなった調整メンバーの1人のLon(@Lon50_poke)くんがインテレオンの構築を無限に投げてくる頃、仕事の休憩中にたまたまコンビニで見つけた仰天のボルテッカー。
可愛い目で見つめてくるピカチュウ。


これだ。こいつだ!!!!
僕の中でボルテッカーが走ります。

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このカードの打点ラインは270、現在の環境トップを何故かまだ走っているタッグチームGXに対して非常に強いカードで、エレキパワーのサポートもあるカードです。
ピカゼクよりもタッグチームに対する耐性がより強く超パにも強く出ることができ、ムゲンダイナにも不利を取らない強さがありました。
しかし、大型のデッキでは小ズガドーンやマッドパーティ等の小物に対する対策が求められます。

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あるやん。なんやこのクワガタ
このカード、カラマネロ使ってる時に散々ボコボコにされました。クワガノンV。
グッズを使えなくするロック効果を持つパラライズボルトと、威力の高いちょうでんじほうを持ち非常に柔軟性のある強力なカードです。
エレキパワーも乗ります。馬鹿なん?
このカードでムシキングバトルを仕掛ければ、グッズ依存度の高いマッドパーティと小ズガドーンはかなり有利に立回ることができます。

これは調整していくうちに顕著になるのですが、今の環境ではセキタンザンやムゲンダイナ等がデッキタイプとして存在し、雷系統の低耐久かつ闘弱点なカードは使用しずらい筈なのですが、環境自体にクワガノンのグッズロックが刺さりすぎていたのです。
おそらく殆どのデッキが先2、後手1パラライズボルトで止まる可能性を孕んでいて、とりつかい等をデッキ枠の関係上抜いていることが多いです。

以上の観点から本格的に雷で行くことを決めます。

バイト先の店長のなつお(@messonkun)がほんとに様々なデッキを作って回しているため、彼に泣きついてピカチュウV-MAXのレシピを拝借。ある程度の構築の変更してもいいポイントや回し方を教えてもらい調整開始です。
彼に聞いたせいで後々俺が育てたなんて言われるんですが育てられてません。鏡月は飲まされましたが。

しかしながらピカチュウV-MAX、進化ポケモンならではの決定的な弱点を孕んでいました。
手札事故が起こりやすいのです。
プレイでどうにかなる範囲のものも多いですが、短いスパンでそこまでプレイを詰められる自信もなかったので急遽変更することに。
ある程度使ったことがありデッキの安定感もあるピカゼクにシフトしました。

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ピカゼクを使用するにあたって最も考えるのは対ムゲンダイナと対セキタンザンだと思います。
ムゲンダイナには後述しますが、かなりいいプランを用意できたのでそちらをぶち込んで対応。
セキタンザンについてはライライお祈りゲーム。要は切りました。
実際に僕の会場には当日セキタンザンは1人しか見当たらなく、まぁ正解だったかなと思いました。

あとはデッキを登録するだけだったのですがやはり不安が募りお冷メンツに電話。
小ズガドーン?ピカゼク?どっち?
こんな質問を2000回ほどした後、調整メンバーであるアホの子リューくん(@Ryukunnpokeka)が一言。
「クワガタが最強よ。」
この一言でピカゼクにデッキを決定。
その頃喋るアローラライチュウ(@PokePokePokeK)は楽しそうに前のマグマッグを倒さずに番を終わっていました。


また、リューくんは直前まで一緒に詰めていたピカチュウV-MAXを使用してシティリーグ準優勝。
結果的に2人ともムシキングバトルをして当たりをぶち抜いたということになります。


さて、ここからは構築の話になります。
が、そこまで変わった構築ではありません。
あくまで回しやすさを重視してあります。

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