【前編】「ゲーム・オブ・スローンズ」ファン代表が解説!各章の見どころと、意外な小ネタ。初見の方も、2周目以降の方も必見。

※スターチャンネルEX、BS10 スターチャンネルでの本作の配信・放送は終了しております※

エミー賞歴代最多受賞の記録を誇り、世界中で社会現象を巻き起こすほどのヒットを生んだ壮大なスペクタクルドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」。

全話を一気見したいけど「73話はやっぱり長い」と尻込みしそうな方、あるいは全話視聴に途中で挫折したことのある方が“完走”できるよう、「ゲーム・オブ・スローンズ」を愛してやまない熱狂的なファン3人に“サポートランナー”としてシーズンごとの魅力と見どころを熱く語って頂きました。

本記事では第一章(シーズン1)~第三章(シーズン3)までを徹底解説!第四章(シーズン4)以降はこちら

なお本記事は、そんなファン3人が熱く語った”座談会”の模様を番組として収録したものを、文字起こししたものとなっております。番組はYoutubeにもアップされておりますので、あわせてお楽しみください。

【参加者紹介】

■司会
茶一郎:フォロワー2.6万人の最新映画感想レビューチャンネルを持つ人気YouTuber

■サポートランナー
Mhysaさん:ロケ地巡りするほど「ゲーム・オブ・スローンズ」が好き
☆夜の王☆さん:「ゲーム・オブ・スローンズ」に人生を狂わされた男
Hodor!さん:「ゲーム・オブ・スローンズ」は不変の恋人

座談会①【GOTにハマったきっかけ】

──私も「ゲーム・オブ・スローンズ」が大好きですので、今回の座談会が楽しみで仕方ありません! まずは参加いただく3人にそれぞれ自己紹介していただきましょう。

Mhysaさん「はじめまして、Mhysaです。ドラマを楽しむという趣味をこの作品で得てから、いろんな人に出会い、これまで興味のなかった作品と出会うことができました。『ゲーム・オブ・スローンズ』を通じて味わえる多様性や、物語の豊かさ、そして可能性を楽しんでもらえるようサポートしたいと思います」

☆夜の王☆さん「☆夜の王☆です、よろしくお願いします。この名前は『ゲーム・オブ・スローンズ』のあるキャラクターから拝借させていただきました。人生を変えるほど熱中したドラマの魅力をいろんな人に伝える機会をもらえるなんて、思いもしなかったので感激しています」

Hodor!さん「皆さん、『ヴァラーモルグリス』です。たぶんこの言葉の意味は後々分かってくると思います(笑)。『ゲーム・オブ・スローンズ」はかなり取っつきにくいドラマに入りますが、ハマった時の沼の深さも相当なもの。こうやってドラマに興味がある方をサポートできる機会をいただけて嬉しいです」

──ぜひ一緒に沼に入ろう!という3人の「ゲーム・オブ・スローンズ」愛が伝わってきます。ではまず、そもそも「ゲーム・オブ・スローンズ」がどんなドラマなのか紹介させていただきます。

「ゲーム・オブ・スローンズ」はアメリカのケーブルテレビ局・HBOが製作したTVドラマシリーズ。1話につき製作費約1000万ドルともいわれている巨額を投じ、ジョージ・R・R・マーティンのベストセラー小説「氷と炎の歌」を壮大なスケールで映像化したものです。

2011年から全米で放送がスタートし、日本では2013年1月、HBO作品を日本最速で独占放送しているスターチャンネルで開始され、またたく間に人気に。シーズン6からは日米同時放送されました。シーズンを追うごとに熱狂的なファンが増え続け、アメリカTV界最高峰のアワード・エミー賞で歴代最多受賞を誇るなど、まさに海外ドラマ史上最高傑作です。

ではここからは、サポートランナーの皆さんに「ゲーム・オブ・スローンズ」にハマったきっかけや見どころをお話しいただきたいと思います。

Mhysaさん「私はけっこう遅めで、第一章(シーズン1)の9話でちょっとハマり、どっぷりハマったのは第三章(シーズン3)の9話です。そこまで見てから『ちょっとこれは尋常なドラマじゃない。ヤバイぞ』と思い、また第一章(シーズン1)の1話に戻って見直しました。すると、あらゆるところに伏線が張り巡らされていて、また歴史上で実際にあったことをモチーフにしていることに気づいたんです。ただのファンタジーとしてではなく、ちゃんと史実を題材にして作られているので、調べるうちにどんどん深みにハマっていきました」

