大きい子たちの遊び心が魅力的な場所づくりに貢献してる

今は昔。こころあたたまることがありました。

小学生から大学生までが1ロッジ25人くらいで、大人が見守る環境下で、3泊4日のキャンプ(合宿)をするプログラムがあります。何のためって、英語でも国際交流できる日本人を育てるためです。
 コロナで2020、2021年の二回、参加できませんでした。人と対面で関わると、何気ない、一見くだらないように思えることから、偶発的な楽しさが生まれる。それが人と関わりながら生きていく自分の人生に自信を与えてくれる。

 スプリングキャンプは参加者年代に4月からは社会人になる大学生が混じっていて年齢層が高い特徴があります。
 これは参加してきた娘からのおみやげ話。
 キャンパーの個性が素敵におかしくて、聞くだけで、すごく笑えました。
 キャンプでは掃除の時間が決まっていて、みんなが手分けして掃除します。トイレ掃除当番があたると、ちょっとがっかり。でも、それを楽しくしてしまうのが大学生のユーモア力。
 中学生に向かって、大学生が威勢よく、以下のように言ったそうです。
 「便器を制する者は、ロッジを制する!」
そして、自ら嬉々としてトイレ掃除に励み、年下達もその雰囲気にのせられて気合をいれて掃除。嫌なことを楽しいことに、みんなを巻き込んで変えてしまう言葉がけができるって、いいなあ。

 「ジョン・ギルピンのゆかいなお話」を英日で発表中、ロバのヒーホーのところで、ガオーって誰かがいいだしたらみんなとまらなくなる。思わず出た一人のアドリブが、その場の空気感の中で共有されて、たまらなくおもしろかったそうです。

 自由時間に、みんなで他ロッジを襲撃にいった話などなど、子供の居場所づくりって、最近、良くいいますが、ホントに、こんな楽しい居場所があって良かったね~と思いました。

 しっかり、Todayも、ひとしつかない地球の英語の歌詩も覚えてきてました。

2006・3

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