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《本質の話》クリティカルファクター

こんにちは!小学校の先生を辞めて95日が経ったタノです。
今日の話は《本質の話》クリティカルファクターです。


クリティカルファクターとは、
顕在意識と潜在意識の間(はざま)にあるものです。

一言で言うと「意識を決定するフィルター」です。

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引用:https://blogtag.ameba.jp/news/クリティカルファクター

私たちの意識のほとんどは、
自覚できていない潜在意識」でできています。

それは当然で、大量の情報を常に意識していたら、
脳がパンクしてしまいます。

そのため、普段は、
5〜10%ほどの「顕在意識」のみが表層に現れます。

日常の行動はそれに基づいて理論的に行われます。

では、潜在意識→顕在意識では、
どのような部分が影響しているか?

それが「クリティカルファクター」というフィルターです。


ただ、このフィルターは厄介な部分があります。

クリティカルファクターは、
潜在意識の中の「大切な部分」を削ぎ落とす場合があります。

なぜなら、環境や経験の
「バイアス」の影響を受けるからです。


例えば、
「もっと仕事で成果を出したい」という思いが潜在意識にあるとします。


ですが、
「お前は無理だよ」という言葉をかけられたことや
「そういえば前に失敗したしなぁ」という経験がある。

すると、
「同じ失敗をしない」「周囲から責められたくない」という気持ちから
自己防衛をするためのクリティカルファクターが働きます。


そうなると、
「いや、俺にはできない。無謀な挑戦はやめよう」
という顕在意識になります。


しかし、潜在意識では、
「成果を出して、人の役に立ちたい」
「自己実現をして幸せになりたい」という思いがあるため
そのギャップやモヤモヤで苦しみます。


シンプルな言葉でいうと”思い込み”です。
これが足かせになり、不自由になってしまいます。


そして、この”思い込みという足かせ”は
溢れかえっています。


代表的なのは、
頑張らなければ成果は出てこないという「修業体質」
人からどう思われるかを気にしてしまう「世間体体質」
〇〇のようになりたいという「分離体質」
などです。

他にも世間の風潮やインフルエンサーの言葉。
「女の幸福は子どもを育てることだよ」
「男なんだから決断をすぐしないと」
「成功する人は必ずこうしているよ」
「一度決めたことを投げ出したら怠け癖がつくよ」
などなど。


こういったあらゆるものがフィルターをかけます。

そして、”あるがままの自分”からどんどん遠ざかっていきます。

年齢を重ねれば重ねるほど、
ここをどうにかしないと、苦しさが増していきます。


でも、ここから脱出するための道は色々あります。

1つは、「クリティカルファクター」を捉えること。
自分でも自覚していないことを自覚する。

方法もいくつかあります。

例えば書き出すこと。
書き出すことで外在化し、俯瞰して見ることができます。
すると「気がつかなかったことに気づく」ことができます。

もう一つは対話をすること。
クリティカルファクターを判断する技術
「リーディング」ができる人と対話して気づかせてもらうこと。

ちなまに諸刃の剣なのが、読書や動画視聴。
もちろん昔からの名著や体系化されて実証されているものは価値があります。

ただ
「インフルエンサーが言ったから」
「成功者の実録だから」というだけで実践すると逆効果です。


なぜなら
「クリティカルファクター」に気づいていない。
自分のことを”観察”→”気づく”の過程をすっ飛ばしているので
結局顕在意識は変わらないままだからです。


そのため、
行動力がいかに早くても、たくさんのことをできる力があっても
この”足かせ”が取れないままでは、結果が出ません。

そしてガムシャラに走り続けて、いずれは力尽きます。



・・・お気づきかもしれませんが、
これはこの2ヶ月くらいのタノ のことです。




大事だと分かっていても、
”観察や気づき”の過程をすっ飛ばしていました。

焦りのあまり”行動”にフォーカスし過ぎていました。


もちろん、確かに結果は出ました。


グラログ講座に来てくださった方々。
仲間に出会えたことなど。

ただ、今まで150%位の力を注ぎ込んでいて、
今後は仕事量はさらに増える予感がしていました。


余白がない。


その中で、ひたすら走り続けていました。
それはそれで楽しい。でも言いようのない不安が付きまとっていました。


それがここ数日の色々な方との対話。
自分の胸の中を徹底的に観察し、気づくこと。
そこでたくさんのことが見えてきました。


今の私に大切なことは、

①思い切って手放して、また新しく始めること
②「やりたい」と思うまで勇気をもって止めること
③叶えないことは「将来」ではなく、今すぐ叶えること

この3つです。

将来、「誰かを笑顔にする何かを届ける」のではなく、
今すぐ、「人を笑顔にできる自分の授業を届ける」。

将来、「ゆとりをもって楽しい時間を過ごす」ではなく、
今、「ゆとりをもって、楽しい時間を過ごす」。

今の瞬間、連綿とした瞬間の繋がりが、
そして将来も作っていきます。

将来のために、今を蔑ろにしないこと。

そして、そのためには、
手放すものは手放す。


でも、決して「捨てる」わけではありません。


それは、またいつか手に戻ってくるものです。


その時が来るまで、少し置いておきます。


じゃあ、今やりたいことは?


1つは目、教育現場での仮説の検証。
叶えたかった教育システムを導入し、先生も子どもも笑顔にする。
そのために、ヒアリング、仲間との共有、企業連携を行う。
そして、数値とプランを複数携えて、営業を行う。


2つ目は、グラログをさらにパワーアップする。
今まで1時間で行っていた講座を2時間で行う。

そして、その2時間で技術、思考、実践、継続
が行えるような設計をする。

これが実現すれば、グラログの良さが波及していきます。
そうすれば、
授業を行う先生、学ぶ子ども達、保護者、
無駄な会議で苦しむ人、コーチングを始めようとする人、
あらゆる人にプラスになります。


これが今の叶えたいことです。


そのためには、生活を整えること。
もちろん家事はしていましたが、「生きるための家事」でした。


これからは
「居心地が良いと感じる居場所作り」で家事をしようと思います。



一歩一歩。

全力じゃなくて、余白も残しながら進んでいきます。


でも、やるときは全精力を注ぎ込みます!


第2ステージも山場。
あと1ヶ月でこのステージは終わります。

もし可能なら、
第3ステージに入る前の、タノの変化を見ていてください。



今までなかった教育を生み出します。


そして、一度夢を叶えます。


昔の夢は「卒業生を笑顔で送り出すこと」
これは2020年に叶いました。
最高の子どもたちでした。
過ごした日々は今でもかけがえのない宝物です。


その後は「次の夢はどうしよう?」でした。

上手くいかないこともたくさんあった日々。


でも今は夢があります。
明確に、強い思いがあります。



夢は「儚い」ものと言われます。
叶えたら”なくなる”からかと思います。

でも、また次の夢や目標が生まれます。


将来とか10年後じゃなく、今すぐ叶えます。


今日も余白を持ちながら、精一杯生きていきます!


これからもよろしくお願いします!




タノ🦒でした!またね!



p.s. 86日続けたnote更新を昨日落としました。
でも後悔はないです( ´ ▽ ` )




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