Hodor!さん「そうそう、トリビアが深いんですよね」

Mhysaさん「はい、噛めば噛むほど味が出るスルメイカです(笑)」

☆夜の王☆さん「最初に印象に残ったのは、映像のクオリティがあらゆる面で高いのと、時々グロすぎて『倫理的に大丈夫なのか?』と心配するほど描写に規制がないところ。そしてずっとドラマを追っていくうちに、登場人物たちのいい面も悪い面も一人の中にある“多面性”に引きつけられました。あと、キャラクター同士の関係性だったりその表情が、誰とどう関わるかによって変わってくるところも魅力に感じるようになりました」

Hodor!さん「最初は友人に勧められたのですが、第一章(シーズン1)の5話までちょっとウトウトしながら我慢して見ていて…。最初の方はちょっと取っつきにくいので、たぶんこのあたりで挫折した方も多いのではないでしょうか。まずは第一章(シーズン1)の9話まで見てください。私も9話で『えーっ!』と思い、さらに10話でも『えーっ!!』ということが起こり、そこからズボッと沼にハマってしまいました」

──MhysaさんもHodor!さんも、若干症状が同じですね。第一章(シーズン1)の9話『ベイラー大聖堂』で軽く足を取られ、気づいたら顔まで沈んでいたという(笑)。では次回は第一章(シーズン1)についてたっぷり語り合いましょう。

座談会②【第一章(シーズン1)ネタバレハイライト&第二章(シーズン2)の注目ポイント】

──第一章(シーズン1)のエンディングはスゴかった! 「ゲーム・オブ・スローンズ」を初めて見たら、この先がどうなるか気になりますよね。

☆夜の王☆さん「その気持ち、分かります!」

Hodor!さん「『お気持ちお察しします』と言いたいです(笑)」

──先はまだまだ長いですが、今回はサポートランナーの皆さんと共に第一章(シーズン1)を振り返り、続く第二章(シーズン2)に備えていただきたいと思います。ではまず、第一章(シーズン1)がどう始まったのかを振り返りましょう。

架空の大陸ウェスタロスの七王国の平和が、王家の秘密をきっかけに徐々にほころびを見せ、玉座を巡る血で血を洗う争いが勃発。時を同じくして、もはや伝説だと思われていた北からの脅威が七王国全土を揺るがす──。

なお第一章(シーズン1)の演技でティリオン役のピーター・ディンクレイジがエミー賞助演男優賞を受賞しました。

──皆さんは第一章(シーズン1)をどのように感じましたか?

Hodor!さん「9話のショック(エダード・スタークの死)はなかなかすごいものがありました。しかもエダードが処刑された剣は、もともと彼が持っていた剣なんです。アリアの人生を変えたのは、まさにこの処刑の瞬間だと思います」

☆夜の王☆さん「あのシーンではジョフリー王が死刑を宣告した後にイリーン・ペインという処刑人に斬首させていますが、1話の最初でエダードが『処刑は宣告した者が自らやるべきだ』と言っているんです。その差がはっきり描かれているのが印象的でした」

──エダードが主人公だと思っていたのに!という方にはショックですよね。処刑シーンの続きを追うのはキツイと感じた人もいるかもしれませんが、ここからとんでもない争いになっていくんですよ。では改めて、皆さんが第一章(シーズン1)で好きなシーンを教えてください。

Hodor!さん「シリオ・フォレルというアリアの剣の先生が大好きなんです。あの舞うような美しい剣技がカッコよく、言うこともいちいちカッコいいし。少しの出番ですけど、彼の登場するシーンとキャラクターは本当に忘れられません」

☆夜の王☆さん「7話の『勝つか死ぬか』でタイウィン・ラニスターが初めて登場するシーンがすごくカッコいい!」

Hodor!さん「分かる!(笑)」

Mhysaさん「タイウィンが解体している鹿は本物ですからね」

☆夜の王☆さん「ジェイミーはラニスター家の中では動揺を見せる機会が少なかったと思いますが、父のタイウィンに『賢く切り返せ』と言われた瞬間にものすごく緊張するんです。その反応で『この人は本当にすごい人なんだな』と感じました。この7話の冒頭だけで、タイウィンは見る人の印象に残るんじゃないでしょうか」

──第一章(シーズン1)に出てきたシーンの中で、後に重要になる、覚えておくべきところはありますか?

