故事成語・ことわざ 危ないとき

おうおうおう、なんだって?アヒルの大群が押し寄せてるだぁ。
んな馬鹿なことあるかいな、え、すぐ外の道路まで押し寄せてる?嘘も休み休み言いなさいよ、はいはい、窓から見ればいいんでしょ。
え、アヒル…なんであんなにいるの…こりゃ大変だ、焦眉の急だ!すぐ逃げるぞ!

はい、以上が今日の例文です。皆さんもこういうことあるんじゃないですか?アヒルの大群に追いかけられること。そんな時に使えるのが、この焦眉の急
え?追いかけられたことがないって?まあまあ、いいじゃない。語源ですが、どんなときに差し迫った危険があるかと聞かれた僧侶が、眉毛に火が付いたら焦ると言ったことから、とのことで、眉毛を焦がすほど火が近い、それくらい危険が迫っていることを示す意味とのこと。みんな、使えるね。
うーん、しかしちょっと気になるんだが、眉毛が焦げそうなほどの火があるときって、鼻は燃えてないかな?
うん、今自撮りしてみたけど、鼻の方が眉毛よりも前にあるね。そうすると、この火は、上から迫ってるのかしら。
いや、自撮り写真を見たら、前髪が眉毛にかかってるね。そうすると、眉毛の前に、前髪が燃えてしまいそうだ。まあ、前髪は切ればいいし、多分この僧侶は坊主頭だったから、前髪はなかったんだろう。
そうすると、この火は、鼻よりも上から迫ってきていて、眉毛に1番迫った可能性があるね。
ほんまかいな?
どんな火やねん、それ?眉毛の心配する前に、目とか鼻とか心配しなはれや。
焦眉の急というよりも、焦鼻の急の方がいいんちゃうか?それやったら、読み方も、(しょうびのきゅう)で一緒やで?
え、でも、風呂釜を沸かす時の火は、鼻よりも上にあるって?まあそれはそうね、僧侶も風呂釜を薪で沸かしてそうやからね。
ほな、風呂釜を沸かす時の焦眉の急、はどう?え?長い?まあせやな。

ちょっとイメージが湧きにくいけど、焦眉の急、使っていきましょう!

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