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2020.11.21 今日の太陽光

三日月やその近くで輝いて見える星も、明るさでいえば部屋の灯りと大差ない。
皮を撫でるように風が通り道をつくる。
湿気がまだ伴う風に揺られて木々の葉が囁くようにして色づく。

その感慨に反射するかのように呼応していく。
息遣いや皮膚、少し代わり映えのない日常も変わろうと思えば意志が芽生える。

来週から寒くなるんだって?

そんな憂いのような顔をしているのがいつもの常套句なんでしょ。
知ってる。
いつまでそうやっているの。

かといって快適や適切さを知らない私たち。
ちょうどいいくらい、中庸なんて遠い昔に捨ててきたのかも知れないね。
なんのために、誰のために、

今日はこれからどんな冬を過ごしていくかに想いを馳せて準備をしていく、
今日の太陽光。