Hodor!さん「スターク家の子どもたちが1匹ずつ名前を付けて育てているダイアウルフは、それぞれ子どもたちと強くリンクしています。ただのペットではないので、これからダイアウルフが出るたびに注目してほしいですね」

Mhysaさん「サーセイは第一章(シーズン1)においては“ただ憎い”のですが、彼女の抱えているものがセリフでちゃんと表されています。サーセイのセリフや、彼女を通じて『女性はなぜこうなのか?』と考えながら見ると、後々の展開が面白くなると思います」

──なるほど。そんな第一章(シーズン1)で幕を開けた「ゲーム・オブ・スローンズ』が、果たして第二章(シーズン2)ではどんな展開が待っているのか? 「ここだけは見逃さないで」という注目すべき見どころをご紹介ください。

☆夜の王☆さん「第一章(シーズン1)の9話でジョン・スノウがメイスター・エイモンに会いに行き『愛は義務を殺してしまう』と言われるのですが、第二章(シーズン2)でまさに『愛と義務のどちらを取るか』試されるようなキャラクターが登場します。そして、第一章(シーズン1)で出会ったティリオンと娼婦のシェイ、第二章(シーズン2)でスターク家側に生まれる1組のカップル。この2組の恋人の行方にもぜひ注目してください」

Mhysaさん「第一章(シーズン1)と第二章(シーズン2)は後々すごく利いてくるので、何一つ見逃さないでほしい。サーセイ、サンサ、アリアは第一章ではまだまだ子どもっぽかったり『はいはい、女性ね』みたいな描かれ方をしています。でも、序盤での経験が彼女たちを後々に利いてくるような違いを生み出すキャラクターになっているので、彼女たちのことをバカにせず見てあげてください」

Hodor!さん「たぶん第一章(シーズン1)では皆さんの印象にあまり残らないでしょうが、シオンにぜひ注目してください。これ以上は何も言えません(笑)」

──ありがとうございます! 皆さん、今回出たポイントを押さえながらぜひ第二章(シーズン2)を楽しんでください。

座談会③【第二章(シーズン2)ネタバレハイライト&第三章(シーズン3)の注目ポイント】

──第二章(シーズン2)が終わってますます物語が深くなり様々な出来事が起こり、『次はどうなるの?』と展開が気になっていると思います。そこで今回の座談会では、第二章(シーズン2)を振り返ることで「ゲーム・オブ・スローンズ」への理解を深め、続く第三章(シーズン3)をご覧いただきたいと思います。ではまず、第二章(シーズン2)の概要を紹介させていただきます。

東の地でドラゴンが誕生。そんな中、五王の戦いの様相を呈する七王国は混乱の極みに陥り、王都のみならずあらゆる所で策略と陰謀が張り巡らされ、激しい争いに展開。バラバラになったスターク一家はそれぞれの苦難の道を歩むことになる──。

第二章(シーズン2)ではエミー賞美術監督賞・衣装賞・メイクアップ賞・音響効果賞・サウンドミキシング賞・視覚効果賞を受賞しています。

──第二章(シーズン2)で語りたいポイントがたくさんあると思いますが、サポートランナーの皆さん、いかがでしょうか?

Hodor!さん「『ゲーム・オブ・スローンズ』にはすごい戦闘シーンがいくつかあるのですが、9話のブラックウォーターの戦いがとても好きなんです。戦士ではないティリオンが初めて自分の力を試す舞台が与えられ、苦労しながらもイキイキと動く姿、そして一生懸命みんなを鼓舞しながら王都を守ろうとするという、戦いだけではないドラマの部分に惹かれました。あと、ワイルドファイアがドン!と爆発するシーンは『うぉー!』となって(笑)。エミー賞を受賞するだけはあるなと思います」

Mhysaさん「第二章(シーズン2)はラニスター家がたくさん活躍していますが、彼らが登場するシーンで『キャスタミアの雨』という曲が流れます。この曲のメロディを耳に残しておくと、今後の展開が面白く見られると思います」

☆夜の王☆さん「ティリオンと娼婦のシェイ、ロブ・スタークとタリサ・マイゲア。この2組のカップルの対比ですね。なぜこの2組が対比して描かれるのかは、その後の第三章(シーズン3)、第四章(シーズン4)で利いてきます。あと、これはとても個人的なことですが、スタニス・バラシオンが魔女に頼りっきりで他力本願な人かなと思っていたら、ブラックウォーターの戦いでは最前線で先頭に立って戦いに行ってしまうというギャップにやられてしまいました」

──☆夜の王☆さんはスタニス・バラシオン推しということですね。では、第二章(シーズン2)の中で後に重要となる、絶対に覚えておいてほしいシーンはありますか?

Mhysaさん「いくつかあるのですが、キャトリン・スタークと女性騎士ブライエニー、そしてジェイミーとブライエニーの関係性。今後いろんな展開を迎える中で涙腺ポイントにつながります」

☆夜の王☆さん「父を殺されたロブの復讐劇ですね。彼が目指す『父を超える』というのは物語の普遍的なテーマと思うのですが、何しろロブはジェイミーを捕縛し勝利してしまうという、ある意味父を上回るような指揮官ぶりを伺わせています。そんな彼の復讐劇に注目してください」

Hodor!さん「デナーリスが第二章(シーズン2)からだいぶ変わり始めていくんですね。注目してほしいのは、どんどん複雑になっていくデナーリスの髪型。彼女が嫁いだドスラクの『負けたことがない限り三つ編みをし続ける』と風習に沿って、デナーリスも髪をどんどん伸ばして三つ編みが複雑になっていくわけです」

──なるほど。では、そんな第二章(シーズン2)に続く第三章(シーズン3)はどんな展開が待っているのか? サポートランナーの皆様、「第三章(シーズン3)でここは見逃さないで」というポイントがありましたら紹介してください。

Mhysaさん「第三章(シーズン3)はポイントがいっぱいあるんですよ(笑)。え~どうしよう…やっぱりブライエニーとジェイミーの関係かな。なぜジェイミーがジェイミーたるかが描かれているので、皆さん第三章(シーズン3)でジェイミーにどっぷりハマると思います。ジェイミーは本当に嫌な奴だけど、嫌な奴たる理由があるんですよ」

☆夜の王☆さん「Mhysaさんが言う通り、第三章(シーズン3)は見どころがたくさんあるんです。まず1つはデナーリス。前半のデナーリスを見てください! きっとみんな惚れますから。もう1つ、第二章(シーズン2)の後半でジョン・スノウはウェスタロスの一番北に、サンサは一番南に旅立ち、それぞれが敵の集団で暮らさなきゃいけなくなるのですが、そこで2人が敵から学ぶことが物語の後半で活きてきます。2人が敵とどんな会話をしているか、というところにも注目してください」

──あ~、今の話を聞くともう1回見たくなりましたね。Hodor!さんはいかがですか?

Hodor!さん「見どころというか、見たら忘れられないトラウマになる回があるので、心して見てほしいです。あと個人的に第三章(シーズン3)は、キングズ・ランディングでのエピソードが面白いと思っています。今までラニスター家が中心だったところにタイレル家が現れてレディ・オレナとタイウィンが対決し、同時にリトルフィンガーとヴァリスが謀略を巡らせ合う。政治劇の陰謀が一番グチャグチャ絡み合って面白くなるところなので、注目してほしいです」

──確かに政治劇としてヒートアップしてきますよね。第三章(シーズン3)がますます楽しみになった方もたくさんいると思いますので、今回出たポイントを押さえながらぜひご覧ください。

座談会④【第三章(シーズン3)ネタバレハイライト&第四章(シーズン4)の注目ポイント】

──第三章(シーズン3)が終わりましたが、まだまだ「ゲーム・オブ・スローンズ」は続きます。今回もまずは第三章(シーズン3)の概要をご紹介します。

戦乱の嵐が吹き荒れる七王国では、ラニスター家が王都での支配力を強めていた。裏切りや陰謀が横行する中、自らの使命に気づき運命を受け入れた者たちが決死の覚悟でその道を歩み始める──。

──第三章(シーズン3)は、物語の前半部の終わりとしてだけでなく、中盤に向けて非常に重要なポイントがあるということですが、サポートランナーの皆さん、いかがですか?

Mhysaさん「第三章(シーズン3)を見終わった皆さん、心が死んでいることかと思いますが、お疲れさまでした(笑)。最後の衝撃的な展開はもちろんのことですが、ジェイミーとブライエニーの関係や、ターガリエン家の血というべきデナーリスの本質が現れるところとか、分岐点となるシーンが多かったシーズンではないかと思います」

☆夜の王☆さん「皆さんがおっしゃるように、9話の絶望感が…。目の前でロブが奥さんを殺され、そしてキャトリンが息子を殺されてと、それぞれにとっての最悪の地獄が目の前で繰り広げられるのが…」

──そんな惨劇の瞬間に呆然として、何もできず止まってしまうところとかすごいリアルでしたよね。

Hodor!さん「本当に打ちのめされるというか…。第三章(シーズン3)はエンディングもそれぞれ凝っていて、9話は音がないんですよ。ただ静寂になって『えーっ』という気持ちのまま放置され…この先を見る勇気がなくなっていったん止まってしまいましたね。でも結局は『ここでやめるわけにはいかない』と決意しました」

──サポートランナーの皆さんも初めて見た時の衝撃を思い出しトラウマを再発してしまっているようですが(笑)、9話の『キャスタミアの雨』について話していきたいと思います。

Mhysaさん「9話は始まりがとても静かで、ロブとタリサの間でとても幸せな会話が交わされるんです。『いやいや、何この幸せは?』と思うぐらい」

Hodor!さん「『ネッド坊やに乗馬を教えたい?』みたいなところですよね」

Mhysaさん「そう、そこですでに泣いていたんですよ。そしたら『キャスタミアの雨』の曲が流れ、それからとんでもない展開が…」

Hodor!さん「私がすごいと思ったのは、妊娠しているタリサのお腹を一番最初にグサグサ刺すところ」

Mhysaさん「そこから行く?ってね」

Hodor!さん「『ネッド坊やに乗馬を教えたい?』みたいな会話から、お腹に行く? まさに悲痛でしたね」

☆夜の王☆さん「キャトリンを演じているミシェル・フェアリーが抑揚をしっかり掛けてしゃべるので、彼女のエモーショナルな演技があのシーンのカギだったと思います」

──では、後に覚えておくべき第三章(シーズン3)の重要なシーンはあるでしょうか?

☆夜の王☆さん「タイウィンが10話で『家の繁栄を第一に考える一族は、家族の情を第一に考える一族に必ず勝る』と言うセリフがあるんですが、これって家長の言うことには絶対従えということですよね。でもその後、この言葉がどんどん否定されていくんですよ。キャトリンが目の前で最初の子どもを失い、ロブは自由恋愛を選んだら大変なことになる。一方、サーセイには最初の子がいて、ティリオンは自由な恋愛を父親に完全に潰される。家の繁栄を第一に考えるラニスター家がどうなるのか、第四章(シーズン4)を見たら分かると思います」

──ラニスター家の家父長制というか、昔の旧態依然とした価値観がどうなっていくのかということですね。Hodor!さんはいかがでしょうか?

Hodor!さん「ジェイミーとブライエニーですかね。この2人がつながったことによってジェイミーのキャラクターも変わってくるし、この時点で2人がこういう関係になったということは後々にとっても重要になると思います」

──先ほど『キャスタミアの雨』のエンディングが無音だったという話が出ましたが、ジェイミーが腕を斬られた後のシーンは、逆にビックリしましたよね。

Hodor!さん「そうそう、演出がいちいち小憎らしいんですよ」

──皮肉が利いていますよね。では今後、第四章(シーズン4)でどんな展開が待っているのか? 注目すべき点や「ここは見逃さないで」という見どころを紹介してください。

Mhysaさん「第四章(シーズン4)は最初から最後までシーズンのシークエンスが完璧で、全世界のファンの間でも第四章(シーズン4)が一番人気なんです」

Hodor!さん「神シーズンと言われていますよね」

Mhysaさん「そう。第四章(シーズン4)は最初から正座して見てください!」

──なるほど、これから初めて神シーズンを見る方もいるわけですね。もう戻れない我々にとってはうらやましい!

☆夜の王☆さん「第三章(シーズン3)から続いている結婚式ラッシュの締めが第四章(シーズン4)にあるのですが、ロイヤルウェディングの豪華さがスゴイ! この式に招待された一人に、マーテル家という砂漠の国からやって来た王子様がいて、ラニスター家にとても個人的な感情を持っている。初登場のシーンからすべてにおいて嵐のような男です」

──あの王子が主人公のようなところもありますよね。

☆夜の王☆さん「そうですよ。第四章(シーズン4)は彼とラニスター家の章と言っても過言ではありません」

──新キャラの王子にぜひ注目すべきということですね。皆さんも今回の話に出たポイントを押さえながら第四章をお楽しみください。

後編へ続く▼▼▼


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